口笛でアロハ

雨がしとしと降っています。

以前から欲しいなあと思っていた関口和之さんのウクレレアルバム「口笛とウクレレ」を手に入れました。
タイトルの通り、口笛とウクレレで全ての曲が構成されているのですが、夏というより雨の日に良く似合う音楽だった。
夏用にと思っていたPanPanは軽く振られてしまった訳ですが、なかなか良い振られ方でした。

6曲入っている曲のうち、嬉しかったのが私の大好きなバカラックの「雨にぬれても」が入っていたこと。
この曲、祖母の家にあったオルゴールに入っていた曲で、子供の頃から聴いていた、懐かしの曲なのです。
オルゴールのセンチメンタルな感じも捨てがたいのですが、口笛バージョンの軽やかな音も気持ち良い。
口笛がこんなに雨の日に似合うなんて知らなかったなあ。
竹中直人さんの澄んだ口笛に、つい自分も口を尖らかせてしまいました（でも鳴らないのだけれど）。

その他「MOON RIVER」や「慕情」も耳に心地よかった。
体が濡れても心まで濡らすことはないような、そんな夏の雨のような明るさを持った1枚。
しばらく雨の日はこれを聴くことになりそうです。
口笛、練習しよう♪