ヤノス・シュターカーという今は亡きチェリストから聞いた話。
ヤノスが、日本でコンサートツアーをしていた時のこと。有名なホテルのロビーで、ヤノスと伴奏者がお茶をしてたら、ファンがお辞儀しながら近づいてきて、ヤノスのチェロケースと日本人ピアニストをちらちら見ながら、ヤノスに向かってこう聞いたそうだ。
「もしかしてこちらはヨーヨーマさんですか? あなたは伴奏のかたですか?」
ミュージシャンが二人以上集まると、それぞれツアー中にあった面白い話の披露合戦になる。もうめちゃくちゃ面白い。公けにできない事が多い。素人の聞き手が一人いると、いっそう盛り上がる。私がニックのツアーや社交生活に貢献してるとすればまさしくこの部分だと思う。残念ながらヤノスとは会う機会がなかったけど、ルジェロリッチーとサーネヴィルマリナーには会えた。ジョン健ヌッツォさんも話がうまい。次回公演でお目にかかるのが楽しみでたまらない。明日はまたスゴイ人に会う予定だが、本当に会えるのかな。
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