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東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

ニューズウィーク日本版の印象一新

2014-08-28 07:01:54 | 国際・政治
該誌はアメリカ左翼系(つまりアメリカの一般的マスコミ)だと思っていたが8月20日の従軍慰安婦朝日新聞誤報報道に関する記事を見て、おやと思った。以下の印象はyahooで読んだ記事を元にしている。

朝日新聞の訂正記事を英訳等の外国語訳にして世界に発信せよと多くの識者が要求している。それは当然であるが、女々しい、倫理観の欠落した卑怯者の言い訳だけではインパクトが弱いということは前回述べた。

前々から感じているのだが、日本の保守系論客の論文は海外向けにはいまいちだな、と思うことが多い。海外にアピールするなら、それなりに強い印象を与えるような工夫、思考法、発想法が必要である。

ローマの思想家キケロの弁論術では、これをinventioneという。このニューズウィークの記事は訴求力の強い文章だ。日本の保守論客もこのくらいの技術を身につけてどんどん海外に発信して欲しい。きわめて効果的である。