鈴木智香子の『この曲が聴きたい!!』 = A Song A Day =

その日の気分や季節柄に合わせて、ジャンルを問わず、とっておきの音楽をご紹介します。

Charlie Wilson First Name Charlie, Last Name Wilson

2017年02月24日 | 日記

定期的にやってくる、『コッテコテのブラックミュージックが聴きたくなる』病(笑)

またその病を助長してくれそうな、恰好の素材を見つけてしまったわ…。

こういうの聴いて決してラジオ体操したくなる人はいないと思うの(笑)。

ワタシは、あくまでスロウダウンの為に、イヤホンでどっぷり聴く派です。


マーク・ウィンクラー  Hip To Your Tricks

2017年02月21日 | 日記

昨日に引き続き、アーティストの名前間違えて記憶してて長いこと出逢えなかった曲パート2。

マーク・ホイットフィールドはジャズギタリストだってば!!(Mark W…までは合ってたんだが)

1982年の作品。この頃のロサンゼルスはホントこんな感じだったろうなぁ。って豊田の田舎娘の妄想を満たすのに充分なサウンドでした(笑)

実際行ってみたら、行かなきゃよかったって思ったけど。


ゲイリー・クラーク 『Free Floatin' フリーフローティン』

2017年02月20日 | 日記

ラジオでこの曲がいきなり耳に飛び込んできて、何てキレイなメロディーなんだ、って一瞬で感動して、即捕獲しようと必死にタイトルとアーティスト名を聴き取ったのはいいのですが、アーティスト名を間違って記憶していたため、20年以上この曲に再会する事ができませんでした(笑)ゲイリートーマスって誰よ?サックス吹きやんけ。ゲイリー・クラークだってば。痛恨のミス。

おまけに最近、ゲイリー・クラークJR.っつうブルースギタリストもいて、名前だけでググってもこの人がトップに出てきちゃう。

しかし、正しい名前と曲名とを一緒にググってみると…いたいた!ワタシみたいに、何十年経ってもこのアーティストが好きな人が!(皆さんマニアック…)

ちゃんと記事にして紹介してくれてる、有難いわぁ。

そうですよね。この人ホント今聴いても最高ですよね!

私もYouTubeで改めて聴いてみて、あの時の感動、全然色褪せてなかった!良かったぁ。

というわけで、早速○マゾンでCD購入手続きしました。

 

もう、ゼッタイ離さないよ(笑)

音楽を『捕獲』し、『所有する』この感じ、分かるかなぁ???


2017 Grammys The Weeknd ft Daft Punk-I Feel It Coming

2017年02月14日 | 日記

今年は珍しくグラミー賞の授賞式、ガチで観てみました。3時間以上は長かったぅ。

どうせ流行りもんのアーティストしか(それも誰が誰だかわかんない)出ないだろうってだんだん観なくなったの、いつからだったかな?

しかしヴィジュアルのネタがせいぜいジャケ写とMTVくらいだった時代、やはりメジャーなメディアはラジオやCDでした。ところが、グラミー授賞式では、あの人やあの人が、うわ、動いて歌ってるよ〜!ってなるんです。

よっしゃ、一挙手一投足を逃すものかっ!と、田舎の女子高生が世界の最先端のトレンド(音楽もファッションも)を目の当たりにして、ずっとゾクゾクしてた(笑)そんな衣裳、豊田の駅前には売ってねーよ、って軽く失望しながら(笑)。

しかし、毎年観ているうちに、ジャネットジャクソンの辺りからだったか、いつのまにかグラミー賞のアトラクションが歌ってるのか踊ってるのか分かんなくなってきて、とうとうメロディーが印象に残らなくなってきた。そしてそのあたりから、本当のスターじゃなくて『小物』が受賞するようになった。ってちょっと言い過ぎかな。

つまり、その時代に大衆から求められて持ち上がっていくスターじゃなくて、スターとして売るために作られたスターっていうのかな。とにかくものすごい人為的操作が見えてしまう『スター』。

で、今回のグラミー賞ですが、まあ相変わらずのゴリ押し感が続いてるな、って思った。ここはCDセールスやコンサートの観客動員数の営業成績発表の場、みたいな。保険会社のインセンティブ旅行かっての(笑)。そしてノミネートされたアーティスト達も、そんな世界の大舞台でパフォーマンスしてるっていうのに、尊敬に値するプロ意識はすごい感じるけど、突き抜けたオーラがまるでない(笑)。ベロベロに酔っ払った上、娼婦を連れ立って壇上に上がったハードロックグループが懐かしい(笑)

だけど、一つだけ今もあの頃と変わってない事がありました。そ、れ、は、『カントリーミュージック部門』!!!おおお抜群の安定感!!相変わらずのマッチョイズム全開!!!そして、人間の生声(なまごえ)勝負的なところがまだ生きてたような気がしました。日本○コード大賞も、演歌部門とかパフォーマンス部門とかジャンル別に分ければいいのに、って思った(笑)

で、結論なんですけど、時代が作る本当のスターってほんの一握りなんだなって。さすがにレディ・ガガやビヨンセは今の時代のスターだなと感じたけど、他のアーティストは、まあお雛様が近いんで例えてみるけど、五人囃子かな、って。で、最上段に鎮座するお雛様は今年はアデルに決定っていうことで、ガガちゃんは今年は三人官女。ってなるとお内裏様オブザイヤーは、今年はうーん、いなかったな。ブルーノ・マーズ、来年来るかな?

下の映像は、え、マイケル・ジャクソンの再来って言われてるの?そんなん初めて知ったわ、って人(笑)ほんっとに頭の中にメロディー残んないわ〜。この路線だったらアル・ジャロウ系目指してみたら?って勝手な事言ってみる(笑)

は?ザ・週末って何だよ〜アンタみたいな(まだまだ)うっすいキャラは本名で勝負しろよ〜(笑)エイベル・テスファイ(本名)、ちっとも悪くないよ。


アル・ジャロウ Glow(1974)

2017年02月13日 | 日記
 
全快と復帰を祈っていましたが…どうぞ安らかに。

先日も、出演したジャズのライブハウスで、アル・ジャロウのアルバムが店内のBGMとして偶然掛かったときに、私より2世代上の先輩ミュージシャンが「これ、昔よく聴いてたな。懐かしいな。」と言ってました。

きっと各世代に、それぞれのアル・ジャロウの音楽がありますね。

この人は、ジャズとポップの間を行き来するバランスが絶妙なシンガーで、難解でパーソナル(分かる奴だけ分かればいい、みたいな)になってしまいがちなジャズヴォーカルを、ギリッギリのところで商業的にも価値を持たせ、一般大衆リスナーに上質な作品を届ける名手でした。

だから、私のようなポップスから聴き始めたリスナーでも、少し背伸びをすれば彼の音楽が楽しめた。そして、本格的なジャズの世界に誘(いざな)う架け橋になってくれました。

そして特にこの下の曲のような、サウンドと(前に出過ぎてない)ヴォイスが絶妙な均衡を保った、抑制の効いたメロウな曲が私は好きでした(世代的には少し古いけど)。

ディキシーランド、R&B、モータウン…そこから、ブラックミュージックこんなところまで来たんだよ?って思うと、彼の作品群はまさに偉業の数々ですね。(しかも、1974年の時点でこのレベルかぁ。今のミュージシャン、何したらいいんだろね?)