日和山めぐり ~郷土「室積」を見つめる~

下関の日和山

日本海側の日和山めぐりをスタートしました。

まず最初は赤間神宮に立ち寄り、これからの旅の安全祈願をしました。

交通安全のステッカーもゲットしました。

左側は神社、右側にお寺の交通安全ステッカーを貼り付けています。

 赤間神宮から丸山町にある日和山を訪ねました。

伊崎の日和山に対して、丸山は月和山と記されていたそうです。

維新前後には異国船がしばしば関門海峡を通るので、その監視のためにこの山地が利用されて日和見したとされています。

だから高杉晋作像もあるのでしょう。

 丸山の日和山は公園で桜の名所です。

ちょうど桜まつりの準備で提灯が飾られていました。

小学生が最近作成した「下関で一番目の公園」という日和山公園の看板がありました。

「すくすく実ってね!!」という言葉でこの場所が大切にされていることが伝わりました。

海峡を望む高杉晋作像です。

高杉晋作像の下には日和山の名残を示す燈籠がありました。

この公園は大正時代に作られためか、現在は少し忘れ去られた寂しい場所になっているようです。

室積の象鼻ヶ岬と似ているようですね。

昔は抜群の眺望を誇っていたものと思われます。

昔のにぎわいを感じさせるお店が燈籠の横にありました。

  

次は伊崎町の日和山です。

 

 地域の高齢者に出くわし、日和山に登ることができるか尋ねてみました。

昔北前船の寄港地だったことはご存じでしたが「日和山がここにあるの!」という反応。

南波さんの本(日和山)によると、鉄塔のある小山が旧名日和山で、そこに2メートルの「毛利元徳公督軍」の石碑があり、碑文中に「伊崎日和山」があるとのこと。

道はないということで日和山に登ることは出来ませんでした。残念!

 伊崎日和山に対して丸山月和山とはうまく命名したものです。

 

道の駅にある西の市温泉「螢の湯」で入浴後、明日訪問予定の特牛港にある道の駅に向かいました。

とても新しい道の駅です。

すぐ側には角島もあり、特牛港周辺は昔よりにぎわいがあるのだと思われます。

 

角島大橋の存在大きいです。

現総理の地元ゆえに活性化しているのでしょうか。

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