室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

個性

2006年07月13日 | Weblog
自身がどんな音楽を演りたいのか、
どんなギターを弾きたいのか、
簡単なようで難しい問いだと思う。

‘一人の聴き手’としてだけでは満足できず、
楽器を手にしたからには、その人が、
‘その人の中で鳴っている音’
を具体化したいという気持が、音楽を聴くのみの人
より強いはずだと思う。
よく‘心の音’に耳を傾けてみると
‘今までに聴いてきた音楽’以外にも
各人独特の音楽が流れているのではないかと思う。
それは必ずしも鮮明なわけではないかもしれないが、
自分の中で‘漠然と鳴っている独特の音’を
具現化していく力をつけていくことが、
音楽の理解を深めていく、楽器を練習する
という事かもしれない。

また、音楽、楽器と接していく過程で、優れた弾き手等を
模倣するのは重要且つ有効な手段だが、
単に憧れのギタリスト等とクリソツに弾きたいだけなら
‘聴き手’として音楽と関わるだけでも充分かもしれない、
しかし、楽器を手にする人は、それ以上の意識を
持っているか、
内在、潜伏させているかの何れかのように思える。

ただし、‘個性’というキーワードを安易に考えてしまうと
否定的な意味での‘クセ弾きをする人’になってしまうので
音楽、楽器と接していく上で必要な事を確実に習得していく
事と平行して、
‘自身の音’とはどんな音なのか、じっくり耳や心を澄ます
事が重要だと思われる。


な~んか、ちょっと説教クサイというか宗教ちっくな
ブログになってしまったが、
僕は特に宗教を持っていません(笑)というより、
意志のモト、特定の宗教に傾倒しないのですが、
特定の宗教、信者の方々を批判するつもりもありません。
宗教の名のモト、
人をオトシイレルような集団は除きますが.....


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