むかいで健の笠置の風だより

日本共産党笠置町会議員のむかいで健(向出たけし)です。

3月議会で一般質問をしました(その4)

2013年04月04日 | 日記

 笠置町3月議会において、一般質問をしました。

 

公共事業の入札制度について質問しました

 笠置町の23年度・24年度の公共事業は、10件のうち、入札率が99%台が1件、98%台が3件と高い数値を示しています。

 仮に4000万円の公共事業で、90%の落札率なら、3600万円、98%なら、3920万円とその差320万円となり、こうした規模の事業が2、3あれば、600万、900万というような額の差になります。

 税金を有効に使う観点から、入札制度について、3つの提案をしました。

 (1)入札業者を増やすこと。

 笠置町では、土木に関して、事業金額の規模に応じて、業者のクラス分けがされています。

 Aクラスで3社、Bクラスで4社、Cクラスで1社となっています。この業者数では、競争の機能が働かず、落札価格が高止まりになるという状況的な問題があります。

 そこで、入札業者の対象を、町内だけでなく、他の自治体にもひろげるよう求めました。

 (2)予定価格を公表すること。

 予定価格がわかると、より低い額で入札しないと、仕事が取れないので、予定価格に近い額で落札となる可能性を低くすることができます。

 ただし、入札業者数が少ないと、この予定価格公表の効果も疑問が残ります。

 (3)郵便入札制度を導入すること。

 現在、入札は、入札日に、業者が指定の場所に集まり、入札する方法をとっています。

 少しでも公正を期すために、郵便で入札する方法を提案しました。

 

 その他、すべての入札結果の情報のHP(ホームページ)での公開を求めました。

 これらの提案について、建設産業課長からは、検討、結論を出すという内容の、前向きな答弁をいただきました。

 

(おわり)

 

 

 

 

 


3月議会で一般質問をしました(その3)

2013年04月04日 | 日記

 

 笠置町3月議会において、一般質問をしました。

 

有害鳥獣対策について質問しました

 有害鳥獣の被害を無くす第一歩として、狩猟免許の取得に係る費用を助成する制度をつくるように求めました。

 建設産業課長からは、近隣の動向を見て、考えていきたいと回答をいただきました。

 有害鳥獣の被害を無くすためには、数を減らし、人間は怖いと教育することが大事です。その為に、具体的な対策をすすめる必要があります。今後も、この問題を、どうすれば解決できるか勉強し、対策を提案して、解決に向けがんばります。

 

「いこいの館」の問題について質問しました

 この間、いこいの館は第三セクターとし、運営を株式会社料理かしばに委託することが既に決まっています。

 質問の時点では、「かしば」との業務委託契約書(案)が示され、「いこいの館」の特別委員会で審査中でした。

(3月29日に「いこいの館」の特別委員会が開かれ、契約書(案)は可決されました。)

 以下の2点を質問しました。

 (1)有限会社わかさぎが負担する費用はどのくらいか。

 契約書(案)では、売上金の3%を「使用料」として「かしば」が「わかさぎ」に納入するとなっています。

 (町長からは現在の売上で、年450万円程入ってくると示されています。

 ところが、いくら出ていくのかは、はっきりと示されていませんでした。これを示すように求めました。

 町長は、飲食部門・浴場業務の経費は100%「かしば」が負担する。建物管理は町がやっていく。建物16年経過、保守管理にお金がかかっていくのも事実、今ここで、いくらか出しずらい面もあると答弁されました。また、現在、修繕しなければならない部分については、修繕した上で、「かしば」に経営委託したいと答弁されました。

 (3月29日の特別委員会では、〝いくら出ていくか示します〟といわれました。)

 出ていくお金は、

 ①固定資産税、

 ②法人府民税の3%分に対応する分、

 ③施設の修繕で10万円以上の費用

 の3つが主なものとなることが、これまでにわかっています。

 これについては、③の金額がどうなるかはっきりと示されていないことに問題があります。

 (2)従業員の雇用について意思を尊重して。

 現在の「いこいの館」の従業員について、アルバイト・パートも含め、再雇用を望む方は、再雇用を、退職を望む方は、退職金とう退職の条件を、その意思に従って、対応するよう、町長に求めました。

 町長は、職員全員の退職を考えている。就職先については、出来なるなら面接の上で、再雇用をお願いしたいと民間側にも伝えている。職員の労働問題については、法に準拠し、適正に退職手続きをとりたいという内容の答弁をされました。

 

(つづく)