庭のライムの木が少しずつ育つ。比べて、雑草は憎たらしいほど伸びる。特に裏庭の雑草が茂れば茂るほど、虫が来てリーリーリーリー鳴いて眠れん。俳句人なら喜んで目覚めて一句よめや、と自分でも思うが、そんな面白い声ではない。塁に出たランナーやコーチが叫ぶぐらいリーリーリーリー夜通しやっている。仕方ないので、生ゴミの日の朝一に、ぎっくり腰をかばいつつ、這いつくばって草を毟る。
9月の上人坂カルテット
1 モーツァルト/弦楽四重奏曲K.387「春」
2 ハイドン/弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-5「ラルゴ」
3 ハイドン/弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-3「皇帝」第2楽章
4 モーツァルト/弦楽四重奏曲K.387「春」第4楽章
5 ハイドン/弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-3「皇帝」第3楽章
6 ハイドン/弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-3「皇帝」第4楽章
時間が来ても、あれもこれもと弾きたくて止まらないニック。持田町の洋菓子『香苗』のケーキを食べながら、ラルゴを合わせて弾く難しさを語る。これがプロのリハだったら、めちゃくちゃ険悪なムードになっていただろうと。(漫才コンビが仲悪いのも同じ理由であろう。) でも上人坂カルテットは違う。楽しくなければカルテットじゃない!(どっかで聞いた台詞)