小学生のRくんです。
バスティンの名曲集から、J.S.バッハの「メヌエット ト短調 BWV Anh.115」をさらいはじめました。
これと姉妹曲といってよい「ト長調のメヌエット」は、しばらく前にさらってマルになっていました。
今回はちょっと間をあけてからのバッハ、2曲目です。
まず譜読みの確認です。
譜読みの早いRくんは、前回のレッスンから今日までのあいだに、しっかり両手で通奏できるようになっていました。
1箇所の音の読みまちがいと、リズムの勘ちがいを直しました。
最後の最後で出てくる「シ♭ードレ・ソ・ファ♯・ソ」の「シ♭ードレ」を倍にのばして弾いていたので、正しいリズムに直しました。
曲をとおして4分音符と8分音符が中心でつくられている場合、とつぜん16分音符が出てくるとリズムを勘ちがいしやすいものです。
さて楽譜には、レガートとノン・レガートが書きわけられていますが、全体にレガートで弾いてきてくれました。
それはそれできれいに弾けていたので、あまり楽譜にこだわりすぎない方針にしました。
元気のよいト長調とちがって、しっとりしたト短調のメヌエットは楽譜上のノンレガートにこだわりすぎず、おおむねレガートでまとめてもよいと思います。
それから次回までに、楽譜にガイドとして記入してある表情記号(フォルテやピアノ、クレッシェンドやディミヌエンド)に気をつけて練習してもらうよう課題を出しました。
もともとバッハのオリジナルの楽譜には表情記号はないのですが、現代ピアノで弾く場合は一辺倒というわけにはいきません。
場面ごとに強くなったり・弱くなったりして当然だと思います。
「ト短調のメヌエット」は短いながらも、途中で長調に転調したり、前の部分とのコントラストを意識したフレーズがたくさん出てきます。
短いながら、いろいろな見どころが詰めこまれたショート・ショートのような曲です。
楽譜のガイドを参考に、場面にふさわしい曲想をつけてくることが次回の宿題となりました。
レッスン日 2021年11月30日(火) 17:30(こうき)
バスティンの名曲集から、J.S.バッハの「メヌエット ト短調 BWV Anh.115」をさらいはじめました。
これと姉妹曲といってよい「ト長調のメヌエット」は、しばらく前にさらってマルになっていました。
今回はちょっと間をあけてからのバッハ、2曲目です。
まず譜読みの確認です。
譜読みの早いRくんは、前回のレッスンから今日までのあいだに、しっかり両手で通奏できるようになっていました。
1箇所の音の読みまちがいと、リズムの勘ちがいを直しました。
最後の最後で出てくる「シ♭ードレ・ソ・ファ♯・ソ」の「シ♭ードレ」を倍にのばして弾いていたので、正しいリズムに直しました。
曲をとおして4分音符と8分音符が中心でつくられている場合、とつぜん16分音符が出てくるとリズムを勘ちがいしやすいものです。
さて楽譜には、レガートとノン・レガートが書きわけられていますが、全体にレガートで弾いてきてくれました。
それはそれできれいに弾けていたので、あまり楽譜にこだわりすぎない方針にしました。
元気のよいト長調とちがって、しっとりしたト短調のメヌエットは楽譜上のノンレガートにこだわりすぎず、おおむねレガートでまとめてもよいと思います。
それから次回までに、楽譜にガイドとして記入してある表情記号(フォルテやピアノ、クレッシェンドやディミヌエンド)に気をつけて練習してもらうよう課題を出しました。
もともとバッハのオリジナルの楽譜には表情記号はないのですが、現代ピアノで弾く場合は一辺倒というわけにはいきません。
場面ごとに強くなったり・弱くなったりして当然だと思います。
「ト短調のメヌエット」は短いながらも、途中で長調に転調したり、前の部分とのコントラストを意識したフレーズがたくさん出てきます。
短いながら、いろいろな見どころが詰めこまれたショート・ショートのような曲です。
楽譜のガイドを参考に、場面にふさわしい曲想をつけてくることが次回の宿題となりました。
レッスン日 2021年11月30日(火) 17:30(こうき)