ご近所の用務員さん？

お父さん、さっき、近所のＫさんが、何かを、してほしいらしくて、「旦那さん、おらんけ～？」と、説明書みたいな本を持って、来てたよ。ふぅ～ん。じゃ、Ｋさんの家に、行ってみるよ。何だって～？ 耕運機が、かからんかったからやって～！前は、草刈機のエンジンのかけ方を、聞きにきたよね。Ｍさんも、車のサイドブレーキが、戻らんし、みてほしいと頼みに来たし、そう言えば、裏で畑をしている、おばあさんも、物置の扉が、開かなくなったから、直してくれんけ？と、頼みに来ていたね。その後、義理堅く、お礼を持って来られたけど、私、何のことやら、さっぱり、わからんかった～。お父さんが、ご近所で、頼まれて、あれこれしてあげてるなんて、知らんかったもん。ご近所の、用務員さんみたいに、お役立ちおじさんになってるんだね。ふふふ～ん(笑)。人は、変われば変わるもんだわ。私の思っていたタイプとは、真逆になっちゃった。若い頃は、無口で、声も小さく、あまり、笑わず、クールな、暗い感じで、人に対しては、無干渉、無関心な個人
主義だった。私、そういう所に、惹かれたのになぁ・・？ その頃、私は、どちらかというと、人に親切で、おせっかいなほどだったし、なんで、この人、こんなに暗くて、笑わないんだろ？と、変わった人や～と、気になったんや。私が、何とかしてあげんなん、と、思ったのが、はまりやったわ。お父さん、年をとって、円くなったのか？性格も、明るくなって、よく笑うし、声も、でかい！あんたの影響やわいや。へぇ～！そうかな・・！車椅子のお客さんに、手助けしてあげたり、送って行ってあげたり・・ほんと、親切で、良い人！だよね。でも、私の好みのタイプじゃなくなった・・・これって、良かったんかなぁ～？ (笑)