帰省で高速が渋滞することを覚悟で相方(N氏)と強行。栃木を4時に出立し、目的の渓には9時30分着。途中の自然渋滞と事故渋滞を考えれば1時間半のロスで到着はOKです。
気温30度を越えるなか、着替えをしているとジトジトと汗が吹き出てきます。
先行者と思われる車が一台駐車しているので、下流に戻り安全な場所から入渓(初めての渓なので)。林道の状態が良いので入渓者が多いと踏んでいたが、案の定小さいのしか反応がありません。吹き出る汗が最初の堰堤越えと藪こぎで段々と滝のようになり灼熱の陽射しと合わせ体力を奪っていきます。
小さい当りしかないまま二つ目の堰堤。水叩きの切れる部分にフライを落とすと静に消え結構な手ごたえ、相方を呼ぶのと同時に軽くなってしまいました。堰堤を越えるので脱力感のまま山を登り一度林道に出て最入渓です。
足跡が沢山有ります。皆さんこの辺から入渓するようですなぁ~。
反応が薄く集中力も無くなってきたので木陰で一服、暫し体力回復を待ちます。渓を渡る風が心地よく釣果とは別の癒しを感じます。
再度ベストを着け気合を入れ叩くと数投目に↑のイワナが出てくれました。結構な引きで走り回り倒木に絡んでしまいました。上流の相方にランデングしてもうかと思い叫ぶがうまく伝わらず焦りましたが、何とかはずれ無事にネットインすることが出来ました。尾鰭の綺麗なイワナで満足です。
時間も午後2時半を過ぎ腹も空いてきたので退渓することにしたが、↑右(相方)の場所から斜面を登ったが昨年滑落した場面が蘇り超ビビリまくりました。
林道に辿り着き上流を観るとなかなかの流れ、触手をそそられますがなにせ空腹と滝のような汗で気力が沸いてきません。又の機会という事で戻りました。途中人の声がするので振り向くと先行者が同じように林道を下ってきました。
全身汗でビショビショになりましたが、又訪れてみたい渓でした。 今回の教訓として『真夏の釣上がりには着替えのパンツ』です。