ぼちぼち。

愛するわんこ達と過ごす笑ったり泣いたり怒ったりの日々を
私らしく『ぼちぼち。』と綴っていきたいと思っています。

じいちゃんに会いに。

2007-08-10 23:57:19 | 日々のこと。
今日は和歌山の叔父のところへ名古屋の伯父夫婦とばあちゃんと一緒に出かけた。

和歌山の叔父はお寺の住職様で、お盆の時期は大忙し。
みわんこ。の母上の妹である叔母もお盆のお手伝いで大忙しなので
毎年この時期はみわんこ。母上は和歌山へ1週間ほど泊り込みでお手伝いに行く。
なので今回は実家に居るばあちゃんのサポートとして帰省したのだ。

大した事は出来ないけれど、じいちゃんばあちゃん孝行出来れば、と思う。

そして。
お盆の時期、お寺では『施餓鬼(せがき)』というおつとめが有り、
沢山の方々が合同でお参りをし、初盆の仏様のご供養もしたりするのだが
今日も沢山の人が集まっていた。
みわんこ。がこの施餓鬼に参加するのは初めてだったのだが
10人の和尚様がお経をあげ、お釈迦様の周りをねり歩いたり
鐘など鳴らして大きな声でお経をあげているのはなかなかな迫力のある風景でした。

ありがたい徳のお話を聞いたり、他のご家族の分も手を合わせて
本当にみんなでみんなのご家族の、そしてご先祖様の供養をした、という感じでした。

そして。
終わったあとに出来上がってまだ間もないじいちゃんの眠るお墓へ。
父の日に納骨されたじいちゃん。
まだ新しい墓石にじいちゃんの名前が彫られているのは不思議な感覚だった。
暑かったのでみんなでお水をかけ、ふと脇を見ると石碑がありました。
そこには聞いた事のある言葉。
『よか、よか、そいでよか。』
じいちゃんが良く口にしていた言葉です。

『いいよ、いいよ、それでいいよ。』
一生懸命頑張った事に対しての頑張りを認め、誉める言葉。
頑張り過ぎている人に、肩の力を少し抜いて欲しい時の労いの言葉。
何かに向かって進み、達成した時の励ましと喜びの言葉。
そして何より。
心の居場所を与えてくれる言葉。

じいちゃんは寡黙な人で多くを語る人ではありませんでしたが
じいちゃんの生き様を子も孫も見つめ、尊敬し、愛してきました。

そんなじいちゃんから貰う『よか、よか、そいでよか。』は
自信を無くした時、頑張った時、迷っている時に
様々な答えとなったのです。

って、じいちゃんはそこまで深くは考えてはいなかっただろうけど
少なくともみわんこ。はそう思ってきました。

そのじいちゃんらしい言葉がお墓の脇に石碑となって飾られているのを見て
きっと今でも優しく見守ってくれているんだろうな・・・。
そして色んな場面で
『よか、よか、そいでよか。』って励ましてくれてたりするんだろうなぁ。

今日からみわんこ。は、ばあちゃんと一緒に
じいちゃんにお供えする煮しめを作っています。
気持ちを込めて。メッセージをこめて。
それはきっと届くと思う。

明日は和尚様が実家に来て盆供養のお経をあげてくれる予定だ。
朝からしっかり掃除しなきゃ!
時福は遊び疲れでもうぐっすり。

みわんこ。も早朝掃除に向けてそろそろ寝ます。

おやすみなしゃいましゃ。