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東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

白鵬には全場所出場する体力はない

2017-12-21 10:41:45 | 大相撲

  相撲協会の今回の処分で一番問題なのは白鵬に対する実質的に無意味な1.5か月の給与無支給である。白鵬が初場所出るかどうかわからないが、いずれにせよ、白鵬が勝つためにはもはや年六場所連続出場する体力はない。また、勝つためには張り手、ひじ打ちを多用する以外に方法はない。

 彼は多くの記録を更新しているから生きがいはそれをすこしでも伸ばすことしか考えていない。休場しながら年に三場所か四場所出ていくらか勝てば、それだけで最多記録を伸ばせる。1.5か月の給与無支給など痛くも痒くもない。同様の理由で出場停止も1場所、2場所ではまったく意味がない。白鵬は絶好の休養調整の機会ととらえるだろう。出場停止なら最低でも一年間六場所とすべきである。これならペナルティの意味があるだろう。

 今回横審の議長が白鵬の張り手ひじ打ちに相当厳しいことを言ったのに、相撲協会はそれを取り上げてしかるべき対応をしていない(白鵬に直接禁止するとかの)。また、マスコミもまったく取り上げなくなった。これには共謀関係があるのか。

 


猫だましを採用した相撲協会

2017-12-21 10:10:31 | 大相撲

 相撲協会の白鵬日馬富士リンチ事件(またの名を貴乃岩傷害事件)への対応には三通りあると予想していた。すなわち

1:ガチンコあるいはまっとうな対応(まっとうな批判力のあるファンやマスコミを納得させるもの)

2:張り手あるいはひじ打ち(なりふり構わぬ強硬路線)

3:猫だまし

 

 予想確率はガチンコ対応は1パーセント、張り手あるいは反則ひじ打ち対応は24パーセント、猫だましは75パーセントとみていた。私の予想で馬券を買った人は年末年越し資金を稼いだだろう。相撲協会は猫だましを使ったね。

 相撲取りというのは土俵の外では意外とこずるい。政治的センスもある。もっともこの場合政治というよりか、昔の周旋屋的な才能と言ったほうが良い。こずるい手を使ったがファンやマスコミが騙されてコロリといく可能性が高い。