あれから、10 日後！

葉が、色づきはじめ、秋の深まりを、感じます。あれから、10日後です。チョキチョキおじさんは、お陰さまで、順調に、回復してます。今は、リバビリで、自転車こぎ20分のメニューも、こなすことができるようになり、まずまず・・このところの口ぐせ・・もう、やんなったぞいや～！食事の時間がくると、吐気がしそう・・かなりの、ホスピタルシンドロームだな。こりゃあ・・(笑) 一度は、心臓も、止める大手術をしたのに、少し、良くなると、これだもんな～。しかし、あの、自由人のチョキチョキおじさん、真面目に、医師の言われるまま、枠に入って守っている。だからさ～、疲れちゃうんだよ。自分で、きっちり枠にはめようとするから、息がつまるんだよ。すこし、ゆるめんか？ マニュアル通りの、医師の言うことなんか、聞けん！と、私の病気の時、言ってたがいね・・ふっふ(笑)、自分の事となると、違うなぁ～。俺、真面目やもんの。ふっふ。どうなんだか？ 羽目を外さん程度に、緩めるのが、必要かもよ。
対する、チョキ嫁！鶴来病院の、医療を行う、病院というより、もはや、老人ホームと、化した、体質に嫌気がさして、昨日、脱走！一人、自宅外泊をした。何せ、患者の平均年齢、約90歳！田舎の病院特有の、高齢患者の、病院の実態を、知り、唖然・・・紙おむつに、各自ポータブル便器、特有の臭いの中で、過ごす毎日！ 午後８時になると、一斉に、おむつを、はかせにまわる、看護師！入れ歯は、洗った？ 下着は、タオルは？に、耳が遠くチンプンカンな返事、あるいは、無音・・夜中に、突然の奇声！看護師の看護ではなく、介護に、ほんとに、頭が下がりますが・・。チョキ嫁、精神的に参った・・！(*_*)その点、大学病院は、いいなぁ！臭いもないし、環境も整備されてて、精神状態は、保てる。こりゃ、私、少しでも、自分を取り戻さんなん。自宅に帰り、ぐっすり寝て、音楽を聞いて、ピアノを弾いて・・な訳で、とめるチョキチョキおじさんを、振り切り、自宅で、一人で過ごしてみた。不安いっぱい・・案の上、必要以上に、足を使ったので、大
出血！何とか、自分で対処できたが・・！だが、気分だけは、リフレッシュ！ でも、又、さっき、老人ホーム(笑)に、戻りました。(;_;)それにしても、高齢化した日本は、何の対策も、されないまま、こういう状態が、野放しだという事！ 自分にも、遠からず、すぐ、そこにきている、老いる。ということ！ 入院されている老人は、悲惨です。 殆んどが、家族から、見捨てられ、見舞いにも、面会にも、おとずれない。入れたら、知らんぷりの状態！そんな人達が、望むことは、家に帰りたい！この思いだけ・・。かっては、子供を、息子や、娘を、一生懸命、育て、成長させたのに、行く末は、これか！と、愕然としています。チョキチョキおじさんに、この状態を伝えた。九死に一生を得て、一命を、取り留めた人にいう言葉ではないかもしれないけど、「お父さん、必要以上に、長生きしたら駄目だね。実態が、あまりにも、惨めすぎるよ。私達の行く末も、こうなるんだろうから・・」と！皆さんも、今の老人問題、考えられた事があり
ますか？ チョキ嫁、実際に、体験してみて、つくづく感じました。『長生きは、するもんじゃない。幸せな、老後の生活なんか、ないんだ。まだ、惜しまれるうちが、花なんだ』って・・！でも、今は、チョキチョキおじさんが、回復し、退院して、愛犬モーリスと、３人の生活を、もう暫く、楽しみたいな！と、望むばかりです。