
ホラー映画のような悪夢を、二日間続けざまに見た。花粉アレルギー薬のせいか。超キモい夢なんで、特に妊娠中の人は(二番目を)絶対読まないで下さい。
一晩目、私は見知らぬ町のアパートに、娘と一緒に暮らしている。同じアパートの住民と仲良くしている。誰かの部屋に集まってお茶を飲んでいたら、地震が起こる。誰かのご主人が、逃げろ、と非常口からみんなを逃がす。トイレにいる私を娘が呼びにくる。洗面所の鏡に映る娘は見たこともないおとなしそうな娘さんで、さらに後ろに映っている私が、全く知らない地味なおばさんだった。二人が逃げ出した瞬間にアパートが崩壊する。助かった、と確かに抱き合っているのだが、それは私ではない。
二晩目。朝目覚めたら、お腹に巨大生物が入っている。妊娠した時と同じような感覚だが、明らかに違うのは、中の生き物の手足が長い。まるで犬だ。ガリガリ内側から爪で引っかく。痛いしキモい。ふと見ると、横に寝てるはずのかぼちゃんがいない。ガバと起きて、お腹を抱えながら歩いて、リビングでコーヒーを入れてたニックに、かぼちゃんは? と聞くと、どこにもいないんだ今朝から、とニックが振り向く。私のお腹を見て、OMG!どうしたそれは!と驚く。わかんないの、起きたら入ってたの。かぼちゃんなのか? かぼちゃんかぼちゃん!とニックが叫ぶと、中から、きゅうんという声がした。