ミセスローゼンの道後日記

冬土用明けて鰻の皮甘し



道後猫の居た店でラーメン食べた。



藍生の句会に行ってきた。先生にご挨拶したら、「あなた日経取ってないでしょ?」と、私の句が掲載されたページを下さった。その通り、私は新聞を買わず、羽田のホテルのロビーにあった新聞を写メってたので、とっても嬉しかった。しかも句会で二句選んで下さった。少しずつ貯金が貯まるように句が増えてゆく。400句くらいになったら句集が出せるようにがんばらう。

今年冬のニックの中之島コンサートの打ち合わせを松山でさせて頂いた。大阪からはるばる松山まで来て下さったのだ。黒田先生ご夫妻の前で畳の上でチェロを弾かせて貰って以来、久しぶりの七楽で、久しぶりの鰻を食べた。もんのすごく美味しかった。わたしは魚の皮は大抵苦手だが、鰻はあまりに味が好きなので皮まで食べる。鰻を食べる時、漱石が書いた子規の鰻の話を思い出す。思い出すといっそう鰻が美味しく感ずる。

以下抜粋。

其から大将は昼になると蒲焼を取り寄せて、御承知の通りぴちゃぴちゃと音をさせて食う。それも相談も無く自分で勝手に命じて勝手に食う。まだ他の御馳走も取寄せて食ったようであったが、僕は蒲焼の事を一番よく覚えて居る。それから東京へ帰る時分に、君払って呉れ玉えといって澄まして帰って行った。僕もこれには驚いた。

コメント一覧

理酔
わたいも、払った人が格好ええと思いますです。
msgecko
理酔さま
「払ってくれ給え」と言う人と、払う人、どっちもいい。尊敬と友情がある。どっちかと言うと「払う人」の方がかっこいいと私は思います。
理酔
「君払って呉れ玉え」今の時代言える奴はまず居ないねえ台詞だなあ。羨ましいよ、言った方も言われた方も。江戸っ子金之助は目ん玉ひんむいてさぞや驚いたんだろうや。
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