むかいで健の笠置の風だより

日本共産党笠置町会議員のむかいで健(向出たけし)です。

福島へボランティアに行きました

2013年04月05日 | 日記

 3月29日~4月1日にかけて、日本共産党の震災ボランティアとして、福島県南相馬市に行きました。

 2日間で、2か所の仮設住宅をまわり、お米と水を配りました。

 また、お話も、たくさんお聞きしました。

 

 ●元の住居地域に入れず、生活再建の目途が立たないことや、仮設住宅は狭くて大変という方がおられました。

 ●比較的、高齢の方が多く、なかには、震災後、介護が必要となった家族を介護しているが、仮設住宅では、介護がしにくいといわれる方もおられました。

 ●震災だけで、原発がなければ、もっと早く復興できるのにと、いわれる方もおられました。

 

 お話をお聞きし、改めて、政治が責任をもって、生活再建をしっかりとすすめ、原発を無くすことを決断することが、大事だと思いました。

 

 なかには、仮設住宅にあげてくれ、お茶を出してくれる方や1時間以上話をしてくれる方もおられました。

 自分たちの訪問で、少しでも、仮設住宅の方が、元気づけられていれば、うれしく思います。

 また、機会があれば、ボランティアに行きたいと思います。

 

↑震災で壊れた自動車、バイクの置き場  ↑JR小高駅、地震当日のままの自転車

 

↑綿津見神社、東日本大震災慰霊碑    ↑津波避難所で亡くなった方の慰霊碑


3月議会で一般質問をしました(その4)

2013年04月04日 | 日記

 笠置町3月議会において、一般質問をしました。

 

公共事業の入札制度について質問しました

 笠置町の23年度・24年度の公共事業は、10件のうち、入札率が99%台が1件、98%台が3件と高い数値を示しています。

 仮に4000万円の公共事業で、90%の落札率なら、3600万円、98%なら、3920万円とその差320万円となり、こうした規模の事業が2、3あれば、600万、900万というような額の差になります。

 税金を有効に使う観点から、入札制度について、3つの提案をしました。

 (1)入札業者を増やすこと。

 笠置町では、土木に関して、事業金額の規模に応じて、業者のクラス分けがされています。

 Aクラスで3社、Bクラスで4社、Cクラスで1社となっています。この業者数では、競争の機能が働かず、落札価格が高止まりになるという状況的な問題があります。

 そこで、入札業者の対象を、町内だけでなく、他の自治体にもひろげるよう求めました。

 (2)予定価格を公表すること。

 予定価格がわかると、より低い額で入札しないと、仕事が取れないので、予定価格に近い額で落札となる可能性を低くすることができます。

 ただし、入札業者数が少ないと、この予定価格公表の効果も疑問が残ります。

 (3)郵便入札制度を導入すること。

 現在、入札は、入札日に、業者が指定の場所に集まり、入札する方法をとっています。

 少しでも公正を期すために、郵便で入札する方法を提案しました。

 

 その他、すべての入札結果の情報のHP(ホームページ)での公開を求めました。

 これらの提案について、建設産業課長からは、検討、結論を出すという内容の、前向きな答弁をいただきました。

 

(おわり)

 

 

 

 

 


3月議会で一般質問をしました(その3)

2013年04月04日 | 日記

 

 笠置町3月議会において、一般質問をしました。

 

有害鳥獣対策について質問しました

 有害鳥獣の被害を無くす第一歩として、狩猟免許の取得に係る費用を助成する制度をつくるように求めました。

 建設産業課長からは、近隣の動向を見て、考えていきたいと回答をいただきました。

 有害鳥獣の被害を無くすためには、数を減らし、人間は怖いと教育することが大事です。その為に、具体的な対策をすすめる必要があります。今後も、この問題を、どうすれば解決できるか勉強し、対策を提案して、解決に向けがんばります。

 

「いこいの館」の問題について質問しました

 この間、いこいの館は第三セクターとし、運営を株式会社料理かしばに委託することが既に決まっています。

 質問の時点では、「かしば」との業務委託契約書(案)が示され、「いこいの館」の特別委員会で審査中でした。

(3月29日に「いこいの館」の特別委員会が開かれ、契約書(案)は可決されました。)

 以下の2点を質問しました。

 (1)有限会社わかさぎが負担する費用はどのくらいか。

 契約書(案)では、売上金の3%を「使用料」として「かしば」が「わかさぎ」に納入するとなっています。

 (町長からは現在の売上で、年450万円程入ってくると示されています。

 ところが、いくら出ていくのかは、はっきりと示されていませんでした。これを示すように求めました。

 町長は、飲食部門・浴場業務の経費は100%「かしば」が負担する。建物管理は町がやっていく。建物16年経過、保守管理にお金がかかっていくのも事実、今ここで、いくらか出しずらい面もあると答弁されました。また、現在、修繕しなければならない部分については、修繕した上で、「かしば」に経営委託したいと答弁されました。

 (3月29日の特別委員会では、〝いくら出ていくか示します〟といわれました。)

 出ていくお金は、

 ①固定資産税、

 ②法人府民税の3%分に対応する分、

 ③施設の修繕で10万円以上の費用

 の3つが主なものとなることが、これまでにわかっています。

 これについては、③の金額がどうなるかはっきりと示されていないことに問題があります。

 (2)従業員の雇用について意思を尊重して。

 現在の「いこいの館」の従業員について、アルバイト・パートも含め、再雇用を望む方は、再雇用を、退職を望む方は、退職金とう退職の条件を、その意思に従って、対応するよう、町長に求めました。

 町長は、職員全員の退職を考えている。就職先については、出来なるなら面接の上で、再雇用をお願いしたいと民間側にも伝えている。職員の労働問題については、法に準拠し、適正に退職手続きをとりたいという内容の答弁をされました。

 

(つづく)

 

 

 

 


3月議会で一般質問をしました(その2)

2013年04月01日 | 日記

 

 笠置町3月議会において、一般質問をしました。

 

笠置駅の改善について質問しました

 笠置駅で階段を使用せずに、楽にホームへ行き来できるようにする為、次のことを町長に求めました。

 「職員専用通路~線路~ホーム」という経路を通行許可にし、ここに遮断機と警報機の設置をするよう、JR西日本に対し、はたらきかけをすること。

 町長は、安全をおして要求をいたすわけにいかないという答弁をされました。また、警報機は、音が近隣の住民の方から理解を得られないだろうとの内容の答弁もされました。

 この問題では、3月8日にJR西日本に申し入れに行き、様々な提案をし、その結果も受けて検討をしてきました。

 JR西日本に対しては、

 ①「職員専用通路~線路~ホーム」の経路の通行許可や遮断機・警報機の設置の提案、

 ②エレベーターの設置に関する質問、

 ③ホームの片側に停車する提案、

 ④座って自動で昇り降りできる「昇降機」を、階段に設置する提案、

 などなど質問と提案をしました。

 JR西日本はどの問題も困難・出来ないという内容の回答をしました。

 今回、以下の点から、遮断機・警報機の設置を求めることが良いと判断し、質問をしました。

 ①現状として、上記の「経路」を通行されている方がいる、

 ②通行の為の環境がある程度、整っている、

 (線路に立ち入れる構造がある(※1)。スロープもある

 ※1) JR西日本は立ち入りを許可していません。現場は、鍵のついた扉やチェーンも設置されています。ここでの意味は、駅舎側にもホーム側にも線路との間に扉が設置されていて、線路に入れる構造があるという意味です。

 ③費用は比較的かからない(JR西日本もあまりかからないとの回答をしています)

 最も良い解決方法は、「エレベーターの設置」や「上下線ともの、列車のホーム片側停車」です。しかし、これらは、金銭面などの理由で、実行は大変むずかしい方法です。

 しかし、あらゆる方法を検討し、課題や解決点を探り、階段を使用せずに、楽にホームへ行き来できるよう笠置駅の改善に向け、引き続きがんばります。

 

(つづく)