三秋縋の『恋する寄生虫』を読んだ。寄生虫が巣食う二人の恋のお話し。
恋する寄生虫 (メディアワークス文庫) [ 三秋 縋 ]
極度の潔癖症のため就職しても仕事が続かず失業中の高坂と、視線恐怖症のため不登校の女子高生佐薙があるきっかけで出会う。二人は惹かれあい恋に落ちていくのだが・・・。
頭に巣食う寄生虫のせいで人嫌いになったり恋をしたりとなかなかに斬新な発想。もちろんつっこみどころ満載ではあるが、そんな野暮は言わずに素直に軽く読む分には充分楽しめる作品。ラストがちと切ないのだけど・・・。
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