*明日の花*

一期一会の風の中 出合った花 奇跡の花・・明日への花を咲かせましょう

全体練習

2017-06-04 | 合唱

第九のソプラノの最低音はD(レ)ですが、257小節目からは三音低いA(ラ)の音
最高音=H(英語ではB)(シ)までと音域がとても広く大変です。

高音の出し方は
軟口蓋もしっかり上げて、後ろから発声する感じです。
額を広げ 耳の脇から声を出すようにとか、、あくびをするときのようなとかおっしゃいます。
発音を気をつけながら 無理に喉だけで歌うとすぐに声がかれます。 

練習の回数に間隔があるので 間が空くと遅れてしまい挫折しそうになります。

第九は全部で4楽章から成り、合唱は第4楽章の途中から歌いますが
全体で約70分ある「第九」のうち、最初の50分程度は、合唱団やソリストの出番は全くありません。
第3楽章が終わった後、それまでの全てを否定するように不協和音による強いファンファーレが鳴り響き第4楽章が始まりますね。
そこで立ち上がったときに 経験した方は背筋がぞくぞくっとしたとか
涙ぐんで歌えなくなったとか、、お聞きしています。。
私もその部類に近い気がしています。。


アルトといえども これでアルトなの?と思うくらいです。
最低音=G(ソ)、最高音=E(ミ)
631や738ではアルトだけではじまるSuch' ihn・・・・・・などは
低い声が出ずらくて苦しいのに PPで高いミの音の連続が静かに続いていく
日本語訳では
星たちの彼方に創造主を求めよ!星たちの彼方に、(神)が住んでいるに違いない。
という美しい聴き所です。





本番は楽譜を見ず 暗譜ですし これから指揮者 オーケストラとの音あわせと
まだまだ練習は続きます。。楽しめるようにと心を鎮めているのですが^ ^どうかな。






娘がいた部屋で CDもかけて歌っています♪