goo blog サービス終了のお知らせ 
見出し画像

ミセスローゼンの上人坂日記

泣きさうな朝顔六つ七つ八つ

北海道、東京三つと、今年四つのコンサートが延期となった。残るは十二月の中之島。ニックもさすがにショックで、机に額をつけて、祈っているのか、自分を励ましているのか、しばらく静寂があった。それから共演のピアニストに長々と電話して逆に慰められ、ようやく笑顔を取り戻した。中止ではないのだから、延期だから、と言い聞かせても私もめちゃくちゃ悲しく、庭に出て泣いてしまった。それが無くなると泣いてしまうほど好きな物があるのは幸福なことだよね。最後に次女にラインして、「コロナ的に仕方がないよねー、残念。」と、あっけらかんと慰められ、笑顔とりもどせた。コロナのせいで非常に残念な思いをしておられる全国の方々お察し申します。コロナのせいで何かいいこともあるはず。必死に考えて一つあった。コロナ節約でシャネルを断念し、コスパの良い口紅を探したところ逸品に出会えた。 シュウ・ ウエムラの『メゾン キツネ』のリップスティック。私の求めるマット感とキュートな色。しかも定価のほぼ半額、アウトレットだから。税込み2000円以下でこんな素敵な口紅が買えるとは嬉し。今韓国コスメも可愛いしね。コロナ不景気で御殿場プレミアムアウトレットの平日は十分すぎるほど社会的距離が保てる。アウトレットの方々も今は大変だと思うけど、コロナが終わったらまたうんざりするほど観光客が戻ってくる日がきっと来る。がんばれ。

 

伊月庵通信表紙に溶け込むお洒落なりっぷすてぃっく。色はピンク。

コメント一覧

朗善
月を待つ、素晴らしかったですね。笑い泣きしつつ読みました。そして、私達夫婦はこの境地には程遠いなあと、真似して書いてみたら超楽しかったです。
セロ弾いて老いぼれふたり月を待つ
(「老いぼれふたり」は以下省略。)
犬抱いて
散歩して
カクテル振つて
パン焼いて
貯金下ろして
大人買いして
喧嘩して
謝つて
ヨガやって
車洗つて
銀髪の
盛装の
移民して
日本語で
按摩して
俳句して
‥‥‥止まりません。笑笑。
明惟久里
この禍中、活動を限定・延期される表現者の皆さまのお気持ち、ご本人やごく近くにいる方々でないとわからない辛さがおありでしょう。 ボーッと東京に高齢者と暮らす私にさえ、いろいろな制限がかけられ、窮屈で全く動けないこの頃です。
ニックさんのせめてもの幸いは、すぐ傍らに千津さんが居て下さることですね☆
最新の『藍生』に杏子先生が連作なさっていた「…月を待つ」にもきゅぅうと心が痛くなりました。 でもこれらは、しっかり前を向いた句なのですよね。 さすがいつき先生以上にブレない師匠です。
私は「出る月を待つべし、散る花を追うことなかれ」という中里東里の言葉が浮かびました。 『無私の日本人』磯田道史(文春文庫)で知ったのですが、江戸中期の儒学者だそうです。 朝の日の出を待つのではなく、まず夜を照らす月を待つ…明けない夜はないから、それはいずれ朝を迎える♪…と。 過去をああだったこうだったと嘆くのでもなく、たらればで未来を案じるでもなく、今をただ今としてあるがまま受け容れる。 今はこの連作を書き写して貼っています^^
シュウウエムラ、素敵な色ですね。 私は創業年よりクレンジングオイルを愛用しています。一番古いもので、何度も製造終了になったのですが、その度復活販売されています。今もまた終了宣告されています。復活するかなぁ…まぁ次を考えつつこれも今を受け容れるしかないですね。 いつかまた、それもできるだけ早く…活動再開できますように! p(^^)q
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事