おじゃましました

講演や学校訪問などの記録

9月21日 第3回 北九州市新任校長研修会

2007-09-21 | Weblog
新任校長研修会もいよいよ3回目。まずはタイムマネジメント演習を行いました。 チェックリストを手掛かりにタイムマネジメントに対する誤解をときほぐし、次に業務の洗い出し。そして重要度と緊急度の軸での分類作業。最後は宿題だったTMへの自己評価を行いました。次に、もう一つの宿題だった校長講話。3分でのスピーチとねらいの浸透度チェック。そしてねらい自体を学校文化変革のための戦略と照合する作業。最後は人事評価システムの理解と評価者能力の講義を行いました。今日で最後の方もいらしゃいます。たくさんの宿題おつかれさまでした。 . . . 本文を読む

9月20日 子どもの安全に関する情報の効果的な共有システムに関する調査研究事業推進委員会

2007-09-21 | Weblog
昨年度もこの会議の副会長を務めさせていただきましたが、いまだ長い会議名を覚えられません。この名称のなかにいくつかのキーワードが散りばめられています。まず安全。これ自体が何かとトレードオフの関係にあり、追求すればするほど失われれてしまうものの存在を考えなければなりません。情報の共有、システムの構築、…どれも難問の会議です。 . . . 本文を読む

9月18日 ソウル市白山初等学校訪問

2007-09-20 | Weblog
はじめてソウルの小学校を訪問しました。玄関には「歓迎」の飾り付けが。校長室でのインタビューのあとはキム先生の算数の授業を見学。韓国の小学校は30人学級、隔週土曜日、小3から英語です。キム先生のクラスは2年生ですが、すでにリズミカルな九九のかけ算の暗唱(我が家の2年生はこれからです)。そして3桁の足し算も備え付けのインターネットに接続されたパソコン、TVモニター、オーバーヘッドカメラを駆使して行われていました。各学年に1台のパソコンさえなかなか配備されない日本の現実と比べながら、30人学級も実施され、教育予算の差を実感。その後は「日本を学ぶ」授業に早変わりし、「好きなプロ野球選手は?」「日本の携帯電話はどんなの?」などの質問攻め、そしてなぜかサイン責めにあいました。キム先生、刺激的な体験をありがとうございました。 . . . 本文を読む

9月17日 韓国教員大学校 総合教育研修院

2007-09-20 | Weblog
韓国教員大学校は20年前に大統領令でつくられた幼小中高の教員養成機関です。教育大学が初等教員養成、師範大学が中等教員養成と分けられているのに対し特別な存在です。ここでソウル市以外のすべての校長候補者の資格研修を行っています。人数が多いので6期にわけて6週間のプログラムを行っています。ここもそのための立派な研修施設があり、寄宿舎もあります。行政から出向してきているスタッフが運営の中心を担っています。驚いたことに、受講料、宿泊費、食費など研修にかかる経費のいっさい、さらには週末に自宅に帰る費用まですべて行政もちだということ。一人あたりの予算は約10万円。翻って、1万円の受講料を本人負担させ、我々内部スタッフは手弁当によって、なんとかやりくりしているマネ研との違いにまた愕然とさせられました。  お昼に大学近くで韓定食をご馳走になったあと、講義風景も覗くことができました。また、研究院長にもご挨拶でき、院長が次期の韓国教育行政学会会長ということで、日韓共同セミナーの話まですることができました。最後はラボセンターを見学。国内の先生方を6ヶ月間英語漬けにしている様子に勢いの差を感じました。 . . . 本文を読む

9月15日 ソウル教育大学校 初等教育研修院

2007-09-20 | Weblog
現院長と前院長との面談の予定でしたが、授業担当の教授、そしてこのプログラムを受講された校長先生の計4人が迎えてくださり、2時間半のインタビューに丁寧に応えてくださいました。さすがに教育大だけあって、プログラム内容にはかなりきびしく対応しているようでした。たくさんの資料をいただき感謝。そしてお昼は近くの大学指定の立派なお店に案内していただきました。午後は施設の見学までさせていただき満足! そのあと仁川市にある知り合いの先生の自宅に招待されました。韓国の教師の生活を垣間見ることができ、たいへん興味深い経験でした。 . . . 本文を読む

9月14日 ソウル大学校 教育行政研修院

2007-09-15 | Weblog
韓国に来ています。本日はソウル大の教育行政研修院にお邪魔しました。 ここは1960年に創設され、校長の資格研修を行ってきている組織です。 なぜ「40年も前から」校長任用前研修を大学しかも「ソウル大学校で」 行ってきたのかに興味をそそられ、調査しに参りました。その答えは 来月の日本教育行政学会で報告したいと思います。とにかく立派な 研修施設を前にいろいろと考えさせられた一日でした。 . . . 本文を読む

9月10日 海老津小学校 学校の日

2007-09-14 | Weblog
6年生の算数の授業をみました。3クラスとも単位量の単元でしたが、 例示の仕方が対照的でたいへん興味深く拝見しました。3組は走る速さくらべ。 3人の少年のうち2人が同じ距離でかかる時間が異なるケース、そして2人が 同じ時間ですすむ距離が違うケースで、両方の勝者のうちいずれが真の勝者かを 単位量で比較する問題です。その後、子どもたちは自分の50米走の記録を思い起こし 秒速や1メートルあたりにかかる時間を計算していました。傍観者のつもりで 気を抜いていたら当てられました。担任の先生は、種目も高校も異なりますが、 高校時代に同じ陸上競技場で走っていた間柄です。百メートル11秒2。 これは「引退」後に(インターハイを目前で逃しやめきれず)五種競技に冗談で 出場したときの記録で、本業(400m,400mH)ではありませんが、それでも ビール腹の今となってはまぶしい過去の栄光です。しかし、そのあとバウエルの 当日出たての世界記録と比較され、あっという間にかすんでしまいましたが… . . . 本文を読む