
今話の名セリフ:「小さな味のロンドから、不思議な味のラプソディー・・・。そして、静かなるノクターン・・・。味の回転木馬メロ!」
「キミとアイドルプリキュア♪」第22話「アイドルプリキュアVSズキューンキッス!?」の感想です。
「イエーイ! いくよー!」

『『キミとアイドルプリキュア♪』、開演だよ!』



うおおおおお! 5人バージョン、キター! プリルンの記憶が戻っても、まだ5人でアイドルプリキュアになった訳ではないから、5人であいさつするのはまだまだ先だろうな、と思っていましたので、嬉しいサプライズです!
いやー、やはり、5人であいさつするのは、最高にキラッキランランですな! 終盤に入ったら、このあいさつはカットされちゃうのかもしれませんが、多くの回で5人のあいさつを拝んで、テンションを上げていきたいですね!
~ オープニング前 ~
ある日、プリティホリックからアイドルプリキュアに新しい仕事の依頼が来ました。
それは、プリティホリックの新しいキャンペーン「アイドルプリキュアVSズキューンキッス ライバル対決」というものです。
オープニング映像が一部変わりました。

タイトルロゴが出てくる直前は、プリルンとメロロンが、プリキュアに変身した姿に。


バトル映像に、キュアズキューンとキュアキッスが登場。他のプリキュア3人と比べると、映ってる時間は短いですが、「ふたりはプリキュア」感が強く思えて、良いですね。
~ Aパート ~
しばらくして、プリティホリック・はなみちタウン店を訪れたうた達。出迎えたこはるが、今回の仕事について説明します。
「こちらのコスメを『キュート可愛いアイドルプリキュア派』。」

「そして、こちらの新しいコスメを『クール大人っぽいズキューンキッス派』として、どっちが好きかを選ぶキャンペーンをやりたいんです!」

「可愛い!」
「対決って、そういう事なんですね。」

「はい! 今一番注目の2大アイドル対決企画、実現のために、ぜひ、ご協力お願いします!」

その後、うたの家に戻り、田中は、この仕事を引き受けるかどうか、うた達5人に聞きました。5人全員がOKを出しました。
そして、後日・・・、
「すごい・・・。ライバル対決って感じ出てますよね・・・。」
「キラッキランラン~♪」
「みんな楽しそう!」

「見て! 『メッセージを送ろう!』だって!」
「『キラッキランランなキュアアイドル、大好き!』だって!」

「ズキューンキッスの方にも、沢山メッセージがあるね!」

「私、ちょっと偵察してきます!」

「あの! よかったら一緒にメッセージ書きませんか? キュアアイドルに!」

「待って! ズキューンキッスの魅力を語り合いましょ!」

『あなたはどっち?』
「わ、私達は・・・。」


「ここは一旦退却です!」

それから少しして・・・、
「どうだったプリ?」
「すっごく盛り上がってたよね!」
「うん! すごかった!」

「それに、ズキューンキッス! 2人もすっごく注目されてましたね!」

「ねえたまがいるんだから当たり前メロ! キュアアイドル達とは比べ物にならないのメロ!」

「何ですと? キュアアイドルとキュアウインクは最高です! デビューからずっと追いかけてるファンとして、そこは譲れません!」

「ねえたまの笑顔には、誰もがハートをズキューンと撃ち抜かれるメロ!」

「はいはい! ちょっと待った!」

「キュアアイドルのキラッキランランなスマイルと、キュアウインクのお目目パッチンだって負けてません!」

「ズキューンの方が素敵メロ!」
「アイドルとウインクも最高に素敵です!」

「ズキューンが一番メロ!」
「そこは譲れません!」

「まあまあ、落ち着いて。」
「プリルンもアイドルプリキュアに入るプリ!」


「何言ってるのメロ!」

「メロ・・・。」
「メロロン?」
「だいぶ取り乱してますね・・・。」

〈ねえたまにもっと振り向いてもらうためには、どうすればいいメロ?〉

ねえたまをドーンと押し倒しちゃえば、いいんじゃね? もちろん、本来の妖精態ではなく、プリキュアの姿でね。大人びた姿の方が断然絵になるし。妖精態の時の押しの強さで、お姉様を食べちゃって下さい。(笑)

「ひらめいたメロ! ねえたまの胃袋を掴むメロ!」

[美味しいプリ! メロロン、大好きプリ!]

〈美味しいものを作れば、ねえたまはメロロンにメロメロ、メロ!〉

「って事で!」
「って事でって何ですか?」

「お料理対決メロ!」
「お料理対決?」
「審査員は、ねえたまメロ!」

「よく分かりませんが、望むところです! アイドル、ウインク推しの紫雨こころ! 絶対負けません!」

「こころちゃんがノリノリになっちゃってる・・・。」
「お料理なら、私も頑張るよ!」
「うたちゃんまで!?」

「みんなが美味しいもの作ってくれるプリ!」
「じゃあ、決まりメロ! 1週間後、お料理対決メロ!」
「よーし! やるからには負けないよ!」
「どうなっちゃうの!?」

それからしばらくして・・・、

「ねえたまが食べた事がない、スペシャルな料理を作るメロ!」

「これは何ですか?」
「とっておきの料理メロ!」

「これが、料理?」
「タナカーン、味見するメロ?」
「遠慮しておきます・・・。」

一方、うた達3人のチームは、3人それぞれが好きなものをプリルンに食べてもらうという作戦に出ました。
「私が好きなのは、これ! グリッターの看板メニュー、ナポリタン!」

「美味しそう!」
「さらに! 薄焼き卵を乗せて、お絵かきして、スペシャルメニューにしたいと思います!」
「心キュンキュンしてます!」

「できた!」

「これは・・・。」
「何を描いたの?」
「プリルンとメロロン!」

「手伝う事があったら言って下さい。あと、念のため、今ならまだ引き返せます。」

今ならまだ引き返せる・・・。そんな事を言うあたり、メロロンは、かなりヤバいものを作っているんだろうか・・・。っていうか、こんなのにわざわざ付き合っている田中が、なんかすごいヤツに見えてきました。(笑)
「次は私の大好きなものです!」


「おにぎりだ!」
「はい! 私、お祖母ちゃんの作ってくれたおにぎりが大好きなんです!」

「なな先輩の好きなものは何ですか?」
「うん! 私は、これだよ!」

『これは・・・、バ、ナナ?』


おう。黙って笑顔ニッコリしてないで、何か言えや。ガチでバナナが好きなのか、ななだけにバナナが好きだというダジャレを言いたいのか、実は料理が苦手なのをごまかしているのか、コレガワカラナイ。ただ1つ確かなのは、このおもしれー女の食べがいがまた増したという事ですね。(笑)


ちょっ!? 田中さん!? その装備は何事!? マジで、メロロン、何作ってるんだよ・・・。っていうか、田中は、そんな装備をして、メロロンのヘルクッキングを見るくらいなら、家から出て、いや、避難して散歩した方が良いと思います。(笑)
~ Bパート ~
料理対決の日がきました。
プリルン、メロロン、田中は、うたの家に向かいますが、その途中、ザックリーがクラヤミンダーを生み出していました。

クラヤミンダーの気配を感じたプリルンは、メロロンと一緒にプリキュアに変身しました。
バトルスタート。クラヤミンダーの攻撃が激しく、ズキューンとキッスは回避する一方で、攻撃チャンスができません。
少しして、ズキューンがクラヤミンダーの囮に。その隙に、キッスショックでクラヤミンダーの動きを止め、直後、ズキューンのキックでクラヤミンダーにダメージを与えました。
だが、これで終わりではありません。クラヤミンダーは自らの殻を破りました。

クラヤミンダーは弾力が抜群となり、辺りを跳ねて、周りのものを壊していきました。ズキューンとキッスのキックも跳ね返されます。
その直後、うた達3人が到着。3人もプリキュアに変身して、クラヤミンダーと戦います。
クラヤミンダーが跳ねて、プリキュア達を押し潰そうとしましたが、問題なく回避。その後、何かあったのか、クラヤミンダーは動けずにいました。
攻撃チャンスとみたズキューンは、ズキューンバズーカー。しかし、クラヤミンダーは動けるようになり、どうにか回避しました。
そして、再び跳ねまわるクラヤミンダー。そんな中・・・、
「あれは・・・。」


「この穴・・・。」


「ひらめいた!」

「おーい! こっちだよ!」



「ああ・・・。ダメか・・・。」
「そういう事ね!」
「なるほどです!」

その後、ウインクバリア、キュンキュンレーザー、アイドルグータッチの連携で、クラヤミンダーを穴にはめる作戦は成功しました。
そして、ズキューンキッスディスティニー。クラヤミンダーをやっつけました。
少しして、うたの家で、料理対決が始まりました。
「メロロン、ねえたまのために愛情たっぷりのお料理を作ったメロ!」

「ねえたま、召し上がれ!」


「え!? あの鍋からどうやって・・・。」

ホント、それよ。あの田中のガスマスク装備から、なぜ、こんな豪華な料理が生まれたのか、コレガワカラナイ。(笑)
いや、待て。あれは、一流シェフを何人か召喚するための儀式で、この豪華料理は彼らに作ってもらったのかもしれない。彼らへの報酬は、田中の口座から引き落として支払われたのだろう。田中、この対決が終わったら、預金残高を確認しとけよ。(笑)
「いただきますプリ!」


「美味しいプリ! うた達も食べるプリ!」


「これは・・・。」

「歴史の味! 人類が長い間見続けてきた、夢のかけら!」

「ななちゃん、どうしたの?」
「たぶん、すごく美味しいって事だと思います・・・。」

そうだね。ななのおもしれー女っぷりに磨きがかかって、すごくおいしそうに思えてきたよ。(笑)
「少しは分かってるメロ!」
「でも、こっちも負けてませんよ!」
「うん!」

「私達は、これだ!」

「プリー! メロロンも食べるプリ!」


「美味しいプリ!」

〈メロ! これは・・・。〉

「小さな味のロンドから、不思議な味のラプソディー・・・。そして、静かなるノクターン・・・。味の回転木馬メロ!」

「なんて味わい深いポエム・・・。」
「何言ってるか分からなかったんですけど・・・。」

こころ、ナイスツッコミ。しかも、タコさんウインナー一口食べただけで、このポエムなんだよな。正気の沙汰じゃねーな、このマスコットは。(笑)
さらに、なながこのポエムに共感しちゃうってのが、またカオスですよね。食べがいのあるおもしれー女同士通じ合うものがあるんでしょうか。(笑)
「美味しいプリ?」
「まあまあメロ!」

「メロロン可愛い!」
「みんなで美味しく食べられれば、キラッキランランだよね!」

「ごちそうさまプリ!」
「では、プリルン。どちらのお料理が勝ちか、判定をお願いします。」

「全部美味しかったプリ! みんな勝ちプリ!」

「つまり引き分けメロ?」
「って、いいんですか?」

「でも、メロロンのお料理、美味しかったし!」
「イエーイ!」
「プリ!」

「みんな、ありがとうプリ!」


その後日、アイドルプリキュアとズキューンキッスは、プリティホリックのキャンペーンポスターの撮影の仕事に臨みました。
〈お料理では、お姉様の心を掴めなかった・・・。やっぱり、お姉様は、アイドルプリキュアが・・・。〉

「撮影始めまーす!」


「キッス! 行こう!」

「私達2人、ズキューンキッスの出番だよ!」


〈ズキューン・・・。〉

おーおー、普段はクールビューティーなのが、だらしない顔しちゃって。これはもう、今夜のオカズ(意味深)は決まりだな!(笑)
仕事が終わり・・・、
「そういえば、プリルンとメロロンって、なんでプリキュアになると、すっごく大人っぽくなるの?」
「分かんないプリ。」
「今日は特別素敵だったね!」

「ねえたまが素敵なのは当然の事メロ!」
「キュアキッスも一緒だと、また違った魅力があるって事だよ。」

「あ、当たり前メロ!」
「素直に喜べばいいのに。」
「う、うるさいメロ!」



今回は、これで終了です。
エンディングが変わりました。タイトルは「キミとルララ」。
歌い手は、前のエンディングと同じく、プリキュア全員です。今回もCGダンスはあり、振付もyurinasiaが引き続き担当しています。
プリキュアが5人に増えた事で、かなり見応えがある映像に仕上がってますね。また、前のエンディングの前半で多く描かれていたアイドル衣装がなくなってる事で、よりプリキュアに注目しやすくなったように思います。
また、曲調は、テンポ速めの前のエンディングとはうってかわって、ゆったりした感じに。その分、プリキュアのダンスもゆったりめになっていますので、メイン視聴層の女の子達にとっては、今回の方がダンスを覚えられやすいんじゃないかと思いますね。
エンディング後半ではハートの木の前を舞台としているのも、面白いところ。地元感を強く演出してますし、花びらを沢山舞わせている事で、本格的な小道具を使わずにプリキュアを輝かせているというのが良いですね。
前のエンディングと同じように、後の話で、この曲を前フリとした合体技が出てくるのかも? その時を楽しみにしています。
放送終了時の提供画像も変わりました。

今話のエンドカード
今話放映日であった7月6日は、ななの誕生日! ちなみに、7月6日は、ピアノの日。ななはピアノが得意ですので、良い誕生日設定ですね。
今話は、ななメイン回ではなかったですが、ななだけにバナナが好きとか、大げさな味評価で、なかなかの存在感を見せてくれたと思います。控えめな性格ではありますが、これからも所々で存在感を見せて、話を面白くしてほしいですね。
【まとめ】
今回のタイトルは「アイドルプリキュアVSズキューンキッス!?」とありますが、これは、プリティホリックの企画。この2組が直接対決するものではなく、アイドルプリキュアをイメージしたコスメ、ズキューンキッスをイメージしたコスメ、どちらが好きかを客に選ぶというものでした。
といっても、メインキャラ達が実際に対決したものもあり、それは、自分達だけのもの。内容は、うた、なな、こころの3人組とメロロンの料理対決で、プリルンにどちらが美味しいかを判定してもらうというものでしたが、それも、見ていて楽しく感じられるものであり、対決の雰囲気はだいぶ抑えられていて、結果も引き分けに。
まあ、ここ何話かは、うたとプリルンが離れ離れだったり、一緒にいてもプリルンがうたとの思い出を忘れていて悲壮感があったと思うと、対決ものでありながらも楽しさ一辺倒で終わらせるのが、ありふれた日常感が戻ったように思えて、適切に感じますね。
料理対決において、メロロンは、一流レストランでしかお目にかかれないような、豪華料理をいくつも作っていました。前々話ではプリルンにランチを作ってましたけど、あれでは勝ち目がないと思って、それまでに見た事のない、とびっきりの料理を出せば、必ず勝てると考えたのでしょう。単純ではありますが、妖精枠らしいと思いますね。
でも、あれ全部、メロロンが作ったとは考えられない・・・。カニさんウインナーだけはガチで、それ以外は、一流シェフに作ってもらったんじゃないのでしょうか。ギャグ感想でも述べましたが、Aパートで料理かどうか分からないアレは、一流シェフを呼ぶための儀式だったと信じて疑っていません。(笑)
一方、うた達3人は、メロロンとは対照的に、1枚の皿に収まるほどの簡素な料理に仕上げました。見た目がお子さまランチのように感じる上、子供達が簡単に作れそうにも感じ、メイン視聴層の女の子達にだいぶ寄せているように思いますね。
それに、こころが、おにぎりが好きだと言っていたのも見逃せないところでしょう。こころの声役・高森奈津美さんは、「デリシャスパーティ」のコメコメの声役も務めていて、そのコメコメは、おむすびが好きでしたしね。こころのおにぎり好きは、それを活かしているでしょう、きっと。
という事で、今話は、タイトルに「VS」とはあったものの、シリアス要素は少なめの、かなり楽しい展開で今話は終わり、ラストでは、カイトが久々に顔見せ。
そして、次回、うたは、そのカイトから、アイドルとして大切な事をまた1つ学びます。感想は、来月3日までには投稿したいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キミとアイドルプリキュア♪」第22話「アイドルプリキュアVSズキューンキッス!?」の感想です。
「イエーイ! いくよー!」

『『キミとアイドルプリキュア♪』、開演だよ!』




うおおおおお! 5人バージョン、キター! プリルンの記憶が戻っても、まだ5人でアイドルプリキュアになった訳ではないから、5人であいさつするのはまだまだ先だろうな、と思っていましたので、嬉しいサプライズです!
いやー、やはり、5人であいさつするのは、最高にキラッキランランですな! 終盤に入ったら、このあいさつはカットされちゃうのかもしれませんが、多くの回で5人のあいさつを拝んで、テンションを上げていきたいですね!
~ オープニング前 ~
ある日、プリティホリックからアイドルプリキュアに新しい仕事の依頼が来ました。
それは、プリティホリックの新しいキャンペーン「アイドルプリキュアVSズキューンキッス ライバル対決」というものです。
オープニング映像が一部変わりました。

タイトルロゴが出てくる直前は、プリルンとメロロンが、プリキュアに変身した姿に。




バトル映像に、キュアズキューンとキュアキッスが登場。他のプリキュア3人と比べると、映ってる時間は短いですが、「ふたりはプリキュア」感が強く思えて、良いですね。
~ Aパート ~
しばらくして、プリティホリック・はなみちタウン店を訪れたうた達。出迎えたこはるが、今回の仕事について説明します。
「こちらのコスメを『キュート可愛いアイドルプリキュア派』。」

「そして、こちらの新しいコスメを『クール大人っぽいズキューンキッス派』として、どっちが好きかを選ぶキャンペーンをやりたいんです!」

「可愛い!」
「対決って、そういう事なんですね。」

「はい! 今一番注目の2大アイドル対決企画、実現のために、ぜひ、ご協力お願いします!」

その後、うたの家に戻り、田中は、この仕事を引き受けるかどうか、うた達5人に聞きました。5人全員がOKを出しました。
そして、後日・・・、
「すごい・・・。ライバル対決って感じ出てますよね・・・。」
「キラッキランラン~♪」
「みんな楽しそう!」


「見て! 『メッセージを送ろう!』だって!」
「『キラッキランランなキュアアイドル、大好き!』だって!」

「ズキューンキッスの方にも、沢山メッセージがあるね!」

「私、ちょっと偵察してきます!」

「あの! よかったら一緒にメッセージ書きませんか? キュアアイドルに!」

「待って! ズキューンキッスの魅力を語り合いましょ!」

『あなたはどっち?』
「わ、私達は・・・。」



「ここは一旦退却です!」

それから少しして・・・、
「どうだったプリ?」
「すっごく盛り上がってたよね!」
「うん! すごかった!」

「それに、ズキューンキッス! 2人もすっごく注目されてましたね!」


「ねえたまがいるんだから当たり前メロ! キュアアイドル達とは比べ物にならないのメロ!」

「何ですと? キュアアイドルとキュアウインクは最高です! デビューからずっと追いかけてるファンとして、そこは譲れません!」

「ねえたまの笑顔には、誰もがハートをズキューンと撃ち抜かれるメロ!」

「はいはい! ちょっと待った!」

「キュアアイドルのキラッキランランなスマイルと、キュアウインクのお目目パッチンだって負けてません!」


「ズキューンの方が素敵メロ!」
「アイドルとウインクも最高に素敵です!」

「ズキューンが一番メロ!」
「そこは譲れません!」

「まあまあ、落ち着いて。」
「プリルンもアイドルプリキュアに入るプリ!」


「何言ってるのメロ!」

「メロ・・・。」
「メロロン?」
「だいぶ取り乱してますね・・・。」


〈ねえたまにもっと振り向いてもらうためには、どうすればいいメロ?〉

ねえたまをドーンと押し倒しちゃえば、いいんじゃね? もちろん、本来の妖精態ではなく、プリキュアの姿でね。大人びた姿の方が断然絵になるし。妖精態の時の押しの強さで、お姉様を食べちゃって下さい。(笑)

「ひらめいたメロ! ねえたまの胃袋を掴むメロ!」


[美味しいプリ! メロロン、大好きプリ!]

〈美味しいものを作れば、ねえたまはメロロンにメロメロ、メロ!〉


「って事で!」
「って事でって何ですか?」

「お料理対決メロ!」
「お料理対決?」
「審査員は、ねえたまメロ!」


「よく分かりませんが、望むところです! アイドル、ウインク推しの紫雨こころ! 絶対負けません!」

「こころちゃんがノリノリになっちゃってる・・・。」
「お料理なら、私も頑張るよ!」
「うたちゃんまで!?」

「みんなが美味しいもの作ってくれるプリ!」
「じゃあ、決まりメロ! 1週間後、お料理対決メロ!」
「よーし! やるからには負けないよ!」
「どうなっちゃうの!?」


それからしばらくして・・・、


「ねえたまが食べた事がない、スペシャルな料理を作るメロ!」

「これは何ですか?」
「とっておきの料理メロ!」

「これが、料理?」
「タナカーン、味見するメロ?」
「遠慮しておきます・・・。」

一方、うた達3人のチームは、3人それぞれが好きなものをプリルンに食べてもらうという作戦に出ました。
「私が好きなのは、これ! グリッターの看板メニュー、ナポリタン!」


「美味しそう!」
「さらに! 薄焼き卵を乗せて、お絵かきして、スペシャルメニューにしたいと思います!」
「心キュンキュンしてます!」

「できた!」


「これは・・・。」
「何を描いたの?」
「プリルンとメロロン!」

「手伝う事があったら言って下さい。あと、念のため、今ならまだ引き返せます。」

今ならまだ引き返せる・・・。そんな事を言うあたり、メロロンは、かなりヤバいものを作っているんだろうか・・・。っていうか、こんなのにわざわざ付き合っている田中が、なんかすごいヤツに見えてきました。(笑)
「次は私の大好きなものです!」


「おにぎりだ!」
「はい! 私、お祖母ちゃんの作ってくれたおにぎりが大好きなんです!」

「なな先輩の好きなものは何ですか?」
「うん! 私は、これだよ!」


『これは・・・、バ、ナナ?』



おう。黙って笑顔ニッコリしてないで、何か言えや。ガチでバナナが好きなのか、ななだけにバナナが好きだというダジャレを言いたいのか、実は料理が苦手なのをごまかしているのか、コレガワカラナイ。ただ1つ確かなのは、このおもしれー女の食べがいがまた増したという事ですね。(笑)



ちょっ!? 田中さん!? その装備は何事!? マジで、メロロン、何作ってるんだよ・・・。っていうか、田中は、そんな装備をして、メロロンのヘルクッキングを見るくらいなら、家から出て、いや、避難して散歩した方が良いと思います。(笑)
~ Bパート ~
料理対決の日がきました。
プリルン、メロロン、田中は、うたの家に向かいますが、その途中、ザックリーがクラヤミンダーを生み出していました。

クラヤミンダーの気配を感じたプリルンは、メロロンと一緒にプリキュアに変身しました。
バトルスタート。クラヤミンダーの攻撃が激しく、ズキューンとキッスは回避する一方で、攻撃チャンスができません。
少しして、ズキューンがクラヤミンダーの囮に。その隙に、キッスショックでクラヤミンダーの動きを止め、直後、ズキューンのキックでクラヤミンダーにダメージを与えました。
だが、これで終わりではありません。クラヤミンダーは自らの殻を破りました。

クラヤミンダーは弾力が抜群となり、辺りを跳ねて、周りのものを壊していきました。ズキューンとキッスのキックも跳ね返されます。
その直後、うた達3人が到着。3人もプリキュアに変身して、クラヤミンダーと戦います。
クラヤミンダーが跳ねて、プリキュア達を押し潰そうとしましたが、問題なく回避。その後、何かあったのか、クラヤミンダーは動けずにいました。
攻撃チャンスとみたズキューンは、ズキューンバズーカー。しかし、クラヤミンダーは動けるようになり、どうにか回避しました。
そして、再び跳ねまわるクラヤミンダー。そんな中・・・、
「あれは・・・。」


「この穴・・・。」


「ひらめいた!」

「おーい! こっちだよ!」





「ああ・・・。ダメか・・・。」
「そういう事ね!」
「なるほどです!」


その後、ウインクバリア、キュンキュンレーザー、アイドルグータッチの連携で、クラヤミンダーを穴にはめる作戦は成功しました。
そして、ズキューンキッスディスティニー。クラヤミンダーをやっつけました。
少しして、うたの家で、料理対決が始まりました。
「メロロン、ねえたまのために愛情たっぷりのお料理を作ったメロ!」

「ねえたま、召し上がれ!」


「え!? あの鍋からどうやって・・・。」

ホント、それよ。あの田中のガスマスク装備から、なぜ、こんな豪華な料理が生まれたのか、コレガワカラナイ。(笑)
いや、待て。あれは、一流シェフを何人か召喚するための儀式で、この豪華料理は彼らに作ってもらったのかもしれない。彼らへの報酬は、田中の口座から引き落として支払われたのだろう。田中、この対決が終わったら、預金残高を確認しとけよ。(笑)
「いただきますプリ!」


「美味しいプリ! うた達も食べるプリ!」



「これは・・・。」

「歴史の味! 人類が長い間見続けてきた、夢のかけら!」

「ななちゃん、どうしたの?」
「たぶん、すごく美味しいって事だと思います・・・。」

そうだね。ななのおもしれー女っぷりに磨きがかかって、すごくおいしそうに思えてきたよ。(笑)
「少しは分かってるメロ!」
「でも、こっちも負けてませんよ!」
「うん!」


「私達は、これだ!」

「プリー! メロロンも食べるプリ!」


「美味しいプリ!」

〈メロ! これは・・・。〉

「小さな味のロンドから、不思議な味のラプソディー・・・。そして、静かなるノクターン・・・。味の回転木馬メロ!」

「なんて味わい深いポエム・・・。」
「何言ってるか分からなかったんですけど・・・。」

こころ、ナイスツッコミ。しかも、タコさんウインナー一口食べただけで、このポエムなんだよな。正気の沙汰じゃねーな、このマスコットは。(笑)
さらに、なながこのポエムに共感しちゃうってのが、またカオスですよね。食べがいのあるおもしれー女同士通じ合うものがあるんでしょうか。(笑)
「美味しいプリ?」
「まあまあメロ!」

「メロロン可愛い!」
「みんなで美味しく食べられれば、キラッキランランだよね!」

「ごちそうさまプリ!」
「では、プリルン。どちらのお料理が勝ちか、判定をお願いします。」

「全部美味しかったプリ! みんな勝ちプリ!」

「つまり引き分けメロ?」
「って、いいんですか?」

「でも、メロロンのお料理、美味しかったし!」
「イエーイ!」
「プリ!」

「みんな、ありがとうプリ!」


その後日、アイドルプリキュアとズキューンキッスは、プリティホリックのキャンペーンポスターの撮影の仕事に臨みました。
〈お料理では、お姉様の心を掴めなかった・・・。やっぱり、お姉様は、アイドルプリキュアが・・・。〉

「撮影始めまーす!」


「キッス! 行こう!」


「私達2人、ズキューンキッスの出番だよ!」


〈ズキューン・・・。〉

おーおー、普段はクールビューティーなのが、だらしない顔しちゃって。これはもう、今夜のオカズ(意味深)は決まりだな!(笑)
仕事が終わり・・・、
「そういえば、プリルンとメロロンって、なんでプリキュアになると、すっごく大人っぽくなるの?」
「分かんないプリ。」
「今日は特別素敵だったね!」

「ねえたまが素敵なのは当然の事メロ!」
「キュアキッスも一緒だと、また違った魅力があるって事だよ。」


「あ、当たり前メロ!」
「素直に喜べばいいのに。」
「う、うるさいメロ!」




今回は、これで終了です。
エンディングが変わりました。タイトルは「キミとルララ」。
歌い手は、前のエンディングと同じく、プリキュア全員です。今回もCGダンスはあり、振付もyurinasiaが引き続き担当しています。
プリキュアが5人に増えた事で、かなり見応えがある映像に仕上がってますね。また、前のエンディングの前半で多く描かれていたアイドル衣装がなくなってる事で、よりプリキュアに注目しやすくなったように思います。
また、曲調は、テンポ速めの前のエンディングとはうってかわって、ゆったりした感じに。その分、プリキュアのダンスもゆったりめになっていますので、メイン視聴層の女の子達にとっては、今回の方がダンスを覚えられやすいんじゃないかと思いますね。
エンディング後半ではハートの木の前を舞台としているのも、面白いところ。地元感を強く演出してますし、花びらを沢山舞わせている事で、本格的な小道具を使わずにプリキュアを輝かせているというのが良いですね。
前のエンディングと同じように、後の話で、この曲を前フリとした合体技が出てくるのかも? その時を楽しみにしています。
放送終了時の提供画像も変わりました。


今話放映日であった7月6日は、ななの誕生日! ちなみに、7月6日は、ピアノの日。ななはピアノが得意ですので、良い誕生日設定ですね。
今話は、ななメイン回ではなかったですが、ななだけにバナナが好きとか、大げさな味評価で、なかなかの存在感を見せてくれたと思います。控えめな性格ではありますが、これからも所々で存在感を見せて、話を面白くしてほしいですね。
【まとめ】
今回のタイトルは「アイドルプリキュアVSズキューンキッス!?」とありますが、これは、プリティホリックの企画。この2組が直接対決するものではなく、アイドルプリキュアをイメージしたコスメ、ズキューンキッスをイメージしたコスメ、どちらが好きかを客に選ぶというものでした。
といっても、メインキャラ達が実際に対決したものもあり、それは、自分達だけのもの。内容は、うた、なな、こころの3人組とメロロンの料理対決で、プリルンにどちらが美味しいかを判定してもらうというものでしたが、それも、見ていて楽しく感じられるものであり、対決の雰囲気はだいぶ抑えられていて、結果も引き分けに。
まあ、ここ何話かは、うたとプリルンが離れ離れだったり、一緒にいてもプリルンがうたとの思い出を忘れていて悲壮感があったと思うと、対決ものでありながらも楽しさ一辺倒で終わらせるのが、ありふれた日常感が戻ったように思えて、適切に感じますね。
料理対決において、メロロンは、一流レストランでしかお目にかかれないような、豪華料理をいくつも作っていました。前々話ではプリルンにランチを作ってましたけど、あれでは勝ち目がないと思って、それまでに見た事のない、とびっきりの料理を出せば、必ず勝てると考えたのでしょう。単純ではありますが、妖精枠らしいと思いますね。
でも、あれ全部、メロロンが作ったとは考えられない・・・。カニさんウインナーだけはガチで、それ以外は、一流シェフに作ってもらったんじゃないのでしょうか。ギャグ感想でも述べましたが、Aパートで料理かどうか分からないアレは、一流シェフを呼ぶための儀式だったと信じて疑っていません。(笑)
一方、うた達3人は、メロロンとは対照的に、1枚の皿に収まるほどの簡素な料理に仕上げました。見た目がお子さまランチのように感じる上、子供達が簡単に作れそうにも感じ、メイン視聴層の女の子達にだいぶ寄せているように思いますね。
それに、こころが、おにぎりが好きだと言っていたのも見逃せないところでしょう。こころの声役・高森奈津美さんは、「デリシャスパーティ」のコメコメの声役も務めていて、そのコメコメは、おむすびが好きでしたしね。こころのおにぎり好きは、それを活かしているでしょう、きっと。
という事で、今話は、タイトルに「VS」とはあったものの、シリアス要素は少なめの、かなり楽しい展開で今話は終わり、ラストでは、カイトが久々に顔見せ。
そして、次回、うたは、そのカイトから、アイドルとして大切な事をまた1つ学びます。感想は、来月3日までには投稿したいですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。