goo blog サービス終了のお知らせ 

日和山めぐり ~郷土「室積」を見つめる~

旅の再開は2024年度春に開始、中途半端だったゴルフの基礎練習は現在も継続、猛暑や寒さを避けて旅をする予定です。

第64番 前神寺

2019年11月15日 | 日和山めぐり(四国編)

石鈇山 金色院 前神寺

前は神後は仏極楽の 
よろずの罪をくだくいしづち

山岳信仰の山として崇拝される日本七霊山の一つである石鎚山(標高1982m)の麓の霊場で、真言宗石鈇派の総本山であり、修験道の根本道場でもある。

前神寺の見どころ

・修行大師

・御瀧行場不動尊

大師堂右奥の浄土橋を渡った右。かつては滝打ち修行が行われていた。

・奥の院

・奥前神寺(石鎚山中腹にあり、現在はロープウエーが通じておりお山開き期間中参詣できる。)

※次回、登山で参拝したいです。

交通安全ステッカーを入手しました。


第63番 吉祥寺

2019年11月15日 | 日和山めぐり(四国編)

密教山 胎蔵院 吉祥寺

身の中の悪しきひほうを打ちすてて 
みな吉祥をのぞみいのれよ

四国霊場の中で、本尊を毘沙聞天とする札所は吉祥寺だけで、その縁起をたどる。
弘法大師がこの地方を巡教したのは弘仁年間とされ、その折に大師は1本の光を放つ檜を見つけ、一帯に霊気が満ちているのを感得した。大師は、この霊木で本尊とする毘沙聞天像を彫造、さらに脇侍として吉祥天像と善膩師童子像を彫って安置し、貧苦からの救済を祈願して堂宇を建立したのが開創と伝えられている。

吉祥寺の見どころ

・毘沙門天(四天王のうちの北方を司る「多聞天」で現世利益の仏様として信仰されている。)


・成就石

手水鉢の右横にある高さ1mほどの石で、中央下に径30〜40cmの穴があり、金剛杖を通せば願いが叶えられるという。


・くぐり吉祥天女(くぐると貧苦を取り除き富貴財宝を授かるという。)

お迎え大師の右横にあるのは本尊毘沙門天の妃であり脇侍である吉祥天女の像。当寺の名前の由来である。あらゆる貧困を取り除き大富貴をもたらす天部の仏様として篤い信仰を集めている。この像の下をくぐるとご利益があると伝えられており「くぐり天女」(きちじょうてんにょ)の名で多くの人に親しまれている。優雅な立ち姿が印象的。


第62番 礼拝所

2019年11月15日 | 日和山めぐり(四国編)

礼拝所

阿字の子が阿字の故郷にたちいでて
また立ち帰る阿字のふるさと

 

本尊十一面観音菩薩の功徳

十一面観音菩薩は六観音の役割として、阿修羅道の衆生を摂化するという。 密教の尊格であり、密教経典(金剛乗経典)の十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経(不空訳)、仏説十一面観世音神咒経、十一面神咒心経(玄奘訳)に説かれている。
十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、10種類の現世での利益(十種勝利)と4種類の来世での果報(四種功徳)をもたらすと云われている。

十種勝利

・離諸疾病(病気にかからない)
・一切如來攝受(一切の如来に受け入れられる)
・任運獲得金銀財寶諸穀麥等(金銀財宝や食物などに不自由しない)
・一切怨敵不能沮壞(一切の怨敵から害を受けない)
・國王王子在於王宮先言慰問(国王や王子が王宮で慰労してくれる)
・不被毒藥蠱毒。寒熱等病皆不著身(毒薬や虫の毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどく出ない。)
・一切刀杖所不能害(一切の凶器によって害を受けない)
・水不能溺(溺死しない)
・火不能燒(焼死しない)
・不非命中夭(不慮の事故で死なない)


第61番 香園寺

2019年11月15日 | 日和山めぐり(四国編)

栴檀山 教王院 香園寺

後の世を思えば詣れ香園寺   
止とめて止まらぬ白滝の水

香園寺は聖徳太子(574〜622)の開基という四国霊場屈指の古刹であり、一方、境内には本堂と大師堂を兼ねた超近代的な大聖堂を構えている。また、寺が創始した子安講の輪は、海外にまで広がり現在20,000人を超えている。

香園寺の見どころ

・大聖堂

昭和51年に建立。褐色の鉄筋コンクリート造り。高さ16m、1階が大講堂、2階が本堂と大師堂。本堂には620余の椅子席がある

朝7時過ぎです。

誰もいない中、静かに本堂・大師堂で般若心経を唱えることができました。

・子安大師像

 大聖堂の右手前。背中にゴザ、右手に錫杖、左手に赤ん坊を抱いた大師の姿。

・子安中学(現在の県立小松高校の前身で、昭和15年に寺が創設し、学校教育に尽力した。)

※現在の小松高校でした。


第60番 横峰寺

2019年11月14日 | 日和山めぐり(四国編)

石鈇山 福智院 横峰寺

たて横に峰や山辺に寺たてて  
あまねく人を救ふものかな

横峰寺の見どころ

・星供大師

 

・石楠花(本堂から大師堂の横の山際一面に植えてある。5月上旬から鮮やかな薄紅色の花が、境内を彩る。) 

・星ヶ森(名勝、山門から約600m、霊峰石鎚山の遥拝所)

※夕方になり行けませんでした。



第57番 栄福寺

2019年11月14日 | 日和山めぐり(四国編)

府頭山 無量寿院 栄福寺

この世には弓矢を守る八幡なり 
来世は人を救う弥陀仏

栄福寺の見どころ

・少年の箱車

 

・お願い地蔵(参道入口。赤い帽子をかぶっている。)

大師堂の十二支彫刻

栄福寺ではこれまでよりも大きな交通安全ステッカーが入手できました。



第56番 泰山寺

2019年11月14日 | 日和山めぐり(四国編)

金輪山 勅王院 泰山寺

みな人の詣りてやがて泰山寺 
来世の引導たのみおきつつ

泰山寺の見どころ

・本堂

・不忘の松

・地蔵車(本堂斜め前。石塔に丸い輪があり、これを回すと六道輪廻の絆を断てるといわれる。六道は、地獄・餓鬼など衆生が背負う六つの迷界。)