最近、ウチの近所の空き地を狙って?ポコポコ建ち始めている高層マンション、みんな同じ不動産会社の名前が付いています。
今日、信号待ちをしていて何の気なしにのマンションの看板の文字を見上げたら、この曲を聴いた記憶がよみがえりました。
ロジェ(フランス語でloger)って、英語のlodger(間借り人、下宿人)に響きが似てるんだけど、もしかして類義語?
と思って調べてみました。そしたらやっぱり英語のlogdeは、フランス語のlogerが語源でした。
そしてフランス語では、やはり永住するという意味は薄く、ある一定の期間住む場所みたいな意味でした。つまり既に日本語にもなっている『(スキー)ロッジ』とほぼ同じってことですね。『live』よりも、『Stay』ってことか。でも、このマンションって分譲で売り出されてた筈…もはや分譲とはいえ、終の棲家とする感覚は、現代の日本人にはないのだろうか??と、一つの単語でここまで考えてしまいました。
余談ですが、英語にもlogeという言葉がありますが、こちらはオペラのボックス席、または学生がテスト勉強で缶詰になる狭いスペースを意味するらしい。
因みにこの曲、一見お洒落そうで、本当は賃金労働者の悲哀を歌っています。『チャンスは平等、だけど賃金は平等じゃない〜』。結構、辛辣ですね。