「お天道様に感謝して」 赤井川村石川農園から米農家便り

石川農園でのお米の栽培の様子や、赤井川村の出来事をお伝えします。
皆さんがおいしくお米を食べる事が出来ます様に。

春の準備運動

2008年04月12日 18時49分22秒 | 08年の事
3月28日~4月10日の作業

この時期になると、だんだんと暖かくなり日差しが強くなります。
天気の良い日をねらって、育苗に使う土の準備をします。



天気のよい朝に土を薄く敷き均し、保水性を向上させる資材や殺菌材と混ぜ合わせ、
適当な水分になるまで乾かします。




そして播種作業を行う倉庫へ・・・・・・。
ここからが準備運動の始まりです。

オートサイドと言う名称の機械(中に網が付いていて、細かい土とゴミや土の固まり
を分別する機械)に土を通します。



この作業は人力で行います。土を機械に入れる人、細かくなった土をすくう人。
なんとも腰が痛い。20分続けると

いっぺんには出来ないので、天気の良い日をねらって土を乾かし10日間位かけて
作業を行います。

筋肉痛がとれた頃この作業を繰り返し行う事になるので、後半は腕や腰に筋肉が
付き少し強くなった気がする。

大型ダンプ2台分の土を使っての、準備運動が先日やっとこ終わった。


これからが本番である。「シャーッ!」







作業メモ

カケ土
土-バケット10杯 タチガレン(殺菌剤)-2k ピートモス-5袋 ゼオライト-2袋

床土
土-バケット24杯 タチガレン(殺菌剤)-9k ピートモス-17袋 ゼオライト-9袋
肥料S258-4袋


作業時間

4人×4時間を4日 

不気味な数字だ・・・

3人×3時間を5日 に修正。
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いよいよスタート

2008年04月11日 06時42分57秒 | 08年の事
4月6日 浸種作業

種籾を品種を間違えないよう、約6Kg色の変えたメッシュの袋に詰める。



石川農園では5種類のうるち米を作付けする。

きらら397・ほしのゆめ・ななつぼし・ふっくりんこ・おぼろづき

どれも特徴がある。粘りが強いお米、粒の大きいお米・・・・。

食味だけではなく成長にも違いがある。

収量があるが倒伏しやすい稲・冷害に強いお稲、弱いお稲・人気があり高く取引できそうな品種。


種籾の袋詰めをするときは、とても迷う。

安全性も考えつつ、どの品種をどれだけ植えるか。

おいしくて収量がとれ、人気がある米の方がリスクが高い。

今年の夏は、寒いのか、暑いのか?

台風よこないでくれ。頼む。

今年の選択は、安全性は100あれば20位か?

パチンコやスロットよりもはるかにドキドキする。

農家はギャンブラー。





約10日間酸素の含まれる山沢の水を使い浸漬し、芽と根に目覚めてもらう。


作業メモ

種籾量
きらら397   40kg
ほしのゆめ    40Kg
ななつぼし   120kg
ふっくりんこ   90Kg
おぼろづき    40Kg

作業時間 一人 6h
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配達の途中で

2008年04月06日 03時16分22秒 | 08年の事
昨日、米配達の途中でコンビ二により、おかしを買った。



気になったのは、



キャラクター。

不二家のペコちゃんにしても、おやつのカールにしても可愛くて、
子供に人気のありそうなキャラクターが、いろいろあった。
僕も近い将来、自分の米袋をデザインしたく、とても興味がわいた。


ポテリッチを食べながら車を運転すること約30分・・・・・。


チーン


ふと湧いてでてきた。

その名は『こめっと君』。米とはっと(3歳の時からの自分のあだ名)

を合わせて『こめっと君』。

「なかなか、いいよー。」一人で思う。

赤信号、

「よし、画こう!」信号をちら、ノートを取りペンを持つ。

米粒とこめで、画いてみた・・・・。





「だめだこりゃ。」


デザイン米袋は程遠い。

絵の上手な方、書いてもらう事できませんか?

実はとなりにもう一体いて、こめっと兄弟だったりもするんですけど・・・・。





コメント (8)
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秘伝の土 石・川

2008年04月03日 23時26分05秒 | 08年の事
石川農園の圃場は、余市川の左岸約100mから200mの範囲に位置し、

土には石がコロゴロと転がっていて、砂分を多く含む砂壌土と呼ば

れる土質です。


水はけの良いこの土壌が、お米をおいしく育ててくれる秘密です。

余市川の新鮮な水と、それに含まれる酸素を沢山根が吸収し、

稲は丈夫においしく育っていくのです。




し・か・し・・・


育苗床には、この石はジャマ。

先日妻と『 石・川 さんだからしょうがないよねー 』と言いながら

撤去、撤去、撤去。




Hayato君は、ブログに写真を載せようとカメラのシャッターを

押す、押す、押す。



妻が一言、



『早く拾えばー!』



















痛っ。
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『 米 』

2008年04月01日 06時48分48秒 | はじめに
『 米 』  小学四年 石川 隼人


きれいだな。

いねは、こがね色に光る。

いねは、そよそよなびく。

海の波のようにそよそよなびく。


おいしいな。

ごはんは、つやつや光る。

ごはんは、とてもおいしい。

鳥の卵を小さくしたように、とてもおいしい。



最近、押入れの奥から出てきた小学生の頃の作文です。

くじけそうになった時は、この作文を読み米作りに精を出して行こうと思います。


みなさんどうぞ宜しくお願い致します。 H20.4.1 米作り四年 石川隼人 



でも、なぜ鳥の卵なのかな?卵掛けご飯が好きだったのでしょうか?
現在コレステロールが高めです・・・。
今はおにぎりが大好物です


コメント (6)
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