ある時、トマト、スイートバジル、そしてモッツァレラチーズでサラダを作ってみたら、これってイタリアの国旗の色だということに気付きました。
じゃあ、日本の国旗は、真っ白いお米と紫蘇の色に染まった梅干(笑)で日の丸弁当。
アメリカの代表的な食べ物のイメージは、国旗からは連想しにくいですが、小麦よりもやはりトウモロコシの方が先のような気がする…。
なんて最近考えていたら、『フィールド・オブ・ドリームス』の原作者のウィリアム・パトリック・キンセラの訃報を新聞で見かけました。
この映画は…それこそトウモロコシ畑を舞台にしたストーリー。
大学で卒論に『ライ麦畑でつかまえて』を選んでしまった私に、アメリカ人の担当教授がこの映画も見ておくといいよ、と教えてくれて、早速観に行った思い出の映画でした。(その理由は、映画を見ている途中で判りました!)
その時買ったパンフレットには、確か『農業』、『野球』…すべての要素が、ハリウッド映画では『ヒットしない』キーワード!!なんて書いてあったような記憶があります。
しかしそんなハリウッドの常道に反して、この映画はヒットしただけでなく多くの賞を受賞しました。
また、今でも映画の感動が残っていて、たまたま開いた新聞の訃報記事の、何故か妙に懐かしい響きの人名に目が留まり、こんな記事を書いてしまう私のような者までいるわけです。
そういうわけで、トウモロコシ畑が歌詞に出てくる曲を、お婆ちゃんジャズシンガーのアルバータ・ハンターの力強い歌声で聴いてみたくなりました。