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ヒーリングっど♡プリキュア 第20話感想

2020年08月18日 | ヒーリングっど♡プリキュア
 今話の名セリフ:「地球さんが泣いてるの、ラテだけが分かるラテ・・・。それしかできないけど、頑張りたいラテ・・・!」(ラテ)

 「ヒーリングっど♡プリキュア」第20話「今、つながる願い・・・! わたしたちキュアアース」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話の続きです。
「プリキュアさん、あなたは一体誰なんですか?」
   
「誰? それは名前の事ですか? だとしたら、まだありません。」
   
「え?」
「先程生まれたばかりなのです。私、人間ではありませんので。」
    
『ええーっ!?』
    


~ Aパート ~
 同じ頃、バテテモーダは、古のプリキュアに似たプリキュアが現れた事をキングビョーゲンに報告していました。
 それを聞いたキングビョーゲンは、早急にそのプリキュアを倒すよう命令します。バテテモーダは引き受けますが、何か考えがあるようで?

 少しして、のどか達は、のどかの家に移動。
 ラテを守った少女は、ラテを助けたいというテアティーヌの願いから生まれたと言います。そして、願いを聞き届けた地球が、風のエレメントを使って、彼女を生み出したそうです。
「地球って、いきなり人間作れるの!? すごくない!?」
   
 え? だって、人間の赤ちゃんって、キャベツ畑から生まれるんでしょ? 別に普通なんじゃ?(お前、知ってるクセに、ウソついてごまかすな(笑))

 そのため、彼女は人間ではなく、強いて言えば精霊です。
 その後・・・、
   
「それでは。」
    
「私は、ヒーリングガーデンに参ります。大切なラテ様を、安全な場所にお連れしなくては。」
    
    
    
「あ・・・。」
「精霊さん!」
    
「いったたたた・・・。そうでした。風のエレメントの力をボトルに変えてしまったから、もう飛べないのでした・・・。」
   
 ベランダの手すりから飛ぶのって、結構大変な事なんだから、飛ぶ前から飛べない事に気付いて! Aパートに入ってからまだ2分程度だというのに、天然萌えするとは思いもしませんでした。(笑)

 ですが、少女は、ラテをヒーリングガーデンに連れていく事を諦めません。のどか達は、少女とラテを追いかけます。

 同じ頃、出撃途中のバテテモーダに、グアイワルが声をかけてきました。メガビョーゲンのかけらを持ってないかと聞きます。
 突如現れたプリキュアによって身体の一部が切り刻まれ、それが結晶化してできたのが、メガビョーゲンのかけら。バテテモーダは、前の戦いの退却時に、それを拾っていました。

 グアイワルは、その様子を見ており、かけらをよこせと、バテテモーダに迫ります。バテテモーダは観念して、かけらを渡す事に。
 しかし、グアイワルは、まだ持っていると感じ、全部よこせと要求。バテテモーダは、もう1個渡しました。満足げのグアイワルは場を去ります。
 ですが、全部渡してはいませんでした。まだ1個持っています。

 それからしばらくして・・・、

「何でラテ様を連れて行っちゃうラビ!?」
「私の使命は、ラテ様をお守りする事。そのために私は生まれたのです。」
    
   
「テアティーヌ様が、ラテ様を連れて来いって言ったのかよ!?」
「いいえ。」
「やっぱりペエ・・・。」
   
「テアティーヌ様が、そんなこと言うはずないラビ! だって・・・、だって、テアティーヌ様は・・・。」
    
「ラテ・・・。お母さんの代わりに、王女の務めをお願いね・・・。」
   
「あの時、どんな決意で、どんな思いで、小さなラテ様を送り出したか・・・。」
    
「ラビリン・・・。」
「だから・・・、だから・・・、ラテ様は、ラビリン達がお守りするラビ!」
    
   
「ラテ様を連れ帰るなんて・・・、」
「そんな事させないペエ!」
   
   
「理解できません・・・。お守りするなら、連れ帰るべきでしょう?」
「テアティーヌ様の願いから生まれたのに、何で分からないラビ!」
    
「ラテ・・・。やめて! 落ち着いて!」
   
   
「本当に分からないんだよ・・・、精霊さん・・・。」
   
「そうね。きっと地球とテアティーヌさんとの間に行き違いがあったのよ。」
「それに、生まれたばっかなんだし・・・。」
   

 では、どうすればいいのか? そこで、のどかは、ラテの心の声を聞く事に。
 同じ頃、バテテモーダはソーラーパネルを見て、メガビョーゲンを生み出します。
 それと同時に、ラテの具合が悪くなりました。のどかは、ラテの話をちゃんと聞いてほしいと、聴診器を少女に渡しました。そして、のどか達3人は、メガビョーゲンの出現現場に向かいます。

 その後・・・、
「ラテ様、大丈夫ですか?」
「ラテのお願い、聞いてほしいラテ・・・。」
「もちろん、何なりと。」
    
「のどか達の所に・・・、のどか達の所に行きたいラテ・・・。」
「ですが・・・。」
    
   


~ Bパート ~
 現場に到着したのどか達はプリキュアに変身します。

 メガビョーゲンは、なかなかの強さですが、チームワークでダメージを与えます。
 しかし、その直後、バテテモーダは、メガビョーゲンのかけらをメガビョーゲンの身体に取り込ませました。
 すると、メガビョーゲンは巨大化。その後の攻撃で、プリキュア達は大ダメージを受けます。
 これは、バテテモーダの見込み通り。そのため、自分に任せれば地球をあっという間に蝕められるから、プリキュア達を一掃できたら自分に指揮権を与えてほしいと、キングビョーゲンに頼んでいました。

 近くにいた精霊少女は、これ以上ここにいるのは危険だとラテに告げますが、ラテは、そうは思っていない様子。聴診器で心の声を聞いてみます。
「ラテは、ここにいたいラテ・・・。ヒーリングガーデンには帰りたくないラテ・・・。」
   
「ラテ様・・・。お母様にお会いしたくないのですか?」
「会いたいラテ・・・。でも、ラテはここにいるけど、ラテもみんなと一緒に、お手当てしてるラテ・・・。」
    
    
「あの方達と一緒に?」
   
   
「いけません。私は、お手当てより、ラテ様の方が大切なのです。ラテ様をお守りしたいのです!」
    
「そのお顔で、そんな事言わないでラテ・・・。」
   
「精霊さん、ママのお手当てのパートナー、そっくりラテ・・・。なのに、そんな事言われたら悲しいラテ・・・。」
    
「地球さんが泣いてるの、ラテだけが分かるラテ・・・。それしかできないけど、頑張りたいラテ・・・!」
    
   
「お願いラテ・・・。地球さんからもらったパワー、ラテを守るためより、お手当てに使ってほしいラテ・・・!」
   
   
「これは・・・、何でしょう・・・。心が・・・。」
   
「私の中の地球のパワーが・・・、高鳴り、渦巻き・・・。」
   
「いえ・・・。苦しいのではありません・・・。よく分かりませんが・・・、ただ、それでも・・・、あなたの手を取りたいと、どうしようもなく思ったのです・・・。」
    
   
   
    
「ラテ様。あなたをお守りするためのこの力、あなたの願いのために使わせていただけますか?」
「ワン!」
    
    

 一方、グレース達は、エレメントの力を使って、メガビョーゲンを追い込みますが、敵はメガビョーゲンだけではありません。バテテモーダが邪魔に入ります。
 そして、メガビョーゲンが攻撃を入れようとしますが・・・、
「お待ちなさい!」
   
「ラテ! 精霊さん!」
「まさか、アイツ・・・。」
    
「ラテ様! 参りましょう!」
    

「スタート!」
    
「プリキュア! オペレーション!」
    
「エレメントレベル上昇ラテ!」
    
『キュアタッチ!』
    
    
    
    
『時を経て繋がる二つの風!』
    
「キュアアース!」
   

「ラテ様。後はお任せを。」
   
「このキュアアース、ラテ様の思いを受け、お手当て致します!」
    

 その後、アースは、強烈な蹴りでメガビョーゲンにダメージを与えます。
 ここからは役割分担。アースはバテテモーダと1対1で、他の3人はメガビョーゲンと戦う事に。

 バテテモーダは、ひたすらアースに攻撃を繰り出すものの、アースの素早さに一撃も攻撃が当たらず。強烈な蹴り一発でバテテモーダに大ダメージを与えました。
 一方、グレース達は、キュアスキャン。捕まっているのは、太陽のエレメント。
    
 しかし、メガビョーゲンの攻撃で近付けません。
 バテテモーダは、メガビョーゲンと力を合わせて、アースを倒す作戦に。

「一発逆転、下剋上だ!」
    
   

「アースウインディハープ!」
    
「エレメントチャージ!」
    
「舞い上がれ、癒しの風!」
   
「プリキュア! ヒーリングハリケーン!」
    
    
    
「俺の野望が・・・! ヒーリングッバイ・・・!」
    
   
「お大事に・・・。」
   

 それから少しして・・・、
「なーなー! そんじゃ、これからずっと2人で一緒にお手当てするって事か!」
「はい。ラテ様の望む限りは。」
    
   
「やったー! アタシ達、もう最強過ぎじゃん!」
「良かったね。」
「アース。これからよろしくラビ!」
    
「でも、この姿でアースって呼ぶのは、ちょっと変な感じね・・・。」
「そうですか。では、皆さんで名前を付けていただけますか?」
    
「うーん・・・。じゃあねじゃあね、アースっち!」
「言うと思った・・・。」
    
「アスミちゃん!」
「アスミ?」
    
「アースだから、アスミ! 分かりやすい!」
「どうかな?」
    
   
「ラテ様がよろしいのなら・・・。」
   
「じゃあ、アスミちゃんで!」
「よろしくね、アスミ!」
「よろしく、アスミン!」
   
「アスミちゃん、アスミ、アスミン。どれが私の名前でしょう?」
   
「アスミ! アスミが基本でね!」
   

 今回は、これで終了です。


 エンディングが変わりました。
 タイトルは「エビバディ☆ヒーリングッディ!」。歌い手は、「ドキドキ」でキュアソート役を担当していた宮本佳那子さん。
 今回も、CGダンスもあります。振付は、前のエンディングと同じく、CRE8BOYが担当。

 前のエンディングの見所であった、自然の豊かさ、四季の変化、3人が頬を合わせるところがなくなってしまったのは残念ですが、今回のエンディングも悪くはないと思います。
 映像は、ファンシーな雰囲気になっており、メイン視聴層の女の子達が楽しみやすいものなっているかも。前々作の後期エンディング「HUGっと! YELL FOR YOU」を思わせますね。
 また、歌詞も、「ぴったりタイミンGood(グッド)」「キュアタッチまち ともだち!」「今が ナンバーワンダホー!」と、2つの言葉を合わせたフレーズが散りばめられているのが面白いところ。全体的に、声に出すと楽しくなるような歌詞ばかりで、女の子達にとっては、前のエンディングより楽しく感じられるようになっていると思いますね。
 そして、なんといっても、歌を聞くと「実に宮本さんだ! やっぱ、これはプリキュアソングだな!」と感じます。宮本さんが最初に担当したプリキュアソングは「プリキュア5」の「キラキラしちゃって My True Love!」。あれから13年半も経ち、自身も一時活動休止、結婚、出産など、様々な経験がありながらも、今もあの時と同じ声質で歌っているのは、本当にすごいと思いますね。


次回:「はじめまして! わたくし、風鈴アスミです
 キュアアースとして、のどか達の仲間になったアスミですが、地球から生まれたため、家がありません。という事で、ラテの飼い主として、しばらくの間、のどかの家に泊める事に。
 しかし、生まれたばかりとなれば、ご飯を食べたり、お風呂に入ったりするのも初めて。これは思ったよりも大変な事になるかも?


 放送終了時の一枚絵も変わりました。
   
 オープニング映像、オープニング直後の一枚絵、アイキャッチについても、次回以降変わりますかね? そちらも楽しみにしています。


【まとめ】
 ラテを助けた精霊少女は、ラテをヒーリングガーデンに連れ帰ろうとしましたが、皆と一緒にお手当てをしたいというラテの気持ちを聞き、「キュアアース」としてメガビョーゲンとバテテモーダを浄化し、「アスミ」という名前が付けられました。

 今回も、ラテの成長に感動した! やっぱり、ラテって、強い子だよ・・・。
 今回の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。ラテの決意に心動かされました。
 ラテは、メイン視聴の女の子達と同じくらいの年齢の子。それゆえ、母・テアティーヌに会いたい気持ちは強く、メガビョーゲンを感知する事しかできないけど、自分のやれる事に全力を尽くして地球を守りたいと思ってる上、キュアアースの力は自分を守る事よりも地球のお手当てに使ってほしいと願っているとか、すごいと思いますね。
 ヒーリングガーデンという安全な環境に連れていく事がラテを守る事だというアスミの考えを変えさせる事ができ、幼いながら強い子だと改めて感じました。

 また、今回は、キュアアースの変身シーンが初お披露目。
 まず、BGMが他の3人と違っていたのが予想外でした。これは、元は人間ではなく精霊であるという事と、古のプリキュアに似ているという事から、特別感を出したかったように感じますね。
 映像については、キャラや背景がガンガン動いているように感じました。特に、ラテはよく動かしていたと感じ、皆と一緒にお手当てしたい気持ちがよく表れていたと思います。変身シーン序盤のアスミの元に走っていたところが一番良かったですね。

 という訳で、今回でめでたく、プリキュアのパートナーとなったラテですが、アースと一緒に戦う事はなく、安全な所で見守る事に。
 ラビリン達のようなアイテム変化がなければ、仕方のないところでしょうか。とはいえ、いずれ、アースの傍で一緒に戦う展開が来てほしいと思いますね。

 メガビョーゲン出現による具合悪化についても、ラテしかメガビョーゲンの出現を感知できないとなると、解消された訳ではなさそう?
 ただ、余程時間が経たなければ、アスミのプリキュア変身には影響せず、変身できれば具合悪化は治まる感じですので、少しは改善されたっぽい? このあたりは、次回も注目していきたいところ。

 また、パートナー化しても、しゃべれない事には変わりありませんが、これについては、このままでも良いかな、と思っています。前話、今話と、自分の気持ちを表情で強く訴えている描写が多々あり、ラテの必死さや健気さがすごく伝わりましたしね。
 今後も、可愛い瞳からあふれ出る力強さをドンドン描いて、成長を感じさせてくれるのであれば、最後まで、しゃべれないままでもいいと思います。

 一方、敵サイドでは、バテテモーダが退場。他幹部と異なり、自身もガンガン戦うという斬新なスタイルを見せたものの、初登場回から10話も経っておらず、早い退場となりました。
 早いうちから、他幹部の尊敬は建前で、本音は他幹部を踏み台にする事が描かれていたのがフラグだったのでしょうか。それに、動物に寄生して生まれたために、過去に何があったかなどのドラマは作りにくいですし、好戦的な性格も、野放しにできない危険性を漂わせていましたし、早めの退場は仕方のないところでもあるでしょう。
 早い退場ではあったものの、DJのようなしゃべりや、他幹部をヨイショしていたところは、良い清涼剤になりました。最後の最後まで、ちっともバテバテには思えない「名前詐欺」なところを見せつけてくれて、あざーっス!(笑)

 さて、次回は、アスミが地球の生活に慣れていく話。
 生まれたばかりとなれば、かなりの天然ボケをかましてきそうな気がしますが(笑)、ギャグ一辺倒で終わらせるなんて事はないでしょう。今後もプリキュアの強化イベントはあり、それに向けて絆を深める必要はあるでしょうから。
 次回は、地球での生活が分からないアスミを他3人がどうフォローし、そして、アスミが何を学ぶのかに注目したいところ。次回が終わった時は4人の絆が深まっている事に期待したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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