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ミセスローゼンの道後日記

小春日の碧き眼に叱らるる

盛況のバレエのあと、ダンスへ。げんこつ飴を食べ水を飲み日向ぼこしながら歩く。トイレでALKと一緒になったので、今後のレッスンとゴールについて話す。「むつかしいけどやってみましょう。その代わり家で練習してこなきゃだめ」と怖い顔。稽古場に日がさして、彼女の水色と灰色を足して二で割ったような瞳が本物の湖のように輝く。ワルツのベーシック(ワルツ1)は一応終り。MM先生に習ったことがものすごく役にたってる。っていうか、やっぱこっちが原型だなあと思う。バレエのように洗練されていない。華麗ではある。華麗って野卑と紙一重だなと思う。朗善先生が、バッハの無伴奏チェロの一つに替え歌をつけて、「フランスの貴婦人は下着をつけない」といつも歌われるのだが、そんな貴婦人がお城の庭で立ちションしては、また踊ったのだなあ、という実感がわくようだ。
ワルツをやってる最中から、「その足はタンゴ、ワルツじゃない」「タンゴじゃないんだから首はなめらかに回す」などと叱られてたんで、タンゴを習うのが楽しみだった。明日からタンゴ。
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