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ラエリアン・ムーブメント
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■下痢のときに避けるべき食べ物は?専門家が解説
体が受け付けないものを飲み食いしたにせよ、ウイルス性の胃腸炎、ストレス、過敏性腸症候群(IBS)のような慢性疾患が原因であるにせよ、下痢は一日を一瞬で台無しにしかねない。
そんなときに食べもののことを考える余裕なんてないかもしれないが、消化器系が正常に機能するために重要なのは、やっぱり食事なんだそう。少しでも食欲が戻ってきたら、下痢のときにいいものを食べるようにし、よくないものは避けることが回復を早める鍵になるという。
例えば、バナナ、リンゴ、オートミール、大麦に含まれる水溶性食物繊維は、下痢の治療薬となりえる。管理栄養士のクリスティ・ガニョンによると、この種の食物繊維は水に溶けてゲル状になり、便のかさを増やしてくれるとか。
バナナ、ライス(米)、アップルソース、トーストの頭字語で、胃にやさしい淡白な味の食べものの摂取を奨励する「BRAT食」もまた、下痢を治す有名な食事法。
一方で下痢のときに避けたい食べものは、乳製品、高脂質食、辛い料理、糖質ゼロの食品。『Living A Real Life With Real Food』の著者で管理栄養士のベス・ウォーレンが言うには、これらの食品は腸のけいれんを引き起こし、下痢を悪化させてしまうそう。
善玉菌を増やす腸にいい一般的な食品も下痢を治すのに役立つ。「ヨーグルトやケフィアなどの食品に含まれる生きた微生物、プロバイオティクスを1日1食摂取するようにすると、腸内を善玉菌で満たすことができ、下痢の回復が早まります」とガニョン。
ただし、下痢が1週間以上続き、発熱や激しい痛みを伴う場合には医療機関を受診し、下痢の原因がより深刻な基礎疾患(炎症性腸疾患や甲状腺疾患など)でないかどうかを調べる検査を受けることが必須となる。
ではここからは、一般的な下痢の場合に専門家が推奨する食べるべき食品と避けるべき食品をみていこう。
下痢のときに食べるといいもの
下記の食べものは、淡白な味をした消化にやさしい食べものか、下痢によって失われやすい栄養素を補うのに役立つ食べもののいずれか。
1. バナナ
消化されやすい糖質を含むバナナは胃にやさしく、ウォーレンが言うには、下痢のときに失われやすい電解質のカリウムもたっぷり。さらにバナナに含まれるペクチンは、腸内の水分を吸収する働きを持っているため、便の排出をよりスムーズにしてくれるとか。
2. 米
米には便を固める作用があるため、ウォーレンいわく、排泄前のやわらかい便を固くする手助けをしてくれる。
3. 卵
こってりした洋風のオムレツは避けるべきだが、米メイヨークリニックは、バターやオイルを使わずに加熱した卵は便の状態が正常に戻り始めた頃の体の栄養補給に最適な食品だと明示している。
4. 白いパン
ウォーレンいわく、白いパンに食物繊維は含まれないため、下痢のときには消化されやすい食品としてオススメ。
下痢のときに食べるべきでないもの
便が正常に戻ることを望んでいるなら、以下の食品は胃の不調を引き起こしやすいため避けるべき。
1. ナッツとシード
ガニョンいわく、ナッツやシード(アーモンド、クルミ、フラックスシード、チアシード、ヘンプシードなど)には不溶性食物繊維と腸の筋肉を弛緩させるマグネシウムが豊富。そのため、ナッツやシードを食べると体の中を素早く通り抜けてしまい、下痢の症状を悪化させる可能性がある。
2. サラダ
下痢のときのサラダはまさに災いのもと。ガニョンによると、生野菜には不溶性食物繊維の含有量が多いため、消化器の内壁を刺激してしまうとか。代わりに、柔らかく火を通した野菜(人参、さやいんげん豆、ほうれん草など)を食べるようにしよう。あなたの胃が、きっと喜ぶはずだから。
3. コーヒー
ガニョンいわく、コーヒーは消化器を刺激するため、下痢のときは飲むのを避けるべき。「さらにカフェインは利尿作用があるため、尿の生成量を増加させます。そこに下痢の症状まで加わると、脱水症状を起こすリスクが高まります」とガニョン。
少なくとも下痢が治るまではコーヒをやめておき、代わりに胃を落ち着かせる作用のある緑茶やジンジャーティー、ペパーミントティーを飲むようにしよう。
4. 豆類
豆類(大豆、レンズ豆、ひよこ豆など)には食物繊維が1カップあたり15gも含まれているため、下痢の間は避けたほういいそう。また、ラフィノースという胃や小腸で消化吸収されない糖質も含んでいるため、ガスを発生させることがある。
医師の診察が必要なケースとは?
米メイヨークリニックによると、下痢の症状が2日以上続き、一向に改善がみられない場合は医師の診察を受ける必要がある。また、ひどい腹痛や肛門痛があったり、黒色便や血便が出ていたり、38度以上の発熱を伴う場合、水分をとるのも困難な状態にある場合にも、医療機関を受診する必要があるとのこと。
※この記事は、診断の代わりとなるものではありません。症状について不安がある場合には、必ず医師または資格を有する医療従事者の助言を仰いでください。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
【元記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd849dc706b5cb3853cf3d26d30534e069a03842
●「平和のための1分間瞑想」
https://www.raelianjapan.jp/1m4peace
●日本ラエリアン・ムーブメント
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●無限堂出版
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