
ダウントンアビーというイギリス貴族のTVドラマを見て以来、よそのお宅へ行くとつい働く人々のユニフォームが気になる。白い蝶ネクタイは執事や従者じゃなくて下僕とかね。ウソウソ。執事がいる家なんて山梨中探しても一軒しかない。ピアニストの田崎さん宅だけ。ウソウソ。悦子さんはハンサムな旦那様のことを爺と呼び、うちのバトラーって冗談でおっしゃってた。そんくらいカッコいい旦那さん。って、前書が長くなったが、ひょんな事から、アニメ「黒執事サーカス編」の音楽を担当された作曲家のお宅を拝見した。(後で娘に自慢した。)
ログハウスの音響の参考にスタジオを見学させて頂き、ニックがチェロも試し弾きさせて貰った。残響があまり無く、生粋の木の音のみ響く。蝋燭の光しか無かった時代の木の家に響いたであろう音を想像しながら聴く。木目の壁にセロと人の影が踊る。それを見ながらバッハを聴く。そういう北欧的な幻想的なサロンコンサートもいいね。