思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

世界が目指す特別支援教育

2019年01月21日 | 教育
とても密度の濃い特別支援教育セミナー。

様々なトラウマ処理の講話があった。
その中でも,フラッシュバックを処理するタッピングの話が残った。
苦痛な部位を自身の手で左右交互に20回ほどタッピングを行う。
自分自身に行って試したい。

ADHDの子の脳の発達は3年前後遅れる。
脳の皮質の成熟遅延の画像に基づく話。
青年期に一気に脳の発達が追い付く場合もあるという。
そのことを頭に置き,きちんと対応しながら,待つ,
ということも大切だと感じた。

アメリカの一般的なクラスで,子ども達が自由な椅子に座っている。
バランスボール,バランスチェアー,立っている子,寝ている体制の子もいる。
集中できるなら,どんな座り方をしていても自由なのだ。
今日の新聞でも,フィンランドの目指す一般的クラスの風景があった。
やはり,立っている,バランスボールに座る,など,自由な光景があった。
それぞれの子の持つセンサリー(感覚)を大切にし,合理的配慮,
ユニバーサルなデザインのもと,世界はより自由なスタイルに向かっていることを感
じた。

教師はどれだけ自由度を許せるか。
教師はどれだけこだわりを捨てられるか。


コメント
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