今日は久し振りにバレエを見ることが出来ました。
それもニーナ・アナニアシヴィリのオデット、オディールの白鳥の湖。
Kバレエカンパニーの大阪公演でフェスティバルホールのマチネにて今日だけニーナの公演でした。
ボリショイ劇場に通っていた当時には既にニーナはボリショイを去っていた事もあり生のニーナのバレエを見るのは今日が初めてでしたが公演の後に調べたらなんど今年3月で50歳だったとは。
これが最後のニーナの白鳥の湖と言われながら今回の公演に来てくれたお蔭で見ることが出来ましたが年齢を感じさせない素晴らしいバレエでした。
熊川さんと1月のローザンヌの国際コンクールの審査員で再会して今回の出演となったとのこと。
オデットの可憐さ、悲哀、オディールの妖艶さから32回転フェッテまで技術があるのは勿論ですが今もスターの輝きは少しも失われておらず満席の客席を魅了しました。ジークフリートの宮尾さんもニーナに負けじと熱演。ロットバルトの遅沢さんも初めて見ましたがジャンプも高く演技力もありました。
そして初めて見た熊川版の白鳥の湖は斬新な演出でした。
プロローグからオディールがロットバルトに白鳥に変えられるシーンがあったり花嫁候補は各国の踊りを踊らずにみんな同じ花嫁衣裳で踊ったり最後はHappy Endだったり。
白鳥達もニーナ以外はチュチュでなく妖精のような白の長めの衣装だったり。
イギリスのバレエの影響もあるようですがきらびやかなボリショイの白鳥の湖とは舞台装置と言い衣装と言い大違いでしたがこれはこれで楽しめました。
、
。
メッセージありがとうございます。
久し振りのバレエ観劇でした。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。