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スタジオゆんふぁ登山部

自主映画制作団体スタジオゆんふぁ別室。夏山テント縦走程度の中級登山ブログです

鉢伏山 (1928m) 登山日2011年5月4日

2011-05-05 08:23:16 | 2011年山日記
(写真は高ボッチから見た鉢伏山)

鉢伏山 (1928m)
長野県岡谷市、塩尻市、松本市
登山日:2011年5月4日
日帰り、所要時間5時間(休憩込み)

7時集合

7:40 車で高ボッチ・鉢伏分岐駐車場着


8:00 登山開始

8:50 牛伏寺登山路との合流地点(小休憩)

9:40 鉢伏山荘

10:15~11:00 鉢伏山頂(コーヒーブレーク)


11:00 山頂出発

11:30 鉢伏山荘

13:00 高ボッチ・鉢伏分岐駐車場着


【山道】

高ボッチから山荘までは舗装道路で車でも行ける。

鉢伏へ向かう道の入り口は塩尻市の名で進入禁止の簡易ゲートが作られているが、道に異常はなく雪もなく、車の通行に支障無し
実際、多くの車が自己判断でゲートを開けて山荘まで行っていた。山荘の管理人さんも通行止めの連絡は無いし不要だと言っていた。
所々舗装道に並行したり、ぐねぐねした舗装道をショートカットで直登するように自然道がついている。
山荘から山頂はよく整備された道で、ハイキングコースのよう。

斜面なだらか。岩場なし。ぬかるみなし。

【鉢伏山荘】

・かっこいいおじさんが山荘を管理しておられる
・山頂に向かう前に管理費として徒歩100円、一般車500円の料金が必要
・トイレは水洗できれい。
(トイレのある建物)
ただし今の時期は水が止まっている。100円。男女共用。

【鉢伏山頂】
・岳の低いササなどに覆われているが、樹林帯は抜けていて展望よし
・美ヶ原がどっしりと真横に横たわる様が圧巻。
(美ヶ原[2034m]のだだっ広い山頂部を真横から眺める)
・松本平や諏訪湖の眺めよし
(黄砂にかすむ諏訪湖)
・乗鞍、穂高、槍のパノラマ、八ヶ岳も見渡せる(晴れて黄砂がなければ)
・山頂に簡単な展望台あり
・携帯電話:DoCoMoはアンテナ1~3本、auは圏外だった(場所によると思われる)。Softbankは未確認。

【コースマップ】


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【日記】
鉢伏山は家からもっとも近い1900m超峰である。
(我が家から見上げた鉢伏山)
塩尻と岡谷を隔てる高ボッチ山からつづくなだらかな稜線の一番高くこんもりと盛り上がったドームは、樹林帯を抜けてはげ頭のようだ。
いつも塩尻市を見下ろしている鉢伏ドームにいつか登りたいと思っていた。

本格的山シーズンを前に、練習登山として鉢伏山に向かう。
私しんと妻さやかと、そしていつも自主映画制作工房スタジオゆんふぁでスタッフ時々役者として一緒に映画を撮っている女子2人(KとM)と鉢伏に向かったのは2011年5月4日だった。
(この種のブログでは人物を顔を伏せるのが普通ですが、めんどくせーので本人たちの了承のもとそのまま掲載しています。)

7時にMの家に集合。
ここから妻の車で崖の湯経由で高ボッチ山へ。
高ボッチ方面と鉢伏方面の分岐点にある駐車場に8時前に到着。
本当は鉢伏山荘まで車で行く予定だったが、進入禁止のゲートが。
仕方なく徒歩で山荘へ向かう。

しかし後から何台も車が我々を追い越して行く。
後で山荘の方に聞いたところでは、通行止めの連絡はないし、止める必要もない・・・とのこと。
たしかに道は問題無し、雪もないし、工事も行われていなかった。

微妙に登ったり下ったりを繰り返す樹林帯の中の舗装道。
ときおり眺望が開けると、霧ヶ峰、蓼科山、八ヶ岳の大パノラマが・・・・

しかしこの日は黄砂が濃く、快晴だというのに景色は黄砂の中に霞んでいてよく見えない。
肉眼だともう少し見えるのだけど、写真ではあまり伝わらない。

舗装道に飽きて来たころに、牛伏寺からの登山道との合流地点にぶつかる。

舗装道よりいいだろうと、樹林帯の中の登山道を行くが、5分くらい歩いて舗装道に出て、また登山道→舗装道→登山道→舗装道の繰り返し。

歩くモチベーションを維持するのがなかなか大変だが、次第に「鉢伏ドーム」が近づいてくるとややテンションが上がって来た。


1時間30分ほどで鉢伏山荘につく


いい雰囲気の男前なおじさんが山荘を管理していらっしゃるようだ。
維持費100円を払って山荘敷地に入り、山頂への登山道を行く。

登山道はよく整備されており、岩地もぬかるみもない。ハイキングコース感覚。

地図で見ると2034mの美ヶ原と、1928mの鉢伏山は隣り合って並んでいる。
実際、鉢伏から美ヶ原はよく見える。

(アンテナの林立する美ヶ原最高点の王ケ頭[2034m])

美ヶ原の百曲がりコースなどが走る絶壁のような側面と、だだっ広い美しの山頂部が一望できるのは鉢伏からだけではなかろうか。
美ヶ原のだだっ広さを再認識できる。

山頂に行く前に、二つ山への分岐がある。

二つ山コースは雪渓がふさいでいたので、そちらに行くにはアイゼンを付けるか、雪渓がなくなるまで待つかした方が良さそう。

鉢伏山頂への道は傾斜はきわめてゆるやかで難所は全くない。
うっかりすると山頂の標識を通り過ごしてしまうくらいにあっけなく山頂に着いてしまった。

山頂は西側は開けていて北アルプスが見渡せるが、東側は低木が視界を遮り八ヶ岳の眺めは悪い。
しかし絶景のはずの北アルプスも・・・

ご覧の通りのひどい黄砂で槍は判別不可。はっきりそれと視認できるのは常念くらいだった。
最高点から少し下ると神社

も少し下って展望台


(展望台上で無駄にはしゃぐ山ガール)

展望台のそばのベンチでコーヒー休憩

買ったばかりのPRIMUSのスパイダーストーブを使う。
去年まではColemanの燃料缶の上に直接付けるタイプのバーナーを使っていたのだけど、高いところで汁物の調理をするのが怖かったので、今年から分離式のストーブを使う。実に好調。
使っている燃料缶は4年半前に映画ロケの照明用ランタンの燃料として買ったもの。この日でやっと使い切った。

山頂を後にし、来た道をだらだらと歩いて下り13時に駐車場へ。
高ボッチ高原まで車で移動して乾杯

サッポロ一番塩ラーメンと、ソーセージ、そしてビール。
3時前には帰路についた。

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