このイベントは、数日前にたまたまこのあたりをウロウロしてた時に見つけたんだ。
無料だし、演者のトークショーもあるみたいだしー。
もちろん狂言もやってくれるし、8月に見たお題とは違うものなので楽しみなんだよね。
ラッキーなことに、スケジュールの都合もついたんで、チャレンジ!
ところで、この”キャンドルナイト狂言「仏師」@ヒルトンプラザイースト1Fアトリウム”は、
(ちなみに、ヒルトンホテルにつながってる吹き抜けホールね。オープンスタイルのガーデン喫茶みたいなのあるとこ)
”1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY”のプレイベントらしいよ。
では、キャンドルナイトってなんぞ?
実は、、、よくわかんないw
まぁ、以前から、この季節になると、このあたり(西梅田一帯?)で、やってる気がするよ。
確か、何年か前のビルボードでもこのイベントに参加してたと思うけどなー。。。
(現在は、やってないっぽいね)
そして、司会のおねーちゃんが登場してイベントが始まったよ。
そうそう、イスは約40席くらいかな。
最終的には、席も埋まり、立ち見もちらほらいたっけ。
んで、今回の演者は、父・茂山あきら、さんと息子の童司さんの2名。
(をっとここで、重大な勘違いを発券!彼らの名字を勘違いしてたので、8月の記事も訂正しとこ。)
彼らの簡単なプロフィール紹介の後、あきら氏の登場。
紋付き袴姿のあきら氏の話は、まぁこのキャンドルナイトの話から、ローソクの話。
実は、狂言にはローソクの話はほとんど登場しないんだとか。
数少ないながらも、ローソクが登場する、”死神”て狂言の概要とか話してくれたよ。
これも見てみたいもんだなー。
そうそう、小松左京が書いたSF狂言てのもあるんだとか。
、、、気になるわw
そして、彼は、この後の狂言の準備の為(舞台衣装にチェンジ)に、いったん退場。
次は、後見人?の鈴木氏の登場。
彼の仕事は、小道具をを演者に渡したり、ど忘れしたセリフを、こっそり演者に教える役目らしいw
そして彼は、狂言の簡単な決まり事を、おもしろおかしく話してくれたよ。
歩き方(中腰ですり足)とか、笑い方(こ、こ、これは文章では表現出来んw)。
物語の基本的な進め方とかね。
最後に今日の出し物”仏師”のあらすじと見所などを解説してくれたんだ。
さて狂言”仏師”の始まり~。
まぁ簡単に書くと、、、
信心深い田舎者の男が、自分の敷地にお堂を建てたけど、そこに入れる仏像がない。
田舎には仏像をつくってくれる仏師がいないので、都会へ仏師を探しに行くのだが。。。
そして、都会で運良く仏師と出会えた男だが、その仏師は実は詐欺師。
さて、念願の頼んだ仏像を受け取りに向かえば、そこには人肌の温さの仏像が、、、?
てなお話w
想像つくと思うけど、偽の仏像は詐欺師の返送。
変に思った田舎男が、となりの部屋に仏師を呼びに行けば、あわてて仏師が隣の部屋へ。
田舎男が、再び仏像を見にいけば、あわてて仏師が返送して仏像になりすましw
これの繰り返し後、仏師の返送がバレて。。。、で物語は終わり。
簡単に言えば、ドリフですなw
独特の言い回しつーか、抑揚かな?の言葉が、どことなくユーモラスで、時折クスッてなるんだ。
なんとなく登場人物も素朴な感じだし、時間の流れがゆったりとしてるよ。
これっってさ、当時の人達が見ても同じ印象を持つものなんだろーか。。。
より時間の流れの速い、ギスギスした人間関係の現代に生きる僕だから面白いのかな?て思ったり。。。
さぁ、トークショーを入れて、約60分のお楽しみでした。
とても面白かったわ。
ただ残念だったのは、、ここの吹き抜けホール、声が反射するんだよね。
だもんで、声が聞き取り肉いんだよ。
ちとそれが辛かったなー。
それにしても、こういう古典芸能は、是非、後世に残して欲しいわ。
そのためにも、こうやって若い人が集まる場所で、講演して欲しいなー。
あー、なんだか今日は忙しいわ。
この後、ビルボードのステージなんだ。。。
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