包帯に鉛筆を持ち秋の昼

一年ぶりI中の修学旅行。
雨のなか道後吟行。

こないだからバスガイドさんや添乗員さんと動いてると、団体旅行の苦労も醍醐味も、よくわかる。

すばらしー仕事だね！

今日のツアーで嬉しかったことは、あと一歩ねばれたこと。

ネタバレしちゃうけど、「ポツポツ」という音を拾った男の子がいた。
「何の音？」
「雨の音」
「どこで拾ったの？」
「石段」
「石の上に雨が落ちてポツポツ音がした？」
首を傾げる男の子。
「何の上に落ちた音か、よく思い出して」
「足の上」
「はだしの足？」
「ううん」
「じゃ、どこ？」
「靴」
「靴の上？」
「うん」
「じゃ、それで作ってみたら？」
「うん」
粘って作ったら、10句には残れなかったが、Sんじゅさんが、「靴に落ちる雨音よんだのは彼だけ！」と、ほめてくれた。

雨がポツポツは月並みみたいだけど、靴の上に落ちる雨音は、まじでポツポツっていうんだよね。

いい句がいっぱいあった。
特に、校長の句は、ガチすごかった。校長が本気に俳句モードになる学校って、すごくね！？

楽しかったなあ。