恩師！

金沢で、店をしている息子から、嫁に電話があり、「一昨日、高校１年の時の、担任のＴ先生と、２、３年の時の、担任のＴ先生が、一緒に、店に来てくれたよ。嬉しいやら、気恥ずかしいやら・・・」との事！ 「そうか、よく来てくださったね。何千、何万人といる教え子の一人の店に、連れだって来てくださるなんて、なんて、心暖かい先生方なんだろう。有り難くて、頭が下がるね。あんた、Ｓ高校に行って、ほんとに、良かったね～」と、話している。数日前にも、当時、教頭先生だった、Ｔ先生が、来店してくださり、２人の先生方に、話していただき、今回の運びとなったようだ。 息子は、野球が好きで、上達したいという目的で、Ｓ中学、Ｓ高校と、６年間、鶴来から鳴和まで、遠い距離を、チャリ通学をしたのである。小学校を、終えたばかりの子には、あまりにも、遠い距離だったので、当時、パークレーンの店があった、高尾台や、大額の店まで、鶴来から、毎朝、毎晩、車で送り迎え、そこから、雨の日も、雪の日も、チャリ通学したのである。親子共々、通
ったような感じだった。多分、中学から通った生徒は、鶴来には、歴代、一人もいなかっただったろう。嫁は、Ｋ大学付属中学校への、入学を望んでいて、ゆくゆくは、教師の道に・・と考えていたようだが・・【自分の人生だから、自分で決める！】と息子に、言われ、ガックリ！息子は、望んだ、Ｓ中学に行ったのである。その当時、Ｓ中学は、１クラスしかなく、諸先生方には、鶴来から、通っている生徒という事で、目にかけ、気にかけていただき、数々の、ご配慮をいただいた思いがある。野球は、残念ながら、メジャーリーガーの松井君のようには、なれなかったが、野球から、学んだ根性や精神力は、なにものにも、かえ難い大切なものがある。Ｓ中学、Ｓ高校に行って良かったなぁと、つくづく思っている。Ｓ中学校、高校の、教育理念は、素晴らしいと思うし、先生方の愛情ある、暖かい教育が、生徒の、その後の生き方に、良い影響を与えていると思います。長い人生、色々な事があります。飲料メーカーに勤めた息子が、まさか串焼き屋さんになるなんて思いもしませんでし
た。開店して、３年！『 石の上にも、３年！』の諺があるように、今後も、コツコツと、人生の研鑽を積み、精進し、いつまでも、Ｓ中学、高校で、培った精神と、暖かい心を、持ち続けてほしいと思います。かって、教育していただいた先生方の、ご恩に、報いるためにも・・・！