少し前になりますが、5月のことです。
ルリカミキリを見つけたいと、ベニカナメモチがあるところを探して歩いた。
ベニカナメモチは生垣によく使われ、若葉が見事に赤いあの目立つ木です。
ここにいると聞いて少し遠い公園に、Mさんと探しに行ったが、空振りになってしまった。
ところが、身近な南大沢の公園で、Mさんはあっさりと見つけてしまった。
こんな10mmくらいの特徴的なカミキリです。
葉の裏にとまっていることが多い。
これは食事中なのだろうか。
葉の裏の葉脈をかじるので、こんな食痕を見つけるとこのあたりにいるとわかる。
カミキリムシは複眼に隣接して触角があり、中には複眼を大きく浸食して変形した眼となっているものもいる。
このルリカミキリは触角により複眼が完全に分断され、複眼が4つあるように見える。
どうなっているのだ。果たしてどう見えるのか聞いてみたい気がする。
昆虫の世界は、人間の常識外が多いとつくづく思う。
もっとも、探し出すのはみんなMさんですが。
これからもよろしく。