富士急別荘地から高速バスのバス停などに別荘客を運ぶオーナーズバス。後ろに見えるは別荘客専用ゴミ捨場。かぼちゃんの散歩コース。
富士登山客にはやや早い六月。富士山を見に来る観光客、毎年歩きに来ているハイキング客、してまた2020年のオリンピック自転車競技コースを己も走ろうとムンムン集まって来ているサイクリング客、で賑わう山中湖。最後の部分、悪意が感じられたらごめん。スター選手の走るオリンピックコースを自分も走る優越感に浸っている私だが、私は電動自転車。ロードバイク(かっこいい細身自転車)のサイクリスト達は、かっこいいサイクルウェアを贅肉の無い身体にピチピチに着て、音も立てずシャーっと私を追い抜いて行く。私が走ると、シャーカ、シャーカ、という重いペダル音がする。私は電動自転車に、ウェアだけは湖畔のアンティーク自転車店ラーゴビシーノで買ったオレンジ色の中古のウェアを着ている。客観的に見るとダサい。でも気に入っている。人を笑かすくらいのダサさはカッコいいと思う。電動自転車は8万強であった。彼らの乗る自転車は安いので25万、いいので150万くらい？ だが、湖畔を走って気持ちいい気持ちは一緒だと思うし、籠坂峠なら電動自転車がロードバイクを追い抜く事態もアリである。
ラーゴ・ビシーノ。ここでコーヒー飲んでチョコブラウニーを食べ、また走る。
