東方のあけぼの

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プロレス協会にも劣る相撲協会

2017-11-17 09:46:26 | 大相撲

  プロレスの協会(業界)、格闘技の業界、ボクシングの業界で日馬富士問題に類似する問題は起きていない。起きないようになっている。類似のケースはあったとしても今回の(従来通りの)相撲協会のような無責任な対応はしていない。

  相撲協会を公益法人にした時の首相、文部大臣は誰だったのか。税金を払わない相撲協会で不祥事が連続して税金を払っているほかの格闘技業界で問題がおきない。それには当然の理由がある。政府が通達を出すとか、指導するとか、法律を作るなどでは絶対に解決しない。

  あの濃密でゆがんだ閉鎖社会で真剣勝負はありえない。八百長は自然な流れである。巡業では建前でも真剣勝負はないようだが、本場所でも完全な真剣勝負は矛盾でしかありえない。実態を素直に認めて本場所も花相撲(八百長、申し合わせ相撲)であることを自他ともに素直に認めるべきである。それでも相撲ファンは喜ぶだろう。偽善的な態度が一番よくない。もちろん公益法人などというものは返上すべきだ。

  横綱白鵬がこざかしいことを言って同郷の子分をかばおうとしている。彼には数々の疑惑がある。当ブログでもさんざん取り上げてきた。相撲協会は勝てば客を呼べるとしてそれらの行為に一切目をつぶっている。金儲けが唯一の基準なのである。税金は一切納めない。モリカケ問題よりも悪質である。

 将来的には公益法人の資格を取り消すべきだが、当座は理事の半数以上を一般人にすべきである。むかし日本相撲協会の理事長は陸軍中将であった。外部の人間である。理事長も一般人にすべきであろう。

 


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