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お酒でも!ご飯でも!お供になれる数の子の黄金松前漬け!

2011-11-22 10:28:23 | グルメ
 北海道の海の宝と言われている昆布、スルメイカ、数の子。この3つの海の宝を贅沢に使ったのが、松前町の郷土料理です。現在では北海道だけではなく、全国的に松前漬けの存在は知られています。黄色いダイヤとも呼ばれる数の子をふんだんに使い、黄金松前漬けの名前に負けない贅沢な仕上がりとなっています!



数の子を食べるなら松前漬けが一番!?
 陶芸家として知られている北大路魯山人は、大変な美食家でもあります。その魯山人は、数の子に他の味をしみこませてはいけない――と言ったそうです。かつ、数の子は生で食べるよりも、一度干したものを水でもどして食べた方が美味い――とも言ったそうです。これが本当だとすると、広く一般的に親しまれている塩漬けも、これから紹介しようとしている松前漬けも魯山人的に言えば、数の子の美味しい食べ方ではありません。
 が、しかし、人の好みは千差万別。著名な美食家がなんと言おうと、美味しいものは美味しいです。そう、松前漬けは美味しいんですよ!昆布とスルメイカの旨みが数の子に浸透して、アクセントとして入っている唐辛子の辛味で、ご飯とお酒がすすみます!また、昆布によって生まれる粘り気がこれまた堪りません!味はもちろんですが、松前漬けはイカと数の子で歯応えのいい食感も楽しめるのがいいところです。
 居酒屋などに行くと、お酒のお供として提供されることが多いですが、個人的に松前漬けはあつあつのご飯のお供になった方が美味しく食べられると思います。絶妙な塩加減と、昆布から生まれる粘り、スルメイカによる旨みの増加、これらと数の子が合わさることによって――松前漬けは最高のご飯のお供になってくれるのです!美味しいですよ~。数の子が丸ごと入った松前漬けなんて、地元っ子でも滅多に食べられませんよ~。

今や数の子の黄金松前漬けは高級品
 この松前漬けが生まれたのは、江戸時代になります。当時、最北端に位置していた松前藩では、ニシンが豊富に獲れ、それに伴って数の子も豊富にとれていました。が、あんまりにとれるもので、数の子の消費が追いつかなくなってしまい、捨てるのは勿体無い!ということで、数の子と一緒にスルメと昆布を塩で漬けたものが――松前漬けの始まりです。早い話が、松前付けが作られ始めた当初は、松前漬けはまったく高級なものではなかったのです。
 ところが、松前でニシンの不漁が続き、それに比例する形で数の子の収穫も減っていきます。その結果、松前漬けは数の子を抜いた、もしくはほんの少しの数の子を入れるだけの形になっていきました。なので、函館周辺で「松前漬け」というと、昆布とスルメをメインとして、数の子なんてほぼ入っていない松前漬けが庶民の味として流通しています。
 グレードが上がると蟹市さんで販売されているような、数の子がゴロリと入った松前漬けが購入できますが、とても気軽に手の出せるお値段ではないです。まぁ、蟹市さんの松前漬けも品質にこだわっていることもあってか、手軽に手を出せる値段ではないですけれども。…でも、高品質の松前漬けを買う――と考えたら、出せない値段ではないですけどね。

どうでもいい一般と本場の松前漬けの違い
 今回、松前漬けについてちょっと調べてみたんですが、なんでも本州の松前付けには、にんじんとしょうがが入っているそうな…。地元っ子(厳密には違う)の私としては、ありえないです。生まれてこの方、にんじんとしょうがが入った松前漬けなんて食べたことないです。味の想像すらつきません。カルチャーショック(?)です。
 ただ、厳密には私の地元である函館では当たり前に入っている唐辛子も、厳密な地元では入っていないらしいんですけどね。



数の子 黄金松前漬け
http://www.kani1.net/cate-sachi/gyoran-matumae.html
江戸時代から北海道人に親しまれている松前漬け。蟹市では、北海道人でも滅多に食べることのできない、数の子が丸ごとゴロリと入った黄金松前漬けを販売しております。北海道の旨みがにじみ出る昆布とスルメイカの旨みを吸収した数の子で、お酒はもちろん、ご飯も美味しくいただけます!

数の子を、自分好みに楽しむなら――
http://www.kani1.net/cate-sachi/gyoran-kazunoko.html
濃い味が好きな傾向のある北海道人――ひいては東日本人。濃い味は好きじゃない!高血圧だから高塩分NG!と言う方には、塩加減を自分で調節できる塩数の子がおすすめです。また、松前漬けの数の子と違って色々な料理に使えるというのも大きな利点です。塩数の子はあなた好みの方法で楽しめますよ!

スルメイカを使った――イカソーメンで一杯!
http://www.kani1.net/cate-sachi/gyokai-ika.html
北海道の海の宝の1つであるスルメイカ。蟹市ではそのスルメイカをソーメン状にカットしたイカソーメンを販売しています。函館で取れた新鮮なイカをカットし、鮮度を保ったまま真空パックすることで美味しさを逃さずに食卓へお届けすることができています。お酒のお供におすすめの一品です。

旨みなら――毛ガニだって負けてません!
http://www.kani1.net/cate-kegani/kegani.html
旨みが滲み出るのは昆布とスルメだけではありません!毛ガニも身の甘みとカニミソの旨みは、昆布とスルメに勝る美味しさがあります!年末年始に楽しむも良し、贅沢に酒の肴にするも良し、毛ガニの用途はとても広いので、購入して損をすることはありませんよ!



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