
今話の名セリフ:「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておくんだよ。これから失敗しなければ、全然OK!」
「キミとアイドルプリキュア♪」第21話「とびっきり! キセキのユニゾン!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「うわー!」


「心キュンキュンしてます!」
「元気そうでよかった! ケーキは食べられそう?」
「うんうん!」

「今度から無理しちゃダメだよ・・・。」
「うん・・・。でも、キラキライト見つかってよかった!」

「まあ、プリルンは、何も思い出さなかったんだけどね・・・。」

「うたちゃん・・・。」
「ケ、ケーキ食べましょうよ! どれにしようかな・・・。全部素敵で食べちゃうのがもったいないですね!」


「あ、そうだ! 食べる前に写真撮ろう!」



~ Aパート ~
しばらくして、うたの家を出たななとこころは、田中の家に向かいました。ハートキラリロックについて、メロロンに聞くためです。
同じ頃・・・、
「どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり・・・。」
「ねえたま?」

「思い出せないプリ・・・。プリルン、何を忘れちゃったプリ?」


[うたと出会ってからの思い出は、プリルンの一番大事な宝物プリ・・・。]

〈ねえたまの一番は、メロロンじゃないメロ?〉

その後、ななとこころが、田中の家にやって来ました。2人は、ハートキラリロックについて詳しく教えてほしいと、お願いします。
「ねえたまは願いを叶えてしまったメロ・・・。もう思い出は戻らないメロ・・・。奇跡でも起きない限り・・・。」

「どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。」
「ねえたま。それ、何なのメロ?」

「おましないプリ! なくなったものが見つかるプリ!」


「ここの何か、なくなっちゃったプリ・・・。穴がぽっかりプリ・・・。」
「ねえたま・・・。」

〈メロロンは、ねえたまの悲しい顔、見たくないメロ・・・。〉

「メロロンが探すメロ! なくなっちゃったぽっかり、探すメロ!」

「ありがとうプリ! メロロンは、いつも優しいプリ!」
「当たり前メロ!」

「だって、メロロンは、ねえたまの一番メロ!」


〈一番は、メロロンメロ・・・。〉




「あったな、こんな事・・・。懐かしい・・・。これ、お泊り会のだ!」


「うた、見てるプリ? プリルン、キラキランドにお出かけしてくるプリ! プリルンも頑張るプリ!」

「だって、プリルンも、アイドルプリキュアのメンバープリ! だから、待っててプリ!」

「キュアアイドルは、プリルンが守るプリ!」


「嫌だよ・・・。忘れちゃったなんて・・・。」




「さあ、どれだい? その中の1つは鬼辛ソース入り。それを飲んだら、即出動だよ。」

「いや、ザックリ無理ですって! 俺1人で、邪魔者のプリキュア5人。勝てる訳ねぇっすよ!」

「泣き事言ったって、やらない理由にはならないよ。」



「当たりを飲んだね。さ、とっとと行くんだよ。」

「むむ・・・。」


「かぁー! これも辛いやふー! ザックリズルじゃないっふはー!」

うん、知ってた。この上司の事だから、当たりは7分の1じゃなくて、100%だって事は。まあ、でも、1つ「は」鬼辛ソース入りと言っていて、1つ「だけ」とは言ってないから、ウソは言ってないですね。(笑)
だが、これはパワハラだろ。前作のラスボスは、部下が命令を果たせなくても、辛い思いさせてしまった事に謝っていたというのに、このクソ上司は・・・。いつかチョッキリーヌが出撃して、プリキュアに負け続けるようになったら、ボロッカスにツッコんでやりたいですね。(笑)
「つべこべ言わず行っといで! ほら!」

「そいつは、キラキランドの妖精に使える、たった1つのレアものだよ。」
「え? マジですか? すごいじゃないでふか!」

「ザックリ行ってくるっふーい!」

~ Bパート ~
その翌朝、うたの風邪は治り、平熱に戻りました。
「学校行けそう? まだ調子悪いなら、無理には・・・。」
「大丈夫!」



「うた!」


「わっ!」
「拭くもの!」

「うた、大丈夫? 服濡れなかった?」

「服は大丈夫。でも、こぼしちゃって・・・。」
「ああ。大丈夫、大丈夫。」

「お父さん、ごめんなさい・・・。」
「いいんだよ。子供なんて失敗するのが仕事みたいなものだ。」

「そうなの?」
「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておくんだよ。これから失敗しなければ、全然OK!」

「これから・・・。これから・・・。」

「ありがとう! お父さん!」
「え?」
「ありがとう、お父さん!」
「え? 何? え?」

うたは、朝食をとり、学校に向かいますが、その前に寄りたい所があるようです。
同じ頃・・・、
「これは、うらないグミメロ!」
「グミって何プリ?」
「食べると美味しいメロ!」

「でも、それだけじゃなくて、お買い物運アップメロ!」
「すごいおやつメロ!」

「他にも色んな占いがあるメロ。」

「もしミラクル運が引けたら、奇跡だって起こるかもメロ。」
「奇跡プリ?」

「なくした思い出が、ねえたまのぽっかりが見つかる、とかメロ!」

「いっぱい集めたから、きっと大丈夫メロ!」
「ありがとプリ! やっぱり、メロロンは優しいプリ!」

「ねえたまに褒められたメロ!」
「じゃあ、次は、こっちプリ!」

「メロ? こんな朝から誰メロ?」



「プリルン!」

「プリルン、あのね!」
「開けていいって言ってないメロ!」

「あ、ごめん・・・。」
「何しに来たメロ?」

「プリルンとやりたい事があって。」
「無駄メロ! 写真なんか見ても思い出さないメロ!」

「ううん、そうじゃないんだ!」

「私達の思い出、ニュー1号!」

「私達の思い出は、なくなっちゃったかもだけど、だったら、これから、また作っていこうよ!」
「これから・・・。」


「思い出いっぱい作るプリ!」
「作ろう! いっぱい!」


「見つけたぜ、妖精のプリキュア! ザックリ使わせてもらうぜ!」


ザックリーは、プリルンのキラキラを奪い、クラヤミンダーを呼び出しました。

プリキュアに変身して立ち向かいたいところですが、メロロンは、プリルンと一緒でないと変身する事ができません。
となれば、うたが・・・、といきたいところでしたが、クラヤミンダーにより、アイドルハートブローチが水晶の中に取り込まれ、変身できなくなってしまいました。
変身できないうたに容赦なく攻撃してくるクラヤミンダー。うたは、クラヤミンダーに閉じ込められたプリルンに呼びかけるも、効果がありません。
「何してるメロ! そんなに簡単には戻らないメロ! ねえたまも、ねえたまの思い出も・・・。奇跡でも起きない限り、無理メロ!」



「メロロン!」
「クラヤミンダー。そいつも闇に閉じ込めてしまえ。」


「プリキュアになれねぇお前に勝ち目はないぜ。ザックリ諦めろって。」

「嫌だ・・・。」
「はぁ?」

「嫌だ! 絶対諦めない!」

「プリルン、言ってくれたよね・・・。私の歌が、キラッキランランにしたって・・・。」

「だから、プリルンの事、何度だってキラッキランランにしたい! 私の歌で!」

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ! アイドル! ドキドキが止まらない! 急接近」

「♪笑顔のユニゾン 応えてほしいなっ サンキュー 最高のステージで キミと歌を咲かそう」
「バカめ。プリキュアじゃないお前が何をやっても無駄だ。やっちまえ!」


「無駄無駄! お前にクラヤミンダーは倒せねぇよ!」

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ!」
「クラヤミンダー!」


〈諦めたくない・・・。でも、もう声が・・・。プリルン・・・。〉

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ! アイドル! ドキドキが止まらない! 急接近」
「なんだ、この歌は?」


「♪笑顔のユニゾン 応えてほしいなっ サンキュー 最高のステージで キミと歌を咲かそう」

〈この歌知ってるプリ・・・。でも、どこでプリ?〉

「プリルン・・・。」

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ!」
「ゼッタイ!」
「アイドル!」
「アイドル!」

『ドキドキが止まらない!』

「うた・・・。」

〈プリルン・・・。プリルン・・・。プリルン・・・。〉


〈うた・・・。うた・・・。うたー!〉



「プリルン!」

「助かったプリ?」
「そうだよ・・・。プリルンのおかげ!」


「助かった、メロ?」


「ねえたま?」

「ねえた・・・。」

「咲良うたが奇跡を起こしたメロ・・・。」

クラヤミンダーは、閉じ込めている者がいなくなったからか、暴走しました。クラヤミンダーを止めるため、うた、プリルン、メロロンは、プリキュアに変身します。
すぐに、ズキューンキッスディスティニー。クラヤミンダーをやっつけました。
直後、ザックリーが臨戦態勢をとりましたが、キュンキュンレーザーで攻撃を封じました。ウインクとキュンキュンが遅れて到着し、分が悪いと感じたザックリーは撤退。
「ありがとう! ズキューン! キッス!」
「初めて会った時も、うた言ってたよね。諦めずにキラッキランランにするんだって。」

「え? それって・・・。」
「うん!」



「思い出したプリ! うたの事も、みんなの事も、ぜーんぶプリ!」

「ホントに? ホントのホントのホントに?」
「ホントのホントのホントにプリ!」

「よかった・・・。」

「思い出はこれから作ればいいって言ったけど、でも、忘れちゃうの悲しかったから、よかった・・・。本当によかったよ・・・。」
「うた、ありがとうプリ・・・。もう絶対忘れないプリ!」

「奇跡が起こったメロ・・・。でも、ねえたまを助けるのはメロロンのはずだったのに・・・。メロ・・・。」

「うたちゃん、プリルン、本当によかった!」
「最高に心キュンキュンしてます!」
「これからは5人でプリキュアだね! よろしく!」


「勝手に決めないでメロ!」

「メロロンとねえたまはズキューンキッス! 2人組メロ! あなた達のライバルメロ!」

『ライバル!?』

今回は、これで終了です。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
という事で、今話でようやく、プリルンが、うた達との思い出を取り戻しました。
この時を待っていた・・・。プリルンの記憶が戻って、本当によかった・・・。前々話、前話と、うたにとってあまりにも酷なラストが続きましたので、今話を放映日当日に見終えた直後は、胸の空くような思いでしたね。
しかも、うたの歌の力で、クラヤミンダーに閉じ込められたプリルンを助けるところも、鳥肌ものでしたね。今回は、神回と言ってもいいくらいの、感動度の高い話だったと思います。
Aパート後半では、うたは、プリルンが一時はなみちタウンを離れる前の動画を見て涙するのですが、見ていて辛かったですね・・・。
うたと出会ってからの思い出は、プリルンの一番大事な宝物だったように、うたにとっても、プリルンと出会ってからの思い出は、大切な宝物だったでしょう。そんな2人にとっての大切な宝物を忘れちゃってるなんて知ったら、ショックは大きいでしょう。
それに、うたは中学生で、まだ子供。子供の1日1日はすごく貴重で、宝物みたいなものだと思うと、自分と一緒に過ごした思い出が忘れられちゃったショックは、私達大人では測り切れないほど大きいんじゃないかと思いますね。
しかも、プリルンの分のケーキを残しているというのも、辛さに追い打ちをかけてきますよね・・・。メロロンや田中から、プリルンの記憶は二度と戻らないと言われても、プリルンは必ず自分達の事を思い出して帰ってくる事を信じて疑っていない事が、痛いほど伝わりました。自分とは違う世界に住む子との奇跡的な出会いや、そこからの日常を、忘れたで諦めるのは嫌だよな・・・。
Bパート序盤では、うたの父・和が「子供なんて失敗するのが仕事みたいなもの」「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておく」という言葉を残しました。名言ですね。
確かに、子供は、知識やら運動能力やら様々な部分で大人に劣っているため、何をやるにも、大人のように上手くいくはずがなく、失敗を積み重ねる事でしょう。そう考えると、子供は、失敗するのが仕事のように思います。
しかし、失敗から得るものがあり、後に成功へと導きます。「失敗は成功のもと」というやつですね。
大切な事は、様々な事に挑戦して、沢山の経験を積む事。また、大人になれば、子供の時と比べて、1つの失敗で取り返しのつかない事態になる局面は多くあります。そう思うと、「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておく」というのは、確かにその通りだと思いますね。
和が言っていた言葉は、今の私に、すごく身に染みました。
大人になってから失敗しないように、子供のうちに失敗しておく。私は、和が言っていた事と真逆で、子供の時は失敗がそれほど多くなく、大人になってから失敗が多いと感じていますね。
振り返れば、子供の時から、私は、できる事、できそうな事には努力していた一方で、苦手な事にはあまり目を向けていませんでした。失敗になりやすい事には目を背けがちで、失敗になりにくい事に積極的に挑戦したために、子供の時は失敗が少なかったように思いますね。
しかし、歳をとるにつれて、苦手な事から逃げたツケが回ってきて、失敗が多くなったと感じています。もし、子供の時から苦手な事にも失敗を恐れずに積極的に挑戦していれば、今よりもっと良い人生を送れていたかもしれない・・・。今話を見終えて、和が言っていた言葉から、そんな後悔を感じています・・・。
もし、自分が死んで誰かに生まれ変わったら、和が言っていた言葉を胸に、子供の時から沢山挑戦して、沢山失敗を重ねて、大人になって沢山の成功を収めたいですね。まあ、その前に、今を一生懸命に生きなきゃなりませんが。
Bパート中盤では、プリルンがクラヤミンダーに閉じ込められた上、うた、メロロンがプリキュアに変身できずと、大きなピンチが訪れましたが、うたが歌の力でプリルンを救いました。やっぱ、うたといえば、歌ですよね。
それも、「笑顔のユニゾン♪」を、うただけでなく、プリルンも歌うってのが良いんですよ。特に、2人で「ゼッタイ! ゼッタイ! アイドル! アイドル!」を交互に歌い合うところは鳥肌ものでした。あのシーンを考えたスタッフ様は、神ですよ・・・。このシーンのために「ゼッタイ! ゼッタイ! アイドル! アイドル!」という歌詞を考えたんじゃないかと思っちゃいますね。
いやー、まさか、「笑顔のユニゾン♪」が、感動曲に昇華するとは・・・。約半年前に「笑顔のユニゾン♪」のリリックビデオが公開された時は、「テンポが良くて可愛い曲だな。しかも、キュアアイドル、めちゃくちゃ可愛い!」という感想を抱いていて、感動曲になるなんて思いもしなかったですね。「笑顔のユニゾン♪」、恐るべし!
この分だと、最終決戦でも感動曲として使われるかもしれませんね。冗談抜きで期待していますので、スタッフ様、何卒お願いします!
プリルンの記憶が戻り、これからは5人でアイドルプリキュアといきたいところでしたが、メロロンが反対し、ズキューンとキッスは、アイドルプリキュアとは独立して活動する事に。
とは言っても、いずれ5人でアイドルプリキュアとなる時は来るでしょう。8月下旬か9月上旬ですかね。
メロロンが、どう心変わりして、アイドルプリキュアの一員になりたいと思うかが、今後の大きな注目ポイントでしょう。今はプリルンにしか眼中にないメロロンですが、うた達とも親しくなって、絆を深めてほしいと思いますね。
さて、次回は、ギャグ要素が濃い話。それだけに、ツッコミが多く、早く書き残したくてウズウズしています。(笑)
また、新要素もいくつかあり、語りたい事が結構ありますね。感想作成時間は、まあまあかかりそうですが、今月27日前後に投稿できるよう頑張ります。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キミとアイドルプリキュア♪」第21話「とびっきり! キセキのユニゾン!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「うわー!」


「心キュンキュンしてます!」
「元気そうでよかった! ケーキは食べられそう?」
「うんうん!」

「今度から無理しちゃダメだよ・・・。」
「うん・・・。でも、キラキライト見つかってよかった!」

「まあ、プリルンは、何も思い出さなかったんだけどね・・・。」

「うたちゃん・・・。」
「ケ、ケーキ食べましょうよ! どれにしようかな・・・。全部素敵で食べちゃうのがもったいないですね!」


「あ、そうだ! 食べる前に写真撮ろう!」




~ Aパート ~
しばらくして、うたの家を出たななとこころは、田中の家に向かいました。ハートキラリロックについて、メロロンに聞くためです。
同じ頃・・・、
「どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり・・・。」
「ねえたま?」

「思い出せないプリ・・・。プリルン、何を忘れちゃったプリ?」


[うたと出会ってからの思い出は、プリルンの一番大事な宝物プリ・・・。]

〈ねえたまの一番は、メロロンじゃないメロ?〉

その後、ななとこころが、田中の家にやって来ました。2人は、ハートキラリロックについて詳しく教えてほしいと、お願いします。
「ねえたまは願いを叶えてしまったメロ・・・。もう思い出は戻らないメロ・・・。奇跡でも起きない限り・・・。」


「どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。どんぐり落ちたプリ。」
「ねえたま。それ、何なのメロ?」


「おましないプリ! なくなったものが見つかるプリ!」


「ここの何か、なくなっちゃったプリ・・・。穴がぽっかりプリ・・・。」
「ねえたま・・・。」


〈メロロンは、ねえたまの悲しい顔、見たくないメロ・・・。〉

「メロロンが探すメロ! なくなっちゃったぽっかり、探すメロ!」

「ありがとうプリ! メロロンは、いつも優しいプリ!」
「当たり前メロ!」

「だって、メロロンは、ねえたまの一番メロ!」


〈一番は、メロロンメロ・・・。〉







「あったな、こんな事・・・。懐かしい・・・。これ、お泊り会のだ!」



「うた、見てるプリ? プリルン、キラキランドにお出かけしてくるプリ! プリルンも頑張るプリ!」

「だって、プリルンも、アイドルプリキュアのメンバープリ! だから、待っててプリ!」

「キュアアイドルは、プリルンが守るプリ!」


「嫌だよ・・・。忘れちゃったなんて・・・。」






「さあ、どれだい? その中の1つは鬼辛ソース入り。それを飲んだら、即出動だよ。」


「いや、ザックリ無理ですって! 俺1人で、邪魔者のプリキュア5人。勝てる訳ねぇっすよ!」

「泣き事言ったって、やらない理由にはならないよ。」





「当たりを飲んだね。さ、とっとと行くんだよ。」

「むむ・・・。」


「かぁー! これも辛いやふー! ザックリズルじゃないっふはー!」


うん、知ってた。この上司の事だから、当たりは7分の1じゃなくて、100%だって事は。まあ、でも、1つ「は」鬼辛ソース入りと言っていて、1つ「だけ」とは言ってないから、ウソは言ってないですね。(笑)
だが、これはパワハラだろ。前作のラスボスは、部下が命令を果たせなくても、辛い思いさせてしまった事に謝っていたというのに、このクソ上司は・・・。いつかチョッキリーヌが出撃して、プリキュアに負け続けるようになったら、ボロッカスにツッコんでやりたいですね。(笑)
「つべこべ言わず行っといで! ほら!」

「そいつは、キラキランドの妖精に使える、たった1つのレアものだよ。」
「え? マジですか? すごいじゃないでふか!」

「ザックリ行ってくるっふーい!」

~ Bパート ~
その翌朝、うたの風邪は治り、平熱に戻りました。
「学校行けそう? まだ調子悪いなら、無理には・・・。」
「大丈夫!」



「うた!」


「わっ!」
「拭くもの!」

「うた、大丈夫? 服濡れなかった?」

「服は大丈夫。でも、こぼしちゃって・・・。」
「ああ。大丈夫、大丈夫。」

「お父さん、ごめんなさい・・・。」
「いいんだよ。子供なんて失敗するのが仕事みたいなものだ。」

「そうなの?」
「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておくんだよ。これから失敗しなければ、全然OK!」


「これから・・・。これから・・・。」


「ありがとう! お父さん!」
「え?」
「ありがとう、お父さん!」
「え? 何? え?」


うたは、朝食をとり、学校に向かいますが、その前に寄りたい所があるようです。
同じ頃・・・、
「これは、うらないグミメロ!」
「グミって何プリ?」
「食べると美味しいメロ!」

「でも、それだけじゃなくて、お買い物運アップメロ!」
「すごいおやつメロ!」

「他にも色んな占いがあるメロ。」

「もしミラクル運が引けたら、奇跡だって起こるかもメロ。」
「奇跡プリ?」

「なくした思い出が、ねえたまのぽっかりが見つかる、とかメロ!」

「いっぱい集めたから、きっと大丈夫メロ!」
「ありがとプリ! やっぱり、メロロンは優しいプリ!」


「ねえたまに褒められたメロ!」
「じゃあ、次は、こっちプリ!」

「メロ? こんな朝から誰メロ?」




「プリルン!」

「プリルン、あのね!」
「開けていいって言ってないメロ!」

「あ、ごめん・・・。」
「何しに来たメロ?」

「プリルンとやりたい事があって。」
「無駄メロ! 写真なんか見ても思い出さないメロ!」


「ううん、そうじゃないんだ!」

「私達の思い出、ニュー1号!」

「私達の思い出は、なくなっちゃったかもだけど、だったら、これから、また作っていこうよ!」
「これから・・・。」


「思い出いっぱい作るプリ!」
「作ろう! いっぱい!」


「見つけたぜ、妖精のプリキュア! ザックリ使わせてもらうぜ!」


ザックリーは、プリルンのキラキラを奪い、クラヤミンダーを呼び出しました。

プリキュアに変身して立ち向かいたいところですが、メロロンは、プリルンと一緒でないと変身する事ができません。
となれば、うたが・・・、といきたいところでしたが、クラヤミンダーにより、アイドルハートブローチが水晶の中に取り込まれ、変身できなくなってしまいました。
変身できないうたに容赦なく攻撃してくるクラヤミンダー。うたは、クラヤミンダーに閉じ込められたプリルンに呼びかけるも、効果がありません。
「何してるメロ! そんなに簡単には戻らないメロ! ねえたまも、ねえたまの思い出も・・・。奇跡でも起きない限り、無理メロ!」





「メロロン!」
「クラヤミンダー。そいつも闇に閉じ込めてしまえ。」



「プリキュアになれねぇお前に勝ち目はないぜ。ザックリ諦めろって。」

「嫌だ・・・。」
「はぁ?」


「嫌だ! 絶対諦めない!」

「プリルン、言ってくれたよね・・・。私の歌が、キラッキランランにしたって・・・。」

「だから、プリルンの事、何度だってキラッキランランにしたい! 私の歌で!」

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ! アイドル! ドキドキが止まらない! 急接近」

「♪笑顔のユニゾン 応えてほしいなっ サンキュー 最高のステージで キミと歌を咲かそう」
「バカめ。プリキュアじゃないお前が何をやっても無駄だ。やっちまえ!」


「無駄無駄! お前にクラヤミンダーは倒せねぇよ!」

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ!」
「クラヤミンダー!」



〈諦めたくない・・・。でも、もう声が・・・。プリルン・・・。〉

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ! アイドル! ドキドキが止まらない! 急接近」
「なんだ、この歌は?」



「♪笑顔のユニゾン 応えてほしいなっ サンキュー 最高のステージで キミと歌を咲かそう」

〈この歌知ってるプリ・・・。でも、どこでプリ?〉

「プリルン・・・。」

「♪キミのハートにとびっきり 元気をあげるね ゼッタイ!」
「ゼッタイ!」
「アイドル!」
「アイドル!」

『ドキドキが止まらない!』

「うた・・・。」

〈プリルン・・・。プリルン・・・。プリルン・・・。〉



〈うた・・・。うた・・・。うたー!〉






「プリルン!」

「助かったプリ?」
「そうだよ・・・。プリルンのおかげ!」



「助かった、メロ?」


「ねえたま?」

「ねえた・・・。」

「咲良うたが奇跡を起こしたメロ・・・。」

クラヤミンダーは、閉じ込めている者がいなくなったからか、暴走しました。クラヤミンダーを止めるため、うた、プリルン、メロロンは、プリキュアに変身します。
すぐに、ズキューンキッスディスティニー。クラヤミンダーをやっつけました。
直後、ザックリーが臨戦態勢をとりましたが、キュンキュンレーザーで攻撃を封じました。ウインクとキュンキュンが遅れて到着し、分が悪いと感じたザックリーは撤退。
「ありがとう! ズキューン! キッス!」
「初めて会った時も、うた言ってたよね。諦めずにキラッキランランにするんだって。」


「え? それって・・・。」
「うん!」





「思い出したプリ! うたの事も、みんなの事も、ぜーんぶプリ!」

「ホントに? ホントのホントのホントに?」
「ホントのホントのホントにプリ!」


「よかった・・・。」

「思い出はこれから作ればいいって言ったけど、でも、忘れちゃうの悲しかったから、よかった・・・。本当によかったよ・・・。」
「うた、ありがとうプリ・・・。もう絶対忘れないプリ!」

「奇跡が起こったメロ・・・。でも、ねえたまを助けるのはメロロンのはずだったのに・・・。メロ・・・。」

「うたちゃん、プリルン、本当によかった!」
「最高に心キュンキュンしてます!」
「これからは5人でプリキュアだね! よろしく!」


「勝手に決めないでメロ!」

「メロロンとねえたまはズキューンキッス! 2人組メロ! あなた達のライバルメロ!」

『ライバル!?』

今回は、これで終了です。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
という事で、今話でようやく、プリルンが、うた達との思い出を取り戻しました。
この時を待っていた・・・。プリルンの記憶が戻って、本当によかった・・・。前々話、前話と、うたにとってあまりにも酷なラストが続きましたので、今話を放映日当日に見終えた直後は、胸の空くような思いでしたね。
しかも、うたの歌の力で、クラヤミンダーに閉じ込められたプリルンを助けるところも、鳥肌ものでしたね。今回は、神回と言ってもいいくらいの、感動度の高い話だったと思います。
Aパート後半では、うたは、プリルンが一時はなみちタウンを離れる前の動画を見て涙するのですが、見ていて辛かったですね・・・。
うたと出会ってからの思い出は、プリルンの一番大事な宝物だったように、うたにとっても、プリルンと出会ってからの思い出は、大切な宝物だったでしょう。そんな2人にとっての大切な宝物を忘れちゃってるなんて知ったら、ショックは大きいでしょう。
それに、うたは中学生で、まだ子供。子供の1日1日はすごく貴重で、宝物みたいなものだと思うと、自分と一緒に過ごした思い出が忘れられちゃったショックは、私達大人では測り切れないほど大きいんじゃないかと思いますね。
しかも、プリルンの分のケーキを残しているというのも、辛さに追い打ちをかけてきますよね・・・。メロロンや田中から、プリルンの記憶は二度と戻らないと言われても、プリルンは必ず自分達の事を思い出して帰ってくる事を信じて疑っていない事が、痛いほど伝わりました。自分とは違う世界に住む子との奇跡的な出会いや、そこからの日常を、忘れたで諦めるのは嫌だよな・・・。
Bパート序盤では、うたの父・和が「子供なんて失敗するのが仕事みたいなもの」「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておく」という言葉を残しました。名言ですね。
確かに、子供は、知識やら運動能力やら様々な部分で大人に劣っているため、何をやるにも、大人のように上手くいくはずがなく、失敗を積み重ねる事でしょう。そう考えると、子供は、失敗するのが仕事のように思います。
しかし、失敗から得るものがあり、後に成功へと導きます。「失敗は成功のもと」というやつですね。
大切な事は、様々な事に挑戦して、沢山の経験を積む事。また、大人になれば、子供の時と比べて、1つの失敗で取り返しのつかない事態になる局面は多くあります。そう思うと、「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておく」というのは、確かにその通りだと思いますね。
和が言っていた言葉は、今の私に、すごく身に染みました。
大人になってから失敗しないように、子供のうちに失敗しておく。私は、和が言っていた事と真逆で、子供の時は失敗がそれほど多くなく、大人になってから失敗が多いと感じていますね。
振り返れば、子供の時から、私は、できる事、できそうな事には努力していた一方で、苦手な事にはあまり目を向けていませんでした。失敗になりやすい事には目を背けがちで、失敗になりにくい事に積極的に挑戦したために、子供の時は失敗が少なかったように思いますね。
しかし、歳をとるにつれて、苦手な事から逃げたツケが回ってきて、失敗が多くなったと感じています。もし、子供の時から苦手な事にも失敗を恐れずに積極的に挑戦していれば、今よりもっと良い人生を送れていたかもしれない・・・。今話を見終えて、和が言っていた言葉から、そんな後悔を感じています・・・。
もし、自分が死んで誰かに生まれ変わったら、和が言っていた言葉を胸に、子供の時から沢山挑戦して、沢山失敗を重ねて、大人になって沢山の成功を収めたいですね。まあ、その前に、今を一生懸命に生きなきゃなりませんが。
Bパート中盤では、プリルンがクラヤミンダーに閉じ込められた上、うた、メロロンがプリキュアに変身できずと、大きなピンチが訪れましたが、うたが歌の力でプリルンを救いました。やっぱ、うたといえば、歌ですよね。
それも、「笑顔のユニゾン♪」を、うただけでなく、プリルンも歌うってのが良いんですよ。特に、2人で「ゼッタイ! ゼッタイ! アイドル! アイドル!」を交互に歌い合うところは鳥肌ものでした。あのシーンを考えたスタッフ様は、神ですよ・・・。このシーンのために「ゼッタイ! ゼッタイ! アイドル! アイドル!」という歌詞を考えたんじゃないかと思っちゃいますね。
いやー、まさか、「笑顔のユニゾン♪」が、感動曲に昇華するとは・・・。約半年前に「笑顔のユニゾン♪」のリリックビデオが公開された時は、「テンポが良くて可愛い曲だな。しかも、キュアアイドル、めちゃくちゃ可愛い!」という感想を抱いていて、感動曲になるなんて思いもしなかったですね。「笑顔のユニゾン♪」、恐るべし!
この分だと、最終決戦でも感動曲として使われるかもしれませんね。冗談抜きで期待していますので、スタッフ様、何卒お願いします!
プリルンの記憶が戻り、これからは5人でアイドルプリキュアといきたいところでしたが、メロロンが反対し、ズキューンとキッスは、アイドルプリキュアとは独立して活動する事に。
とは言っても、いずれ5人でアイドルプリキュアとなる時は来るでしょう。8月下旬か9月上旬ですかね。
メロロンが、どう心変わりして、アイドルプリキュアの一員になりたいと思うかが、今後の大きな注目ポイントでしょう。今はプリルンにしか眼中にないメロロンですが、うた達とも親しくなって、絆を深めてほしいと思いますね。
さて、次回は、ギャグ要素が濃い話。それだけに、ツッコミが多く、早く書き残したくてウズウズしています。(笑)
また、新要素もいくつかあり、語りたい事が結構ありますね。感想作成時間は、まあまあかかりそうですが、今月27日前後に投稿できるよう頑張ります。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。