#99 Shinyo SANO Official website

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今日は広島でMOTO1 練習

2008-05-31 | ノーマル日記
広島って東京から行くと中国道に入ってから遠いです。
金曜、移動に十時間掛かりました。フランスに飛行機で着いちゃういきおい。
さて練習の方は、天気も良く、朝方ウェットスポットコンディションだったけれども昼過ぎには乾いて、楽しい練習走行に。久々に楽しいフランス的なコース。ダートも多過ぎず、少なすぎず、これもフランスらしいモタードを満喫出来るコース。それでも、今日乗った感じでは、路面のグリップが高く、滑りにくいのが、日本らしさ。明日のレースも楽しみです。

今日は富士スピードウェイで練習!

2008-05-29 | スーパーモタード
今週末はスーパーモタードMOTO1オールスターズ(全日本)広島戦です。
広島まで800kmで下手すると、フランスまで飛行機で行って到着してしまうぐらい掛かりますね。フランスまで約11時間。

いつもは桶川スポーツランドで練習をしていますが、広島戦は右廻りのコースレイアウトなので、桶川とは逆回り。
急遽右回りの富士スピードウェイカートコースに行ってみる事に。多少は練習に成るかなと。
いつも本コースばかり2輪4輪で走っていたので、実は一度もカートコースへは行った事が無くて・・・ちょっと行くタイミングを逃していた感じでした。
桶川スポーツランドは43秒ぐらいのコースですが、富士SWのカートコースは30秒は切ると噂を聞いていたのでちょっと狭そう・・・。

で行ってきました、カートコース。うちからだとアクセスし易い東名高速に乗って御殿場まであっという間。
そこから20分ぐらい走って、富士スピードウェイに到着。ゆっくり行っても1時間半あれば着いてしまう。
僕は本コースのライセンスがあるのでゲートではお金を払わ無くて良い。
カートコースに行ってみると、車が2台だけ。一人はカート、一人は2輪。
AM9時は回っていて、走行開始はAM10:00から。スタッフは走行15分前ぐらいに来ました。
走行料1日3000円なので安いは安い。トランスポンダーも1000円/日で貸してもらえる。
時間割が一定ではなくその場その場で時間割は変わります。
コースを歩いて一周しましたが、路面はめちゃくちゃグリップしそうな綺麗な舗装路。ゼブラゾーンは路面にプリントされているだけなので、凹凸はありません。

10:00になっても、僕を合わせて3名のまま。カートがいるので15分交代との事。
1本目走り始めて、まじめに走って10分で体がダウン。こんなに休みが無く忙しいコースは久々で、体が付いてこない。
昨日の夜のプールのトレーニングが少し聞いているのもある。
しかもコース様子見でタイムが1周30秒ジャストぐらいで、1周が早い。
路面は全く滑らないので、グリップが基本。動き的にはジムカーナに近い。1コーナーと途中のコーナーの2カ所だけドリフト走行のメリットがある感じだけど基本はグリップ。
ライン取りがとても重要でドリフトをすると遅いコースのような感じ。
2本目、何カ所か立ち上がり重視なライン取りで高回転をキープする事で、だいぶ楽に走れる。けど、10分でダウン。
3本目、4本目も10分ごとに疲れる。2本目からは29秒台は出ているが、あまりにも路面のグリップがいいので、何かモタードとは違う走り方の方が速いようだ。やっぱりタイトなコーナーはジムカーナ的な乗り方。
何本走ったかわからないけど、お尻が痛くなってきたので、終了。異常に疲れました。
しかもモタードは僕一人。カートがもしいなかったらずっとバイクの時間。
何か、昔のモタード発足時の湯河原を思い出す。それから、コースの大きさ的にロードパレット南千葉(通称スイラン)を思い出す。何か懐かしい雰囲気だった。初心者のモタードライダーやミニバイクで皆でわいわい走るのに最適なコース。
最近こんな感じの忙しいコースを走っていなかったので、自分の体力不足がわかって勉強に成ったし、タイヤの減り方が大きいサーキットとはやっぱり違った。
グリップがすごくいいので、桶川セッティングだとリヤサスが沈みすぎるので、もっと固くてもいいのかなと。スプロケも合わないけど、どんなスプロケでも特に問題はない感じだし、ふらっと遊びにくるならいいコースかもしれません。

で、今日は早めに引き上げて、メカニックとゴーカートをやりました。うちのKT100(ビレル)よりはすべてが遅いけど
Tシャツで気軽に乗れるゴーカートは、仲間と一緒に遊ぶのには最高です。メカニックも楽しんでいた様子。35秒でした。
お客さんで女性も何人かレンタルカートをしていたので、今度僕も仲間つれて来ようかなと思っています.



ここのコースの管理している方は、じつはモタード発足時の湯河原のサーキットの管理をしている人なので
久々に昔のモタード話などして、「前の湯河原は良かったよねー」なんて懐かしい話をしていました。
ジョーズ増田さんも、山下ケイさんも、ブラムレーシング関連も、僕も湯河原はすごく練習したし、ここの管理人(フジイさん)には本当にお世話になりました。僕らのスタントチーム「Rickyz(リッキーズ)」のショーなども初期の頃から
やらせてもらっていたし、今のモタード、MOTO1も含め、このフジイさん経営していた「湯河原」のモタードへの影響は
大きかったと思いますね。
ドリフト走行が始まったのも、湯河原じゃないのかな?みんな試行錯誤開発していましたし、僕もDRZでよく練習していましたよ。

このアットホームな富士のカートコース、初心者のバイク乗りにはおすすめです。是非オモローなモータースポーツライフを!

インドへはなぜ行くかって? YZF-R15

2008-05-27 | ノーマル日記
日本の2輪業界はアジア市場に力を入れています。
インド人口は日本の約10倍の11億人。中国の次に人口が多い国。そして急成長も著しい。
そこでマシンがヒットすれば・・・

ヤマハ発動機のお誘いで、僕はインドへスーパーモタードのデモランをしに行ってきます.>楽しい仕事なのか、腹下し必須仕事なのかわかりません。
チェンナイ市内のサーキットで、インド向けにヤマハが開発した、スーパースポーツYZF-R15(アールワンファイヴ)などの展示、試乗会を行います。インドではネイキッドモデルが主流なので150ccでもフルカウル付きはスーパースポーツです。

そこで、「インド人をビックリ」させてやろうって言う企画で、スーパーモタード車両を走らせるというもの。
ネット上でしかスーパーモタードを見たことが無かもしれないので、スリック履いたオフロードバイクがドリフトしたりジャンプしたりするので、本当に「インド人もビックリ」になるかもしれません。

YZF-R15(アールワンファイヴ)とは、こんなバイクです。

YOUTUBE YZF-R15

ジョーズ増田さんに走りの方は任せて、僕はがんばって付いて行くだけなのですが、僕の場合はエクストリームスタントという芸があるので、モタードの可能性を見せられるのかなとかってに思っています.
というのも、日本にボリスシャンボンが来た時のような、スライド走法とエクストリームスタント走法の両方を見せつけられたわけですから、エンターテイメントライダーとしては、エクストリームスタントぐらいは出来ないとショックは与えられないと自分の中では思っています.それも、豪快なスライド走法が出来ないからこそエクストリームスタントの方で補っているという噂もありますが・・・(汗

20かける20まで九九を言えるインドの方々の計算の速さを体感してくるとともに、インドの水で腹痛を体験するツアーが待ち受けているでしょう。なんのこっちゃ・・・

6月中旬、気温が40度から50度らしいので・・・少し萎える部分もありますが楽しみです。日本以外のアジアは初です。
何か僕の流れが変わるかもしれませんね。

「地球の歩き方 インド編」の旅行本を買って、行きもしない場所を眺めては、ぶつぶつヒンズー語で、ナマステー(ちわ!)やらシュックリアン(あんがと)とか、ピルミレッゲ(んちゃ!)とか、ぼやいています。

今週末広島MOTO1 in TSタカタでレースがありますが、うちからインドに行くより広島に行く方が時間が掛かるのが辛い・・・。

追加 速報!!富田(トミー)選手 世界選手権イタリア編

2008-05-26 | インフォメーション
追加 写真発見!

ゼッケン35の富田(トミー)選手は、スーパーモタード世界選手権のイタリア、カステレットに参戦中です。

決勝1ヒート目は、30台の中、30番スタートで1周目から28番手と上がり、3周目にはベストタイムも出し
27位、26位とスルスル上がり大奮闘、ゴール。ベストタイムが1:55.204
すぐ後ろの27位にエディーシールが転倒か何かで6周しかしておらず、世界のエディーを抑えた!?とネタになるのは間違いないでしょう。
1位のドイツのライダー バーンドヒマー選手 KTMでベストタイム1:44.072。
2位はアプリリア ヴァンデンボッシュ
3位はイギリス人ライダー ウィンスタンレー KTM

雨のコンディションと思われる中で20分のレースをトップの1周遅れでレースをフィニッシュ出来たのは、僕から見てすばらしい結果だと思います。(すいません偉そうな発言で)
初めての外国で初めてのコース、そしてウエットコンディション。メンタルが強い証拠なんでしょうね。

2ヒート目、たぶん同じポジションからのスタートのはずなので30番手スタートかな。
スタート直後は2分20秒台とダートで何かあったのか?2周目からは2分を切って1分59秒、3周目には1分57秒台へ
3周目で28番手に落ちる物のその後も巻き返し維持して26位でゴール。最終的にベストは10周目に出した1:56.092
これも1周遅れでゴールだが、それよりも2ヒートともきちっと完走して結果を残したのが凄いですね。

すぐ後ろ27位は、アプリリアに乗るイケメンライダー イヴァンラザリーニがなんと10周目でリタイヤ。これもネタになるのは間違いないのかな。

1位はヴァンデンボッシュ ベスト1:42.513
2位はヒマー
3位はウィンスタンレー

トミー選手 お疲れさまでした。

オフロード行く予定だったのに・・・トレーニング編

2008-05-25 | オフロード
今日は富士ヶ嶺にアルタイヤ主催のオフロードに行く予定だったのに、
昨日中に仕事が終わらなく、日曜ですが、パソコンに向かって仕事中。

今日運動出来なかった分、夜はロード自転車にダイナモ付けてトレーニング。
フランスのモトクロス、モタード、ロード系で当たり前になっている、ロード自転車のトレーニングは
レース直前までライダーは漕いでいますね。

僕はここのところプールばかりだったので、上半身ばかり鍛えられてしまって・・・(連続で1.5kmがやっと泳げる様になった。)オフロードはやっぱり足が重要ですよ。あし!
自転車のトレーニングがやっぱりいいな。

来週末は広島。ライディングの技術は今はどうにも成らないので、体力だけでも先に付けておかないと・・・

がんばりまーす。



少しずつ回復する体調、いい感じ+モタード練習編

2008-05-22 | スーパーモタード
今日木曜日の埼玉県桶川スポーツランドはいい天気でした。
と言うか、暑すぎと思うぐらい。
手元の温度計では31度になっていて夏を先に味わった感じ。
まだ湿気も少ないから日陰は涼しいし、風もまだ涼しかった。

今日の練習、1本目いきなりボルト踏んでパンク!
2本目からなくなく新品履いて走行。
3本目も4本目も20分走りきり、フロントタイヤを見るとでろでろに溶けている。
やっぱり暑かった・・・2リッター以上ポカリスエットも飲んで、帰りにはアイスを食べて本当に夏って感じ。
暑いって言っても、本当の真夏は35度超えるもんね。

今日もまあまあの安定したタイムでしたし、転倒する感じも無かったし、良かった1日でした。
風邪と時差ぼけで崩した体調と体力が少しずつ回復しているのを確認出来ました。
ただ、まだ十何分でスタミナ切れをおこすので、買ったロード自転車でのトレーニング始める予定。

で、今年もイタリア製ガエルネのモタードブーツ使っているのですが、サイファーJという日本人に合わせて作ったモタードブーツは、ロードブーツよりは重いですが、オフロードフーツよりも軽く動きやすいです。
自分の定番のブーツかな。3年前ぐらいから使っています.

ネットフリーマガジンのプラスマイレッジ発行されていますね。是非ご覧ください。外国にお住まいの方でも読める雑誌ですね。
プラスマイレッジ

ヤマハ本社へ インド準備

2008-05-20 | スーパーモタード
静岡のヤマハ本社にあるコミュニケーションセンターに行ってきました.

6月中旬に行われるインド(チェンナイ)でのヤマハイベント(新車発表会)でジョーズ増田さんとわたくし佐野新世でスーパーモタードのデモランを行います。ロードマシンも乗るのですが、普通には乗れるはず!?

気温が40~50度あるんです。だからモタードのタイヤもハードの前後。
雨もスコール的に降るだろうし、レインタイヤも持って行きます.気温が40度以上で雨が降った場合のレインタイヤの性能はどうなるのだろうか?

ちなみに僕は寒いのには強いのですが暑いのは苦手です。人よりも汗がたくさん出る体質な用で、脱水にならない様にといった感じ。
欧米は好きで行った事はあるのですが、日本以外のアジアには行く機会も無く、苦手意識が強いです。なので今回インドでお試し。食わず嫌いは基本的に嫌なので、行ってみて好きか嫌いかで今後の自分がまた変わるのでしょう。
水でお腹壊さなければいいのですが・・・


コミニュケーションセンターには歴代のヤマハの市販マシン、レーシングマシンなどたくさん置いてあります。
その中でもYZR500でしたっけ、名前を忘れてしまいましたが、2ストの500のマシンが小さかった。
ヘッドホンをして、音を聞きながら目の前にある画面を見ながらマシンを操作することが出来ます.
シフトチェンジもクラッチもスロットルも操作出来るので、エンジンの特性など体験することが出来ます。
クラッチミートが難しかった。

そういえば、インド行くのに注射しないといけないんだっけ?

今日のモタード練習は・・・+リアットブレイス

2008-05-16 | スーパーモタード
写真!
最近モトクロスでは常識に成りつつある、リアットブレイス。
スーパーモタード業界のフランス選手権や世界戦でも装着率が高いですね。
自分の安全や危機管理(自己責任)が欧米に比べあまい日本ではまだモトクロスでしかリアットブレイスは普及していないようですね。
まだ日本は始まったばかりのリアットブレイスを、モトクロスでは使った事はあるのですが、今回モタードで使ってみました。

仕事上、安全第一で行きたいのもあるので、前のめりに転けて首は折りたくないという考えの人にはおすすめでしょう。
もちろんしていたからといって絶対折れない訳ではなく、例えばヘルメットをしているから絶対を頭を防げる訳ではないのと一緒なのでご注意を。
ただ、気分的にも安心出来るし万が一の転倒にも多少なりとも対策になると思っています.
首に巻くスポンジ(ウレタン?)のワッカがありますが、あれは鎖骨を折りにくくなる物で、リアットブレイスとは違いますね.

使い心地は、桶川でモタード走行をしている限りでは気になりませんでした。首の動きも十分でしょう。
オフロード(モトクロス)で使った時はスタンディングで降る加速の時前のめりになるので、その時は少し首の動きの制限がありました。
日本のロードでも安全の為に普及させたいらしいですね。

リアットブレイスのホームページ

帰国後の最初のモタード練習は桶川スポーツランドで走った訳ですが、4月26日以降の3週間、時差ぼけで死んでいたのプラス何かと忙しく、プール飲みのトレーニングになってしまって・・・。体重も体力も落ちています.

1本目、いきなりマシントラブル。走行出来ず。
2本目、トラブル修正し走行。リヤがやたらに滑るし、ただまあまあのタイム。
3本目、中古タイヤも無くなったので、前後新品のタイヤで走ったら、ベストの0.5秒落ちだったので
体の状態を考えれば十分かと。プラス後ろからヤマハ集団に追われ、かなり緊張してペースが乱れました。
4本目、無理をしない程度に30分の走行を10分、10分と分け集中練習。25度を超える暑さでエンジンも熱ダレ。
結果的に今の状態を考えれば上出来。

いい天気で、ミシュランタイヤのコンパウンドのチョイスが良かったらしくササクレみたいな減り方はしなかった。
久々の運動で、体が筋肉痛で動きが鈍いです・・・

最近の世の中の流れ・・・+自分の流れ

2008-05-15 | ノーマル日記
30歳をやっと超えた僕が、最近考える世の中の流れ・・・
自分が明らかに非では無い時で、自然に起きた悪い事が続く様な時は、それに逆らわない方がいいと思っている。

あんまり昔の事は知らないんだけど、最近になってから世界的に異常気象、異常現象が続く様になっている気がする。
お告げとか、運命とか、定め、たたり、厄年とかあんまり僕はピンとはこないのだけど・・・
僕ら人間の動向に、地球が怒っている!地球からの警告だというのは、信じている。
どこかで異常に気温が上昇すれば、どこかで異常に気温が下がって大寒波とかある。
地球が何かバランスをとろうとしているのか?
世の中はバランスが重要。どっちかに傾いていてもいけないと思っている。
それから自然の流れって人間ではどうにも出来ないと思うので、流動的に一緒に動いた方がいいのかなと。

「世も末だ」なんて今に始まった事ではなくて、大昔の人たちも言っていたようですが・・・そうなんだぁ

そう、たまに明らかにその人自身が悪いのに転倒したりして「今年厄年だからなぁー」なんていうのは問題外な訳で、厄年のせいではないですね(笑

自分の考えている方向(やりたい方向)とは別の方向へ引っ張り込む様な偶然が重なった時も
その方向に行くのがいいのかなと思って行動に移してみる事も増えてきた。
もちろん悪い方向の偶然が重なれば、いつもよりもよく考えて行動する。

30年の間にもいい事も続く時もあれば悪い事も続く時はあった。
やっと30年以上経ちましたが、年上の方々に聞くと40、50なんてあっという間だというもんだから
余計なおさら先の事を考えたくなってしまう。

さてこの先どんな流れに乗ろうかな・・・