新☆本若記☆

本若劇団員の稽古やら、日常やら。

初体験@うえじま

2014-05-27 21:02:16 | 本若全開


仕事終わり。
目の前に飛び込んだ一本の木に、思わずシャッターを切る。
公園の中に、少し離れて立つ一本の木が、
めっちゃ眩しかったのは何故だろう。。。。。。

先週末、野外ステージで初めてお仕事してきました。
控え室も外。
客席があって、ステージがあって、
パネルがあって、その裏が私たちの控え室。
現場に到着したら、まず、落ちている葉っぱや、木の実の掃除から始まる。
昨日も同じ場所でショーをやってて、昨日も同じく掃除から始まったらしい。
昨日掃除したとは思えない量の、葉っぱと木の実に生命力を感じてしまった。
片付けすんだら、リハーサルが始まって、
開園したら、パネル裏の狭い控え場所にテントを二台立てて、
そのなかで、更にリハーサルが続けられる。
ギリギリまで細かい合わせや、より良くするための変更が加えられ、
細かい注意も聞き逃せない、緊張感のある現場でした。

全2ステージ。
満員のお客さんに見守られて約35分のステージは終了。
芝居の舞台とはまた違う面白さ。

芝居は、物語を紡いでいくことが中心で、
観ているお客さんを意識しながらも、セリフは相手役にかけていくのだけど、
今回は自分の持ってるもん全部もってけ~~~くらいにお客さんに投げ倒した。
お客さんもそれを両手で受け取って投げ返してくれる、そんな舞台でした。

次の日曜日にもう一仕事。
ショーの時間は半分の15分。
今回の反省をたっぷり踏まえて、次は完璧にこなしてやると心に誓い、
今週もリハーサルです。

新しい経験が、新しい視野を広げるきっかけになるといいな。



追記:ステージの白いパネルと、その後ろの生い茂った森の間が私たちの控え場所。
    生命に溢れていたよ。