
今話の名セリフ:「だから、そういう風に生まれたんじゃなくて、経験して変わったんだと思う!」(花寺のどか)
「ヒーリングっど♡プリキュア」第21話「はじめまして! わたくし、風鈴アスミです」の感想です。
今話の開始直後のあいさつは、のどかとアスミの2人が担当。
「私、花寺のどか! 中学2年生!」
「私はアスミ。ラテ様の母・テアティーヌの思いと地球の力により、誕生しました。」

「地球をお手当てしたいラテ様。ラテ様の助けになりたい私。2人の心がキュンと繋がって、キュアアースになる事ができました。」
「アスミちゃん、これから一緒にお手当て、頑張ろうね!」




~ オープニング前 ~
前話の続きです。のどか達は、帰路についていました。
今日は、2度もお手当てし、メガビョーゲンは2体ともかなりの強さ。のどか達は、相当疲れています。
幸い、明日は日曜日で、学校が休み。ゆっくり休息をとりたいところです。
少しして、のどか、ちゆ、ひなたは、帰る方向が異なるため、別れます。しかし・・・、
「待って待って待って!」
「アスミはどこに帰るの!?」
「帰りません。ヒーリングガーデンには帰らない事になりましたので。」

「じゃなくて!」
「アスミちゃんのお家はどこなの!?」
「私に家はありません。強いて言えば、地球全体でしょうか。」
「スケールでかっ!」

「じゃ、どこで寝るの!?」
「お風呂は!?」
「ご飯は!?」


「私は、ラテ様の傍にいられれば、他に何もいりません。休む場所なら、ここで。」

「ダメダメ!」
「道端は駄目!」
「駄目なのですか?」
『うん!』

そりゃあ、車に轢かれる危険があるしなあ。・・・と言うのが一般的なんでしょうけど、ここは、知らないオッサンにお持ち帰りされて薄い本を熱くしちゃいそうだから、とでも言っておきますかね。(笑)
「壊滅的に人間界の常識がないペエ・・・。」
「このまま放っておくのは心配ラビ・・・。」
「だな・・・。」

「分かった・・・。私、何とかする!」

オープニングは、映像が一部変更されました。大部分は、アスミがのどか達の仲間になった事による変更です。
キャプチャー画像は、やや多めのため、他の変更部分と合わせて、感想の最後に載せます。
~ Aパート ~
それから少しして・・・、
「のどか。そちらのお嬢さんは?」


「アスミちゃん。風鈴アスミちゃんっていうの!」
「初めまして。アスミちゃんです。」
『初めまして・・・。』

自分の事を「ちゃん」付けしている事には、何もツッコまんのな。ツッコんだら負けだと思っているんでしょうか。それとも、いい歳してイタい子だと思ってたりして。(笑)
のどかは、アスミをしばらくの間ここに泊まらせてほしいと、両親にお願いします。両親は、泊まる事自体は認めるものの、家出しているのかとか、家の人は何と言っているのかなど、アスミの事を心配します。
これに対し、のどかは、アスミはラテの飼い主だと言いました。
「日本の事を知りたくて海外から来たバックパッカーでね、旅の途中でラテとはぐれちゃったんだって!」


のどかのこのオーバーリアクションは何なんだろう。まあ、可愛い過ぎるから、変に考えるのはよそう。無駄に考えて頭がオーバーヒートというのは嫌ですし。(笑)
「そう・・・。ラテの・・・。」
「そりゃあ、辛かっただろう・・・。」
「良かった・・・。いい感じラビ!」

「会えて良かったね・・・。」
「はい。ラテ様は、私の大切な存在ですから。」

『ラテ様!?』
「『様』は変ラビ!」


「アスミちゃん、ラテの事好き過ぎて、時々、『様』って呼んじゃうんだって! ね?」



のどかのオーバーリアクション再び。可愛い過ぎるんだが、そういうのを見せ過ぎると、感想作成が進まなくなって、それはそれで困るんだぜ。(笑)
両親は納得してくれたようで、アスミを泊めさせます。
その後、のどかは、アスミと一緒に自室へ。アスミの事を何とかできた事には安心しますが、両親に嘘をついている事に、罪悪感を抱いています。
それを聞いたアスミは、外で寝ようと言いますが、のどかとラビリンは止めます。
「それにね、アスミちゃんとラテが一緒にいられるようにしたかったの。私がそうしたいの!」

また、のどかはアスミに、ラテに「様」付けはやめた方がいいと指摘。変に思われそうなポイントはなるべく減らそうと、のどかは言います。
それから少しして、夕食。アスミは、生まれたばかりとなれば食事をするのも初めてであり、のどかに合わせて、「いだだきます」を言います。
箸も、のどかを見て、使おうとしますが・・・、


「アスミちゃん! もういいから! お箸はゆっくり練習しよう!」

アスミのその目は何すか(笑)。個人的にはネコ目の方がしっくりくるんですが、見た目が大人という事で、白目にしたんでしょうか。
という事で、スプーンとフォークで食べる事に。フォークを使って餃子を口にしました。
「アスミちゃん、どう・・・?」

「私・・・、初めて食べ物を食べました・・・。」

『え?』
「餃子! 餃子を初めて食べたんだよね! 今度は、そのタレをつけてみて! 美味しいから!」

アスミが、何かしゃべるたびに爆弾を投下するというボンバーマン状態になってますなあ。まあ、正確には人ではなく精霊ですから、ボンバーエレメントと言った方が正しいのでしょうけど。(笑)
それから少しして・・・、
「お風呂?」
「1日の身体の汚れを洗う場所だよ!」
「水浴びのようなものですね。」

「そうそう。ここに浸かってあったまるんだけど、その前にここをひねって・・・、」


「分かった・・・。今日は一緒に入ろう・・・。ね?」
「はい。」

これも、ちゃんとしたシャワーシーンですね! シャワーヘッドから流れた水か湯を身体に浴びているのですから! まあ、一部の大きなお友達からは血の涙が流れてますかね。(笑)
しばらくして就寝。
のどかは、アスミが横になるよりも早く眠りにつきました。今日1日、難しいお手当てを2回も行い、アスミのフォローをしたりと、のどかは、かなり疲れていたからです。
ラビリンは、誰かのために頑張っているのどかを、いつも一生懸命だと称えました。
その翌朝・・・、

「面白い食感で美味しいです。」

「そりゃあ良かった!」
「シリアル、食べた事ない?」
「初めてです。これは何の木の実ですか?」
『え?』

「あ! そういえば、私も気にした事なかったな! 原材料! コーンとか麦とかお米とかだって! ふわあ~、知らなかった!」


アスミが何かやらかすたびに、のどかの面白い動作や表情が出てきて、可愛いですなあ。あれ? アスミが色々とやらかしてくれるのは、実は「もっとやれ」ってやつ?(笑)
しばらくして、のどかとアスミは、ひなたの家に向かっていました。
ですが、その途中、アスミは赤信号の横断歩道を渡ってしまいます。しかも、その右方向から車が。
のどかは急いで、アスミを歩道に戻させます。車が通ったのは、その後でしたので、大きな被害はありませんでした。
しかし・・・、

のどかは、左手をすりむいていました。ですが、のどかは、この後ひなたの家で消毒するから大した事ではないと言います。
その直後、のどかはアスミに信号について説明。
「どうしてですか?」
「え? 何で、止まれが赤なんだろう? 青っていうけど、緑だし・・・。」

「そうではなく、なぜ、のどかは、私のために尽くして下さるのですか? プリキュアだからですか?」

「疲れているのに色々お世話してくれたり、私のためにケガまでして・・・。それでも、笑顔で説明をしてくれたり・・・。のどかは、そういう風に生まれたのですか? 私が、ラテをお守りするために生まれたように。」


「ううん。違うと思う・・・。」

「私ね、色んな人に沢山助けてもらって、今こうやって元気でいられるの・・・。それで、私も、色んな人を助けたいって思うようになったのね。」

「だから、そういう風に生まれたんじゃなくて、経験して変わったんだと思う!」

「経験・・・。」

その頃、ダルイゼンはメガビョーゲンを生み出しました。

ラテが体調を崩した事で、メガビョーゲンの出現を察知。ラビリンは、ひなたの家にいる、ちゆとひなたにその事を伝えました。
~ Bパート ~
少しして、グアイワルがメガビョーゲン出現現場に。バテテモーダから手に入れたメガビョーゲンのかけらを、メガビョーゲンの身体に取り込ませました。
すると、メガビョーゲンが巨大化。一気に広範囲が蝕まれました。
ちょうどその時、のどか達も現場に到着。いきなりメガビョーゲンが大きくなっている事に疑問を感じるものの、一刻も早くお手当てをするため、プリキュアに変身します。
『スタート!』

『プリキュア! オペレーション!』


『キュアタッチ!』







『重なる二つの花!』

「キュアグレース!」


『交わる二つの流れ!』

「キュアフォンテーヌ!」


『溶け合う二つの光!』

「キュアスパークル!」

「スタート!」

「プリキュア! オペレーション!」

「エレメントレベル上昇ラテ!」

『キュアタッチ!』




『時を経て繋がる二つの風!』

「キュアアース!」



『地球をお手当て! ヒーリングっど♡プリキュア!』

バトルが始まって早々、4人の一斉キックで、メガビョーゲンを転ばせました。その後、アースが素早い動きでメガビョーゲンを翻弄し、強力な蹴りでメガビョーゲンにダメージ。
その後、キュアスキャンでエレメントの居場所も確認。このまま決着をつけたいところですが、そうはさせまいとメガビョーゲンが反撃を仕掛けてきました。
それでも、プリキュア達は、相手の隙ができたところを攻撃していき、少しずつダメージを与えていきます。
そんな中・・・、


「その手があったか!」

「ダルイゼン!」
「何企んでるラビ!」
「さあね。」





「グレース・・・。」





「新入りもやるじゃん。」

「グレース、大丈夫ですか?」
「うん。ありがとう、アース!」

「身体が、自然と動いていました。少し分かったような気がします。お返しに、人を助けたいという気持ち。」


その後、フォンテーヌとスパークルの攻撃でメガビョーゲンをよろけさせました。
そして・・・、
「アースウインディハープ!」

「エレメントチャージ!」

「舞い上がれ、癒しの風!」

「プリキュア! ヒーリングハリケーン!」



「お大事に・・・。」

周りは元通りになり、ラテの体調も回復しました。
それから少しして、のどか達は、ひなたの家のカフェに集まっていました。アスミがのどかの家で暮らせるようになった事に乾杯します。


「このような経験も、いつか私に、何か変化をもたらすのでしょうか?」
「うん、きっと! 私も新しい事経験するの、すごく楽しみ!」

「そうですか・・・。」


今回は、これで終了です。
次回:「ラテ逃げないで! 消える体と芽生える気持ち」
のどかの家でしばらく一緒に暮らす事になったアスミですが、ラテのお世話に一生懸命になり過ぎで、ラテは少し戸惑っています。危険だから散歩に行くのも駄目だそうで。
ラテに避けられたのがすごくショックだったのか、アスミは今にも消えちゃいそうに落ち込んでいます。・・・と思っていたら、身体が半透明になっていて・・・。
【まとめ】
アスミは、「風鈴 アスミ」として、しばらくの間、のどかの家で過ごす事になり、生まれたばかりで分からない事だらけの自分に尽くしてくれるのどかを見て、自分ものどかを助けたいと自然に動いたり、新たな経験を楽しみたい気持ちが出てきました。
さて、今話のポイントは「経験」でしょうか。
公式ホームページによれば、アスミの見た目は20歳くらいですが、実際は生まれたばかりの精霊。そのため、知らない事ばかりで、ほとんどの物事が初めて体験するものになります。
知らない事ばかりというのは、このアニメのメイン視聴層である女の子達にも当てはまる事。アスミと違って、箸の使い方や信号を知っている子は結構いるのかもしれませんが、まだ小学校入学前。漢字、掛け算、割り算、地図、実験など、これから学ぶものは沢山あります。
しかも、これらは、立派な大人になるための必要知識。これらを全部覚えなければならないと思うと、子供達にとっては、うんざりする思いでしょう。
と言っても、その習得過程の大部分は、大人達がフォローしてくれるもの。分からない事があれば、先生や親御さん達が丁寧に教えてくれますし、子供達が対応できない事は、大人達が代わりに対応してくれます。
それに、勉強がまったく分からなかったとしても、小中学生には、留年なんてものが存在しません。勉強を覚える気がなく、学校にあまり行かなかったとしても、卒業する事は可能です。
ですが、それに甘えていれば、大きな成長は望めず、ロクな大人にはなれません。誰かと結婚して、子供をもうけて、一家幸せに暮らそうなんていうのは、夢のまた夢です。
それに、子供達よりも先に死ぬのは大人達。小さい頃からずっと支え続けている大人達も、いつかは亡くなってしまい、いつまでもその者達に甘え続けるなんて事はできません。
誰かに甘え続けていれば、どこかで、それがツケとなって返ってきて、その後の人生は相当苦労する事になるでしょう。
そうならないためにも、大人達に頼り過ぎず、自分達から積極的に様々な事を学んだり体験したりする姿勢が大事なんでしょうね。そうして、多くの経験を積む事で、子供達は成長していって、立派な大人になるのだと思いますね。
と言っても、その過程においては、失敗も多々あるでしょう。誰かに迷惑をかけてしまう事だってあります。
しかし、それを恐れてしまっては、何もできず、成長は望めません。それに、どうすれば同じ事をしなくて済むのか、成功するには何をすればいいのかなどを考える余地があり、失敗から学ぶ事もあります。失敗は決して無駄なんかではなく、立派な経験です。
今話のアスミは、道端で寝ようとしたり、箸が使えなかったり、服を着た状態でシャワーを出したり、赤信号を渡りかけてのどかに怪我させたりと、様々な失敗がありましたが、今後のアスミに良い変化をもたらすかもしれない、貴重な経験だったでしょう。
特に、赤信号の件は、バトルシーンで、自然にグレースを助けに動いた事に繋がり、協力して戦う事の大切さを学んだようにも思います。次のパワーアップイベントは4人合体技のお披露目だと思いますので、それに向けて今話は良い一歩を歩めたのではないのでしょうか。
次回以降も、アスミは、初めての事だらけに困惑したり、失敗する事はあるかと思いますが、失敗を恐れず、良い経験を積んでほしいもの。
そして、それは、のどか、ちゆ、ひなたの3人にも言える話。地球での生活はアスミより詳しいとはいえ、3人とも、まだ中学生であり、大人ではないですからね。
最終回までに、のどか達がどんな事を学んで、どう成長していくのか、しっかり見届けていきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
最後に、後回しにした、オープニング映像などの変更部分のキャプチャー画像を載せていきます。
まずは、オープニング映像から。

「キュアキュアTOUCH!!」の直前。前話までは、ラテの後ろ姿だったのが、アスミとラテのペアに。


「毎日キラキラ分けあおうね」のところでは、アスミが追加。

サビに入る前に映っていたプリキュアは、アースとして明確に描かれました。

「この出会いが運命」という歌詞の直前。これまでは、ラテとエレメントボトルだったのが、アースとラテに変わりました。

敵幹部勢揃いのシーンは、前話でバテテモーダが退場となったため、バテテモーダ登場前のものに戻りました。

アースが追加。

オープンニング最後。前の絵にアスミを追加したものではなく、差替えとなりました。
続いて、オープニング直後の1枚絵。



こちらは、Bパート開始直前のアイキャッチ。今回も、メインキャラ達がチビキャラとして描かれており、癒されますね。
前話まではアイキャッチが2種ありましたが、もう1種も変わるのでしょう。そちらも楽しみにしています。
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ヒーリングっど♡プリキュア」第21話「はじめまして! わたくし、風鈴アスミです」の感想です。
今話の開始直後のあいさつは、のどかとアスミの2人が担当。
「私、花寺のどか! 中学2年生!」
「私はアスミ。ラテ様の母・テアティーヌの思いと地球の力により、誕生しました。」


「地球をお手当てしたいラテ様。ラテ様の助けになりたい私。2人の心がキュンと繋がって、キュアアースになる事ができました。」
「アスミちゃん、これから一緒にお手当て、頑張ろうね!」






~ オープニング前 ~
前話の続きです。のどか達は、帰路についていました。
今日は、2度もお手当てし、メガビョーゲンは2体ともかなりの強さ。のどか達は、相当疲れています。
幸い、明日は日曜日で、学校が休み。ゆっくり休息をとりたいところです。
少しして、のどか、ちゆ、ひなたは、帰る方向が異なるため、別れます。しかし・・・、
「待って待って待って!」
「アスミはどこに帰るの!?」
「帰りません。ヒーリングガーデンには帰らない事になりましたので。」


「じゃなくて!」
「アスミちゃんのお家はどこなの!?」
「私に家はありません。強いて言えば、地球全体でしょうか。」
「スケールでかっ!」

「じゃ、どこで寝るの!?」
「お風呂は!?」
「ご飯は!?」



「私は、ラテ様の傍にいられれば、他に何もいりません。休む場所なら、ここで。」


「ダメダメ!」
「道端は駄目!」
「駄目なのですか?」
『うん!』


そりゃあ、車に轢かれる危険があるしなあ。・・・と言うのが一般的なんでしょうけど、ここは、知らないオッサンにお持ち帰りされて薄い本を熱くしちゃいそうだから、とでも言っておきますかね。(笑)
「壊滅的に人間界の常識がないペエ・・・。」
「このまま放っておくのは心配ラビ・・・。」
「だな・・・。」

「分かった・・・。私、何とかする!」


オープニングは、映像が一部変更されました。大部分は、アスミがのどか達の仲間になった事による変更です。
キャプチャー画像は、やや多めのため、他の変更部分と合わせて、感想の最後に載せます。
~ Aパート ~
それから少しして・・・、
「のどか。そちらのお嬢さんは?」


「アスミちゃん。風鈴アスミちゃんっていうの!」
「初めまして。アスミちゃんです。」
『初めまして・・・。』


自分の事を「ちゃん」付けしている事には、何もツッコまんのな。ツッコんだら負けだと思っているんでしょうか。それとも、いい歳してイタい子だと思ってたりして。(笑)
のどかは、アスミをしばらくの間ここに泊まらせてほしいと、両親にお願いします。両親は、泊まる事自体は認めるものの、家出しているのかとか、家の人は何と言っているのかなど、アスミの事を心配します。
これに対し、のどかは、アスミはラテの飼い主だと言いました。
「日本の事を知りたくて海外から来たバックパッカーでね、旅の途中でラテとはぐれちゃったんだって!」




のどかのこのオーバーリアクションは何なんだろう。まあ、可愛い過ぎるから、変に考えるのはよそう。無駄に考えて頭がオーバーヒートというのは嫌ですし。(笑)
「そう・・・。ラテの・・・。」
「そりゃあ、辛かっただろう・・・。」
「良かった・・・。いい感じラビ!」

「会えて良かったね・・・。」
「はい。ラテ様は、私の大切な存在ですから。」

『ラテ様!?』
「『様』は変ラビ!」



「アスミちゃん、ラテの事好き過ぎて、時々、『様』って呼んじゃうんだって! ね?」





のどかのオーバーリアクション再び。可愛い過ぎるんだが、そういうのを見せ過ぎると、感想作成が進まなくなって、それはそれで困るんだぜ。(笑)
両親は納得してくれたようで、アスミを泊めさせます。
その後、のどかは、アスミと一緒に自室へ。アスミの事を何とかできた事には安心しますが、両親に嘘をついている事に、罪悪感を抱いています。
それを聞いたアスミは、外で寝ようと言いますが、のどかとラビリンは止めます。
「それにね、アスミちゃんとラテが一緒にいられるようにしたかったの。私がそうしたいの!」

また、のどかはアスミに、ラテに「様」付けはやめた方がいいと指摘。変に思われそうなポイントはなるべく減らそうと、のどかは言います。
それから少しして、夕食。アスミは、生まれたばかりとなれば食事をするのも初めてであり、のどかに合わせて、「いだだきます」を言います。
箸も、のどかを見て、使おうとしますが・・・、




「アスミちゃん! もういいから! お箸はゆっくり練習しよう!」

アスミのその目は何すか(笑)。個人的にはネコ目の方がしっくりくるんですが、見た目が大人という事で、白目にしたんでしょうか。
という事で、スプーンとフォークで食べる事に。フォークを使って餃子を口にしました。
「アスミちゃん、どう・・・?」


「私・・・、初めて食べ物を食べました・・・。」

『え?』
「餃子! 餃子を初めて食べたんだよね! 今度は、そのタレをつけてみて! 美味しいから!」


アスミが、何かしゃべるたびに爆弾を投下するというボンバーマン状態になってますなあ。まあ、正確には人ではなく精霊ですから、ボンバーエレメントと言った方が正しいのでしょうけど。(笑)
それから少しして・・・、
「お風呂?」
「1日の身体の汚れを洗う場所だよ!」
「水浴びのようなものですね。」


「そうそう。ここに浸かってあったまるんだけど、その前にここをひねって・・・、」




「分かった・・・。今日は一緒に入ろう・・・。ね?」
「はい。」

これも、ちゃんとしたシャワーシーンですね! シャワーヘッドから流れた水か湯を身体に浴びているのですから! まあ、一部の大きなお友達からは血の涙が流れてますかね。(笑)
しばらくして就寝。
のどかは、アスミが横になるよりも早く眠りにつきました。今日1日、難しいお手当てを2回も行い、アスミのフォローをしたりと、のどかは、かなり疲れていたからです。
ラビリンは、誰かのために頑張っているのどかを、いつも一生懸命だと称えました。
その翌朝・・・、


「面白い食感で美味しいです。」

「そりゃあ良かった!」
「シリアル、食べた事ない?」
「初めてです。これは何の木の実ですか?」
『え?』


「あ! そういえば、私も気にした事なかったな! 原材料! コーンとか麦とかお米とかだって! ふわあ~、知らなかった!」




アスミが何かやらかすたびに、のどかの面白い動作や表情が出てきて、可愛いですなあ。あれ? アスミが色々とやらかしてくれるのは、実は「もっとやれ」ってやつ?(笑)
しばらくして、のどかとアスミは、ひなたの家に向かっていました。
ですが、その途中、アスミは赤信号の横断歩道を渡ってしまいます。しかも、その右方向から車が。
のどかは急いで、アスミを歩道に戻させます。車が通ったのは、その後でしたので、大きな被害はありませんでした。
しかし・・・、

のどかは、左手をすりむいていました。ですが、のどかは、この後ひなたの家で消毒するから大した事ではないと言います。
その直後、のどかはアスミに信号について説明。
「どうしてですか?」
「え? 何で、止まれが赤なんだろう? 青っていうけど、緑だし・・・。」

「そうではなく、なぜ、のどかは、私のために尽くして下さるのですか? プリキュアだからですか?」


「疲れているのに色々お世話してくれたり、私のためにケガまでして・・・。それでも、笑顔で説明をしてくれたり・・・。のどかは、そういう風に生まれたのですか? 私が、ラテをお守りするために生まれたように。」



「ううん。違うと思う・・・。」

「私ね、色んな人に沢山助けてもらって、今こうやって元気でいられるの・・・。それで、私も、色んな人を助けたいって思うようになったのね。」


「だから、そういう風に生まれたんじゃなくて、経験して変わったんだと思う!」

「経験・・・。」

その頃、ダルイゼンはメガビョーゲンを生み出しました。

ラテが体調を崩した事で、メガビョーゲンの出現を察知。ラビリンは、ひなたの家にいる、ちゆとひなたにその事を伝えました。
~ Bパート ~
少しして、グアイワルがメガビョーゲン出現現場に。バテテモーダから手に入れたメガビョーゲンのかけらを、メガビョーゲンの身体に取り込ませました。
すると、メガビョーゲンが巨大化。一気に広範囲が蝕まれました。
ちょうどその時、のどか達も現場に到着。いきなりメガビョーゲンが大きくなっている事に疑問を感じるものの、一刻も早くお手当てをするため、プリキュアに変身します。
『スタート!』


『プリキュア! オペレーション!』



『キュアタッチ!』













『重なる二つの花!』


「キュアグレース!」


『交わる二つの流れ!』


「キュアフォンテーヌ!」


『溶け合う二つの光!』


「キュアスパークル!」

「スタート!」


「プリキュア! オペレーション!」


「エレメントレベル上昇ラテ!」


『キュアタッチ!』








『時を経て繋がる二つの風!』


「キュアアース!」




『地球をお手当て! ヒーリングっど♡プリキュア!』


バトルが始まって早々、4人の一斉キックで、メガビョーゲンを転ばせました。その後、アースが素早い動きでメガビョーゲンを翻弄し、強力な蹴りでメガビョーゲンにダメージ。
その後、キュアスキャンでエレメントの居場所も確認。このまま決着をつけたいところですが、そうはさせまいとメガビョーゲンが反撃を仕掛けてきました。
それでも、プリキュア達は、相手の隙ができたところを攻撃していき、少しずつダメージを与えていきます。
そんな中・・・、




「その手があったか!」


「ダルイゼン!」
「何企んでるラビ!」
「さあね。」








「グレース・・・。」









「新入りもやるじゃん。」

「グレース、大丈夫ですか?」
「うん。ありがとう、アース!」

「身体が、自然と動いていました。少し分かったような気がします。お返しに、人を助けたいという気持ち。」


その後、フォンテーヌとスパークルの攻撃でメガビョーゲンをよろけさせました。
そして・・・、
「アースウインディハープ!」


「エレメントチャージ!」


「舞い上がれ、癒しの風!」

「プリキュア! ヒーリングハリケーン!」






「お大事に・・・。」

周りは元通りになり、ラテの体調も回復しました。
それから少しして、のどか達は、ひなたの家のカフェに集まっていました。アスミがのどかの家で暮らせるようになった事に乾杯します。



「このような経験も、いつか私に、何か変化をもたらすのでしょうか?」
「うん、きっと! 私も新しい事経験するの、すごく楽しみ!」

「そうですか・・・。」


今回は、これで終了です。
次回:「ラテ逃げないで! 消える体と芽生える気持ち」
のどかの家でしばらく一緒に暮らす事になったアスミですが、ラテのお世話に一生懸命になり過ぎで、ラテは少し戸惑っています。危険だから散歩に行くのも駄目だそうで。
ラテに避けられたのがすごくショックだったのか、アスミは今にも消えちゃいそうに落ち込んでいます。・・・と思っていたら、身体が半透明になっていて・・・。
【まとめ】
アスミは、「風鈴 アスミ」として、しばらくの間、のどかの家で過ごす事になり、生まれたばかりで分からない事だらけの自分に尽くしてくれるのどかを見て、自分ものどかを助けたいと自然に動いたり、新たな経験を楽しみたい気持ちが出てきました。
さて、今話のポイントは「経験」でしょうか。
公式ホームページによれば、アスミの見た目は20歳くらいですが、実際は生まれたばかりの精霊。そのため、知らない事ばかりで、ほとんどの物事が初めて体験するものになります。
知らない事ばかりというのは、このアニメのメイン視聴層である女の子達にも当てはまる事。アスミと違って、箸の使い方や信号を知っている子は結構いるのかもしれませんが、まだ小学校入学前。漢字、掛け算、割り算、地図、実験など、これから学ぶものは沢山あります。
しかも、これらは、立派な大人になるための必要知識。これらを全部覚えなければならないと思うと、子供達にとっては、うんざりする思いでしょう。
と言っても、その習得過程の大部分は、大人達がフォローしてくれるもの。分からない事があれば、先生や親御さん達が丁寧に教えてくれますし、子供達が対応できない事は、大人達が代わりに対応してくれます。
それに、勉強がまったく分からなかったとしても、小中学生には、留年なんてものが存在しません。勉強を覚える気がなく、学校にあまり行かなかったとしても、卒業する事は可能です。
ですが、それに甘えていれば、大きな成長は望めず、ロクな大人にはなれません。誰かと結婚して、子供をもうけて、一家幸せに暮らそうなんていうのは、夢のまた夢です。
それに、子供達よりも先に死ぬのは大人達。小さい頃からずっと支え続けている大人達も、いつかは亡くなってしまい、いつまでもその者達に甘え続けるなんて事はできません。
誰かに甘え続けていれば、どこかで、それがツケとなって返ってきて、その後の人生は相当苦労する事になるでしょう。
そうならないためにも、大人達に頼り過ぎず、自分達から積極的に様々な事を学んだり体験したりする姿勢が大事なんでしょうね。そうして、多くの経験を積む事で、子供達は成長していって、立派な大人になるのだと思いますね。
と言っても、その過程においては、失敗も多々あるでしょう。誰かに迷惑をかけてしまう事だってあります。
しかし、それを恐れてしまっては、何もできず、成長は望めません。それに、どうすれば同じ事をしなくて済むのか、成功するには何をすればいいのかなどを考える余地があり、失敗から学ぶ事もあります。失敗は決して無駄なんかではなく、立派な経験です。
今話のアスミは、道端で寝ようとしたり、箸が使えなかったり、服を着た状態でシャワーを出したり、赤信号を渡りかけてのどかに怪我させたりと、様々な失敗がありましたが、今後のアスミに良い変化をもたらすかもしれない、貴重な経験だったでしょう。
特に、赤信号の件は、バトルシーンで、自然にグレースを助けに動いた事に繋がり、協力して戦う事の大切さを学んだようにも思います。次のパワーアップイベントは4人合体技のお披露目だと思いますので、それに向けて今話は良い一歩を歩めたのではないのでしょうか。
次回以降も、アスミは、初めての事だらけに困惑したり、失敗する事はあるかと思いますが、失敗を恐れず、良い経験を積んでほしいもの。
そして、それは、のどか、ちゆ、ひなたの3人にも言える話。地球での生活はアスミより詳しいとはいえ、3人とも、まだ中学生であり、大人ではないですからね。
最終回までに、のどか達がどんな事を学んで、どう成長していくのか、しっかり見届けていきたいと思います。
本編の感想は、これで以上です。
最後に、後回しにした、オープニング映像などの変更部分のキャプチャー画像を載せていきます。
まずは、オープニング映像から。

「キュアキュアTOUCH!!」の直前。前話までは、ラテの後ろ姿だったのが、アスミとラテのペアに。



「毎日キラキラ分けあおうね」のところでは、アスミが追加。

サビに入る前に映っていたプリキュアは、アースとして明確に描かれました。

「この出会いが運命」という歌詞の直前。これまでは、ラテとエレメントボトルだったのが、アースとラテに変わりました。

敵幹部勢揃いのシーンは、前話でバテテモーダが退場となったため、バテテモーダ登場前のものに戻りました。

アースが追加。

オープンニング最後。前の絵にアスミを追加したものではなく、差替えとなりました。
続いて、オープニング直後の1枚絵。





こちらは、Bパート開始直前のアイキャッチ。今回も、メインキャラ達がチビキャラとして描かれており、癒されますね。
前話まではアイキャッチが2種ありましたが、もう1種も変わるのでしょう。そちらも楽しみにしています。
今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。