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幻のトウモロコシを、北海道へ行かずして堪能!

2011-11-14 12:00:00 | グルメ
蟹市――その店名にあるとおり、メインはカニの販売です。農業とはまったく無関係そうな蟹市ですが、実は幻と呼ばれていた白いトウモロコシ――ピュアホワイトを販売しているのです!どんなコネクション持ってんだよ!海産メインの蟹市で販売されているピュワホワイトですが、その品質に間違いはありませんよ!



幻の白いトウモロコシ――ピュアホワイト
 栽培が難しいため、滅多に市場に出回ることのなかった白いトウモロコシ――ピュアホワイト。しかし、メディアへの露出によってその人気が爆発的に上昇したことをきっかけに、最近では栽培を行う農家も増え、北海道外へもネットなどを通して販売されるようになりました。それでも、相変わらずピュアホワイトの生産は難しいようです。
 北海道のトウモロコシ栽培の基本は露地栽培。そのため、ピュアホワイトを隔離して栽培しないと、一般的な黄色いトウモロコシや、そのほかの品種のトウモロコシの花粉がピュアホワイトに付着して受粉してしまい、純粋なピュアホワイトを作ることができないのです。そうやって、ピュアホワイトは花粉まで気にしなくては生産することができないなど、ピュアホワイトの栽培は困難を極めるため、幻のトウモロコシと言われていました。
もちろん、現在も生産方法に変わりはないのですが、長年に亘る栽培のノウハウによって、生産量は上昇傾向にあります。

ピュアホワイトを食べるなら生で!
 トウモロコシといえば、焼くか茹でるかですが、ピュアホワイトに限っては、生の状態で食べることができます。
 北海道では、トウモロコシの時期に田舎の道路を走っていると、「ゆできび」と書かれた旗が立っていることがあります。このゆできびとは、茹でたトウモロコシのことで、北海道人にとって、とうもろこしは茹でて食べるのが基本です。焼きトウモロコシも、露店などで販売されることがありますが、私に関してはあまり馴染みのあるものではありません。
 そんな「トウモロコシ=茹でる」の方程式が出来上がっている私の目の前に出されたのが、生のピュワホワイトでした。悪い冗談か、ふざけているのかと思いましたが、「これ美味しいわ!」と笑顔の母。「渋味、えぐ味があったらいやだなぁ…」と思いながらも、騙されたと思ってピュアホワイトにかぶりついてみたところ――甘い!美味い!ウソォ!?とかなり驚きました。
 …とはいえ、このときの甘さへの驚きに関しては、私の脳内にあった甘さのハードルがかなり低かったこともあります。正直な話、茹でるなどの調理をした方がピュアホワイトの甘みはずっと増すでしょう。しかし、茹でなくても茹でた普通の黄色いトウモロコシと同等の甘さをピュアホワイトが持っているということが衝撃の事実です。
 幼少期、食欲旺盛な私はよくトウモロコシ(ゆできび)を買ってもらってはよく食べていました。が、そのせいで今ではトウモロコシ(ゆできび)が好きではないです。嫌いではないのですが、好き好んでは食べません。でも、そんな私でもピュアホワイトは別です。
ピュアホワイトを生で食べる感覚…!これはもう新感覚で新世界ですよ!見かけは完全にトウモロコシなのですが、食感がシャクシャクというか、シャリシャリというかで、茹でたトウモロコシとは明らかに別物です。食べたことのない方には、ぜひ一度は試していただきたいです。いい意味での軽いカルチャーショックを受けますよ!

ピュアホワイト販売――難点がないわけじゃない
 ピュアホワイトは鮮度が命の野菜です。そのため保存が効きません。収穫して即、販売するスタイルが主流になります。蟹市もこの例に漏れず、農家から収穫したものをすぐに購入者様のお宅へ配達する形式を取っています。
なので、ピュワホワイトのシーズンがこないと販売されず、その上、販売期間も長くはありません。さらに、配送方法にかかわらず、他の商品とは別で配送されます。幻のトウモロコシだけあって、他の商品とは別格の扱いです。…いえ、野菜関係すべてにいえることなんですけどね。
やや購入者に苦労が多いですが、それだけ蟹市は野菜の鮮度にこだわっているんです。美味しいものをより美味しく!――そう考えると、ちょっとの苦労は美味しさへのスパイスですよね。

ピュアホワイト
http://www.kani1.net/cate-yasai/purewhite.html
幻の白いトウモロコシ――ピュアホワイトを、北海道へ足を運ばずして楽しむ!カニ・海産メインの蟹市ですが、なんとピュアホワイトまで扱っております!販売期間が限られるなど、自由の聞かない点もありますが、それを乗り越えてでも食べる価値がピュアホワイトにはあります!幻たるピュアホワイトをぜひ楽しんでみてください!

北海道産だからできる!たっぷりイクラを使った丼飯!
http://www.kani1.net/cate-sachi/gyoran-ikura.html
北海道の川に上がってくる白鮭からとれるイクラを、しょうゆで漬けて、最高のご飯のお供にしています!蟹市ではたっぷりのいくらを良心的な価格で販売しているので、イクラたっぷりのイクラ丼を躊躇なく作ることができます!粒大き目のイクラを、口の中でプチプチ言わせながら堪能してください!

数の子の新境地!?北海道の郷土料理――黄金松前漬け
http://www.kani1.net/cate-sachi/gyoran-matumae.html
数の子といえば、塩漬けがベターですが、北海道の郷土料理である松前漬けは、その常識を軽く吹き飛ばします。数の子が嫌いな人でも、松前漬けの数の子なら食べられる人もいるのではないでしょうか?ご飯のお供に、お酒のおつまみに、松前漬けは様々な場面で活躍します。まだ食べた試しがない方は、一度楽しんでみてはいかがでしょうか?


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