しん健堂

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真逆の性質でバランスを取り合うオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸

2023-12-15 10:27:00 | オメガ3 オイル(クリルオイル)
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《理想的なバランスは1:2》

不飽和脂肪酸はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸に分けられます。この2種類の脂肪酸はお互いに正反対の役割を担っています。オメガ3脂肪酸の特徴は細胞膜を柔らかくしたり炎症を抑える働きをすることです。逆にオメガ6脂肪酸は細胞膜を硬くして炎症を引き起こす働きをします。

この2種類の脂肪酸は食事からでしか補給出来ないので必須脂肪酸と呼ばれています。(厳密にはDHA・EPAとγリノレン酸・アラキドン酸はそれぞれαリノレン酸とリノール酸から合成出来るので必須脂肪酸ではなく、αリノレン酸とリノール酸が必要脂肪酸です。)

正反対の役割を担うオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の理想的な比率については諸説あります。1:1という説もあれば1:4という説もあります。最近ではNHKが1:2という説を紹介してこの数字が広く知れ渡っているようです。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の現実の比率はというと、1:10程度だと言われています。(酷い人だと1:20にもなります。)これは明らかにオメガ6脂肪酸の過剰の状態です。この状況は特に血管に関わる病気のリスクを高めてしまいます。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の現実の状況を考えると、とにかくオメガ6脂肪酸を減らしオメガ3脂肪酸をしっかり摂ることが大切です。積極的に摂るべきオメガ3脂肪酸の具体的なものを挙げると、「えごま油」「亜麻仁油」「青魚」などです。

逆に減らすべきオメガ6脂肪酸の具体的なものを挙げると、「コーン油」「大豆油」「ごま油」「ひまわり油」「ベニバナ油」「綿実油」などがあります。(因みにサラダ油はこれらの原料を元に日本で開発された低温でも結晶化しないように精製された油を指します。)

こうして見ると、普段調理に使う油は殆どがオメガ6脂肪酸だとわかります。逆にオメガ3脂肪酸は、殆ど摂取できていないこともわかります。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスをとるために、とにかくオメガ3脂肪酸を積極的に摂ることは何より大切です。と同時にオメガ6脂肪酸を減らすために普段調理に使う油をオリーブオイルなどの単価不飽和脂肪酸に変えることはおすすめです。

油の多くは種子から搾り取るタイプが多いのですが、オリーブオイルは果実から搾り取ります。その分、農薬などの影響を受けやすいため有機栽培などの表示があるものが理想的です。

また、油の搾り取り方には化学溶剤を使うものや高温圧縮を行うものなど様々ありますが、理想的なのは低温圧縮で搾り取ったものです。(油は熱と酸素と光が苦手です。)

これらを含めて考えると理想的なオリーブオイルは「低温圧縮」「有機栽培」表示のあるエキストラバージンオイルという事になります。ここまででなくても、普段調理に使っている油をオリーブオイルに変えるだけでも大きな違いがあります。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスのみならず、トランス脂肪酸の悪影響も含めて、血管の炎症による疾患の予防という観点から、とにかく大切なのはオメガ3脂肪酸を積極的に摂取するということです。

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