movieloverの辛口日記2!

50代のおっさんの日記です。書きたいこと書いてます。

鹿の王 ユナと約束の旅

2022年03月07日 00時02分22秒 | 映画

3月2日(水)

この日はイオンモールKYOTOにあるT・ジョイ京都「鹿の王 ユナと約束の旅」を観た。movieloverとか言いながら、最近は仕事を含めた生活リズムで映画を見る時間がなかなかつくれなくて、ひさびさの映画館。水曜日は割引で1,200円で観られるのが嬉しいねぇ。

上橋菜穂子のベストセラーをアニメ化した作品。原作を読んでいるので、あの壮大な物語を2時間程度にまとめるのはかなり難しそうと思っていたのだが、なんとかまとめたって感じ。ただ、その分端折っているところが多くて・・・。ピュイカの特性について説明がないのは残念だ、あれじゃただの鹿だよ。そして特に残念なのが、ミッツァルという病が感染症である説明がないので、ただの狂犬病に思えてしまうこと。感染症克服を目指す医師を描くお話で、このコロナ禍においてこそ観るべき作品だと思うのだが、そのあたりがうまく描かれていないのよねぇ。それでもうまくまとめられていて、面白く観ることができる作品。それなりに楽しめるよ。

 

以下少し個人的なことを書く。

実はわたし原作を読んでいるのに映画を観ることはあまりない。では何故この作品を観に行ったかというというと、監督の安藤雅司が高校3年生のクラスメイトだったから。わたし全然知らなかったのだが、安藤はかなり有名なアニメーターらしい。

ちょうど一年位前に呑んだ東京に栄転した小中高と一緒だったNT(こっそり書くがこの男、女優の高橋ひかるの父親だ)が、昨秋に突然電話してきて、

NT「高校の同級生で安藤って覚えてる?」

わたし「安藤いたよねぇ。」

NT「ジブリで監督してるらしいよ。知ってた?」

わたし「マジ?知らんかった。すごいじゃん!」

というわけで、調べてみると『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『君の名は。』などで作画監督をした業界では有名な男らしい。その男が初めて監督すると聞いたので、そりゃ行かないとと、この作品を観に行ったのだ。あの安藤がこんなに活躍してたとは全然知らなかった。知っていればもっと観に行ってたのに。彼にはこれからも素晴らしい作品を作ってほしいなぁ。もちろん観に行くよ。

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『鹿の王』(上橋菜穂子)

2020年07月15日 00時02分28秒 | 読書

上橋菜穂子の『鹿の王』を読んだ。4巻あわせて1200頁超の超長編作品で本屋大賞受賞作。

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架空の世界を描く物語。架空の動物がたくさん出てくるわたしの好みの物語だが、全編やや暗めの展開がちと残念。

主人公的存在は二人いて、一人は元戦士で奴隷になっていた男で、致死率の高い感染症に感染しながら生き延びる。もう一人は助けられる命は助けたいと努める医師。この二人が邂逅する。ミステリー要素もあって、さすがに本屋大賞受賞作で読み応えあり。感染症について描く作品でコロナ禍のいま読むべき作品だ、いい時期に読んだなぁと思う。

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