
「町中は信じられないほど静かで、子供も騒がずおとなしく歩いてる。電車もバスも音もなく駅に到着して、黙って出て行くので、よほどしっかりしていないと乗り遅れたり、乗り越したりする。ベルリン人はなんと物堅くて物静かな人たちだろうかと思ったら、バレエの劇場やコンサートホールに入ると、同じベルリン人が熱く語り合い、盛んに気炎をあげている」と言う話を聞いて、私は青森を思い出した。食べ物が美味しいそうだ。新しい建築物と古い建物が混在しながら全体としてくすんだ町並が、夜は建物の屋根だけライトアップされ独特な美しさだそうだ。
その夜、私がベルリンにいる夢を見た。ホテルの窓から街路を見下ろしていると、亥の子の子供達が来て、何本もの綱で縛った丸い石を上げ下げしながら、日本語で歌いだした。
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事