ひろのギターで息抜き

趣味のギターで息抜きしてジャンジャン鳴らしてます!

最悪の場合死者32万人以上…「南海トラフ巨大地震」とは

2019-05-25 07:04:17 | 日記

最悪の場合死者32万人以上…「南海トラフ巨大地震」とは

2019年5月24日 金曜 午後5:00

 

  • 30年以内に発生する確率は70~80%といわれる"南海トラフ地震"
  • これまで100~150年で繰り返し発生するも前回地震から70年以上が経過
  • M8クラスの地震発生後も残る領域で地震続発の可能性
 

最悪の場合、死者が32万以上に達するとされている。
そんな南海トラフ巨大地震とはどのようなものなのか。

静岡から九州にかけて大陸側のユーラシアプレートにフィリピン海プレートが沈み込む海底の溝状の地形を「南海トラフ」という。
このプレート境界を震源とする大規模な地震が「南海トラフ地震」だ。
南海トラフ地震は、大津波を伴う地震が特徴で、最大クラスの地震が起きた場合、静岡県から宮崎県にかけての一部地域では震度7となる上、関東から九州にかけての太平洋沿岸の広い地域を10メートルを超える大津波が襲うことが想定されている。 

最悪の場合、死者は東日本大震災の約17倍に上る約32万3000人に上ると想定される。

30年以内の発生確率が7~8割

南海トラフ地震は、過去には100年から150年間隔で繰り返し発生しているが、1944年の昭和東南海地震や1946年の昭和南海地震が起きてから70年以上が経過していて、平常時においても今後30年以内に発生する確率は70から80%と、切迫性が高まってきている。

南海トラフ地震のもう一つの特徴が、マグニチュード8クラスの地震が発生したあと、残る領域でも地震が続発していることだ。
1854年安政の東海・南海地震では約32時間後に巨大地震が発生し昭和の東南海・南海地震は約2年後に発生し、大きな被害を出している。

気象庁は、南海トラフ沿いでマグニチュード6.8以上の地震発生やプレート境界で異常な地殻変動が観測された場合、「臨時情報」を発表して次の巨大地震との関連を「評価検討会」で調査することにしている。

「半割れ」判定の場合、警報解除後も避難継続

評価検討会で出される判定結果で、最初の地震がマグニチュード8以上で想定震源域の半分程度を破壊した「半割れケース」に当たるとされた場合、政府の防災ガイドラインは、被害が無かった地域でも、次の地震による津波から避難が間に合わない「事前避難対象地域」の住民について、大津波警報や津波警報などが解除されても自宅に戻らず1週間、避難を継続するなどの警戒対応をとることを呼びかけている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマゾンがファーウェイ製品の直販中止 スマホなど

2019-05-24 22:03:49 | 日記

アマゾンがファーウェイ製品の直販中止 スマホなど

栗林史子

2019年5月24日13時14分

B!

華為の新しいスマートフォン「P30 lite」=華為提供

 中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)への米国の輸出禁止措置を巡り、インターネット通販大手のアマゾンジャパンがスマートフォンなどのファーウェイ製品の直販を停止したことが24日、分かった。

 

 アマゾン上のファーウェイ製品の販売ページでは、「本製品はOS(オペレーションシステム)等についての懸念が発生しています」と説明されている。

 ただ、出荷が停止されているのは、アマゾンが直接仕入れて販売している商品のみで、アマゾンを通じて業者が出品する「マーケットプレイス」では引き続き販売されている。

 アマゾンジャパンは「お客様が安心してお買い物ができるように対応を検討している」とのみコメントしている。(栗林史子)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

副業解禁、主要企業の5割 社員成長や新事業に期待

2019-05-20 07:18:52 | 日記

Bet365 副業解禁、主要企業の5割 社員成長や新事業に期待

 

本社調査 労務管理など課題も

 
2019/5/20 2:00 [有料会員限定]

働き方改革の一環として、企業が副業を解禁する動きが進んでいる。日本経済新聞社が東証1部上場などの大手企業にアンケートを実施したところ、回答を得た約120社のうち約5割の企業が従業員に副業を認めていることが分かった。企業側には外部のノウハウを吸収し、人材育成や新事業の開発につなげたいとの期待が大きい。複数の職場で働く従業員の労務管理などの課題も残る。

厚生労働省は2018年1月、「副業・兼業の促進...


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

[心霊]小林麻央さんの霊魂か?海老蔵さんがブログにアップした写真に写る人影が…

2019-05-19 12:15:47 | 日記

[心霊]小林麻央さんの霊魂か?海老蔵さんがブログにアップした写真に写る人影が…

 2017/06/23  2017/06/24

歌舞伎俳優である市川海老蔵さんの妻で、フリーアナウンサーの小林麻央さんが6月22日夜に逝去されました。

34歳という若さ、つい最近までブログを更新するなど懸命に生きていた麻央さんの死に悲しみが広がっています。

夫である海老蔵さんは、麻央さんが亡くなった後に自身のブログを数回更新しました。

舞台出演を控え、平常心を保とうとする海老蔵さんの役者魂が綴られた内容ですが、その中に、楽屋でメイク中の写真が掲載されています。

その写真に、『麻央さんらしき人影が写りこんでいるのでは?』と話題になっています。

その写真がこちら

海老蔵ブログの写真

[画像:市川海老蔵ブログより]

楽屋の入り口が鏡ごしに写っていて、よーく見るとそこに薄暗い人影が写っています。

問題の部分を拡大してみました。

海老蔵ブログの写真(拡大その1)

拡大その1

さらに拡大

海老蔵ブログの写真(拡大その2)

拡大その2

間違いなく顔が写っています。目の辺りが黒く沈み、薄黒い肌というのが分かります。

すぐ横のドア枠に照明の光が当たっていることを考えると、そこにいる人物にも光があたっているはずですが、そのようには見えません。

白い着物かシャツのようなものを着ているようですが、その色と比べても肌の色に違和感を感じます。

この写真を見たみんなの反応

・マジで心霊写真じゃね?ゾッとしたんだが…

・完全に心霊写真

・まじ心霊きてるやんけ

・さっそく心霊現象かよ・・・

・しかし怖いな

・心霊写真がやばすぎてちょっと頭に入ってこないわ…

・心霊疑惑写真、青白いし顔の位置も妙に高いね

などなど、これは心霊写真だという声が上がっています。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【名古屋プリンスホテル スカイタワー】目の前に広がる鉄道路線のプラレールで遊べる!トレインビュー&プラレールプラン

2019-05-19 07:41:47 | 日記
2019.05.17

【名古屋プリンスホテル スカイタワー】目の前に広がる鉄道路線のプラレールで遊べる!トレインビュー&プラレールプラン

リリース発行企業:株式会社プリンスホテル

情報提供:





客室からの眺望と楽しむプラレール


















デラックスコーナールーム














プレミアムコーナールーム














たくさんのプラレールで遊べます













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貿易紛争で強気!中国的“米なき世界”に日本は・・・?(19/05/15)

2019-05-19 05:31:50 | 日記

貿易紛争で強気!中国的“米なき世界”に日本は・・・?(19/05/15)

報復合戦で、もはやチキンレースの様子を呈している米中貿易戦争ですが、注目されるのは一貫して強気の姿勢を続ける中国です。その背景には中国を中心とした新たな世界を築くという構想があるようで、一部ではすでにアメリカをも凌駕(りょうが)しつつあるようです。

 中国・習近平国家主席:「他の文明を改造したり、とって代わろうとするのは愚かだ」
 15日に開幕した中国主導の国際イベントで習近平国家主席は、貿易戦争の相手のアメリカを牽制(けんせい)しました。アメリカと中国の貿易戦争は第3ラウンドから第4ラウンドへ。
 アメリカ・トランプ大統領:「いくらか報復はあるだろうが、我々が得るものに比べれば大したことはない」
 自信満々だったトランプ大統領。アメリカは日本時間の14日、第4弾となる中国製品への追加関税を発表。対象は3805品目で、ノートパソコンやスマートフォン、衣類など約33兆円相当の製品に及び、最大25%の関税の適用が検討されています。対する中国は13日に砂糖やワインなどアルコール類、電化製品、衣類など、約6兆6000億円分のアメリカ製品に対する追加関税を最大25%まで引き上げると発表していました。世界1位と2位の経済大国の壮絶な打ち合い。
 米中の応酬を受け、アメリカ・ニューヨーク市場は一時、大幅下落。市場が動揺すると…。
 トランプ大統領:「中国と小競り合いをしているだけさ。長年、不公平に扱われてきたから」
 あくまでも少しこじれているだけと強調。少しトーンダウンしたような印象です。一方、中国は。
 中国外務省・耿爽副報道局長:「中国は貿易戦争を望んでいません。しかし、戦うことを恐れていません。最後まで付き合います」
 政府も強気の発言。15日の国際イベントで習主席はさらに…。
 中国・習近平国家主席:「国際交流を強化することによって、アジア運命共同体の構築ないし、全人類運命共同体の構築を目指していくべきです。今の中国は、中国のものだけではなく、アジアの中国、世界の中国でもあります」
 習主席は、中国が経済や文化で世界をつなげる重要なポジションにあることを強調しました。米中激しい駆け引きのなか、日本はどうすべきなのか。先月、アメリカでトランプ大統領と首脳会談を行った安倍総理大臣。
 安倍総理大臣:「令和時代も日米同盟は揺るがない。あしたのゴルフが楽しみですので、ぜひ、あしたは晴れてもらいたい」
 日米同盟の堅固さと一緒にゴルフまでする関係の深さをアピールしました。その一方で、安倍総理は中国が主導する巨大経済圏「一帯一路」について。
 安倍総理大臣:「一帯一路については国際社会共通の考え方を十分に取り入れることで、地域と世界の平和と繁栄に前向きに貢献していくことを期待しています。日本はこうした観点から協力していきたい」
 早くから協力する意向を示していました。つくべきはアメリカか中国か。
 その中国と太いパイプを持っているのが、自民党の二階幹事長です。先月も一帯一路フォーラムに出席するために中国を訪問。習主席と会談し、安倍総理の親書を手渡しました。その際、一帯一路について。
 自民党・二階幹事長:「(中国と)お互いに協力し合って進めていくべき問題であって、アメリカの顔色をうかがって日中問題を考えるということではありません」

(C) CABLE NEWS NETWORK 2019


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋篠宮家の次女・佳子さま 9月中旬に初の海外訪問(19/05/16)

2019-05-19 04:19:47 | 日記

秋篠宮家の次女・佳子さま 9月中旬に初の海外訪問(19/05/16)

秋篠宮家の次女・佳子さま 9月中旬に初の海外訪問(19/05/16)

11,008 回視聴
 
 
 
 
2019/05/16 に公開
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦あわせて209歳 ギネス最長寿夫婦の夫、松本政雄さん(108)が死去

2019-05-19 04:04:16 | 日記

夫婦あわせて209歳 ギネス最長寿夫婦の夫、松本政雄さん(108)が死去

5/19(日) 0:39配信

 

 「存命中の最長寿夫婦」として、ギネス世界記録に認定されていた香川県高松市の松本政雄さん(108)が17日に亡くなったことが分かりました。

 高松市によりますと、亡くなったのは17日午前1時46分で、死因は心不全でした。

 松本政雄さんは、明治43年、1910年7月9日生まれの108歳。101歳の妻のミヤ子さんともに、去年7月「存命中の最長寿夫婦」としてギネス世界記録に認定されていました。

 5月1日には、明治、大正、昭和、平成、そして令和と5つ目の元号を迎え、インタビュー取材にも応じていました。

 

最終更新:5/19(日) 0:56


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「のぞみ」1時間当たり最大12本の運転へ

2019-05-19 00:20:20 | 日記

「のぞみ」1時間当たり最大12本の運転へ

東海道新幹線の東京駅に入線する列車。来春にはさらに本数が増える(ペイレスイメージズ/アフロ)

 JR東海は4月18日、2020(令和2)年春に実施を予定している東海道新幹線のダイヤ改正について、大まかなあらましを発表した。柱は2本だ。一つは、東京駅と新大阪駅との間を最も早く結ぶ列車である「のぞみ」の1時間当たりの本数を、東京駅を出発する列車を基準として現在の最大10本から最大12本へと増やすというものである。そして、もう一つは「のぞみ」のスピードアップだ。東京~新大阪間の所要時間は最速2時間23分から2時間37分までと比較的幅の広いなか、すべて2時間30分以内に縮められる。

 いま挙げた2本の柱のうち、今回は「のぞみ」の増発はどのように行われるのかについて、2020年3月中と目されているダイヤ改正での新しい時刻を予想しながら解説していきたい。なお、今回は新幹線についての専門的な説明が含まれているため、全体像を短時間で把握できる「要約編」、そして少々専門的ながらもできる限り説明した「詳細版」とで構成した。

■要約編

 現在、東京駅発の「のぞみ」が1時間当たり10本運転されているのは18時台と19時台とである。両時間帯とも「のぞみ」のほか、主要駅に停車する「ひかり」や各駅停車の「こだま」、さらには東京都品川区にある大井車両基地へと向かう回送列車も設定されており、合わせて1時間当たり最大で17本の列車が出発していく(表1)。平均すると運転間隔は3分32秒だ。

表1表1

 来春に「のぞみ」をあと2本増やすとなると、東京駅では1時間当たり最大で19本の列車が平均して3分09秒おきに出発することとなる。増発に当たって2通りの方策を予想した。一つは列車の運転間隔を縮めて対処するというもの。もう一つは、現在の運転間隔を維持したうえで車両のやり繰りを調整し、18時台、19時台ともに2本ずつ運転されている回送列車を削減して対処するというものだ。

 運転間隔の短縮は理想的だが、信号保安装置のATC(自動列車制御装置)の改修など、設備投資は大がかりとなる。加えて、JR西日本の山陽新幹線はもちろん、新大阪駅に乗り入れている関係でJR九州の九州新幹線にも影響を及ぼす。それでも、将来を見据えれば価値はある。

 いっぽう、運転間隔を維持したうえでの増発は設備投資を少なく抑えられるし、山陽新幹線や九州新幹線への影響もあまりない。ただし、今後さらに「のぞみ」を増発することは難しくなる。

 JR東海から発表されている資料を見る限り、現時点ではいま挙げた2つの方策のどちらを採用するのかはまだ何とも言えない。筆者としては山陽、九州の両新幹線への影響を考慮し、現状の運転間隔のまま、回送列車の運転を取りやめて「のぞみ」の増発に充てるのではないかと考える。

■詳細編(「要約編」との重複あり)

東京駅を出発する東海道新幹線の列車の現状

 東京駅を出発する「のぞみ」が現状で1時間当たり10本運転されている時間帯は「要約編」でも述べたとおり、土曜日を除く平日(以下平日)の18時台、そして19時台である。両時間帯で平日に毎日運転されている「のぞみ」の本数は18時台が6本、19時台が5本であり、臨時運転の「のぞみ」が18時台には4本、19時台には5本がそれぞれ加わる。東海道新幹線の輸送需要は極めて大きく、いま挙げた臨時列車は週の後半となる木曜日や金曜日にはほぼすべて運転されている。

 加えて、18時台、19時台とも「ひかり」は1時間当たり2本、「こだま」は同じく3本の合わせて5本ずつが平日に毎日出発していく。さらに、大井車両基地へと向かう回送列車(時刻は筆者の実見による推測)は18時台がどちらも臨時列車で2本、19時台が毎日1本、臨時1本がそれぞれ運転されている(表1)。

 以上を合わせると、東京駅を出発する東海道新幹線の列車の1時間当たりの最大の本数は、18時台、19時台とも17本だ。実は表1をよく見ると、出発時刻は10分ごとに区切ることができ、0分、3分、6分または7分に列車が設定されていることに気づく。列車の運転間隔は理論上は3分20秒間隔となっていて、1時間当たり最大で18本の列車を出発させることが可能だ。

列車の運転間隔を縮めて「のぞみ」を増発するには

 増発された2本の「のぞみ」を加えて1時間当たり最大で19本の列車を運転するには、出発時刻を手直ししなくてはならない。その範囲が小さいと思われる方策は、10分間に3本の列車を設定するというサイクルを1時間のうち50分間は維持し、残りの10分間に4本の列車を運転するというものだ。10分間当たり4本の列車を走らせるというのであるから、列車の運転間隔は2分30秒とすればよい。

 列車をこの間隔で東京駅を出発させるには、駅構内に設けられたシーサースクロッシングといって、到着用の上り線と出発用の下り線の2本の線路との間を互いに行き来できるように4基の分岐器(ぶんぎき)、一般に言うポイントと1基のクロッシングとで構成された交差個所を通り抜ける時間が鍵を握る。列車が一方向だけに運転されている途中駅の場合は運転間隔と等しい2分30秒以内で通過できればよい。しかしながら、東京駅のように線路が行き止まりとなっていてこの交差個所を出発する列車だけでなく到着する列車も共有するとなると、話は変わる。

 仮に運転間隔と同じ2分30秒であった場合、交差場所を通過可能な列車の本数は1時間当たり最大で60分÷2分30秒から24本だ。この数値を出発する列車だけでなく到着する列車と分け合わなければならないから、実際には24本の半数である12本の列車しか1時間に出発できない。出発する列車の本数を20本、到着する列車の本数を4本という具合に考えることもできるが、東京駅ではすべての列車が折り返すので、これでは出発する列車に使用する車両が足りなくなってしまう。以上から、運転間隔を2分30秒としたいのであれば、交差個所を通り抜ける時間はその半分の1分15秒以内でなくてはならない。現実にはポイントや信号が切り替わる時間などとして10秒ほど必要だ。したがって、列車の通過時間は1分05秒以内に抑えておきたい。

東京駅に到着の列車に影響され、2分30秒間隔へと縮めることは困難

 筆者の計測では列車が東京駅を出発して交差個所を通り抜けるまでの距離は250mであった。この距離に交差個所の終端から列車自体の長さである405mを加えた655mを走れば、この交差個所から列車全体が通り抜けられたこととなる。ただし、一つ条件があり、交差個所そのものは時速70km以内で通過するとして計算しなくてはならない。ポイントの分岐側を走行する際の制限速度がこの速度であるからだ。

 2020年春以降、東海道新幹線で営業に用いられる車両はすべてN700Aタイプに統一されるという。この車両は停止状態から時速110kmまでほぼ0.69m毎秒毎秒の加速度、つまり1秒当たり時速2.5kmずつ速度を増していく。等加速度運動を行うと仮定すると、東京駅を出発したN700Aタイプの車両は出発から28秒後に時速70kmに達し、この時点で交差個所から22m過ぎた272mの地点を走行している。列車全体が交差個所を通り抜けるためには残る383mを時速70kmで走り続ける必要があり、要する時間は20秒だ。したがって、交差個所を48秒で通り抜けられ、この数値に10秒を加えても58秒で、1分15秒にはまだ余裕がある。

 次にN700Aが東京駅に到着する際の時間も求めてみよう。N700Aの先頭車両が停車する場所は交差個所から250m先の地点からさらに405m走ったところだ。時速70kmで交差個所を通過したN700Aは速度を落としながら走行し、停止場所の200mほど手前で時速30kmとなる。減速度が一定の等加速度運動を行うとするとここまでに要する時間は32秒だ。そして残り200mのうち125mは時速30kmで走り続けるので15秒を要し、最後の75mで再び速度を落として所定の位置に停車するまでの時間は18秒となる。以上を加えるとちょうど1分05秒だ。

 出発はともかくとして、到着に要する時間を考えると2分30秒間隔で列車を運転することは難しい。雨の日には車輪が滑りやすいので、N700Aの減速度が多少は落ちるという点を考慮しなければならないし、ポイントや信号が切り替わる時間にももう少し余裕がほしいからだ。大まかに言って1分05秒にあと15秒加えた1分20秒程度あれば実現できそうで、となると列車の運転間隔は2分40秒が最短となる。

10分1サイクルから12分1サイクルへの変更は影響が多岐に及ぶ

 東京駅で列車を2分30秒間隔で運転できないとなると、10分間に運転する列車の本数を基準とした現行のパターンを見直さなくてはならない。たとえば12分間に運転する列車の本数を基準としたパターンに改め、12分間に4本の列車、つまり3分間隔で出発させるとしよう。1時間当たりの列車の本数は20本に増やすことができ、「のぞみ」の増発にも余裕をもって対処可能だ。

 とはいえ、「のぞみ」を中心とした東海道新幹線の列車の多くはJR西日本の山陽新幹線に乗り入れ、そしてJR九州の九州新幹線を行く列車の多くは東海道新幹線の新大阪駅までやはり乗り入れている。現行の10分1サイクルを12分1サイクルに改めると、山陽・九州の両新幹線にも影響が出てしまう。最も輸送需要の大きな東海道新幹線に合わせればよいという考え方もあるが、果たしてJR西日本やJR九州は対処できるのであろうか。

現在の運転間隔を維持したうえで「のぞみ」を増発するには

 列車の運転間隔を縮めたり、列車の運転サイクルを変えるのは大がかりな作業となる。そこで、現行の10分1サイクルの運転パターンを踏襲して増発となる「のぞみ」(以下「増発のぞみ」)の運転方法を予想してみた。

 両時間帯とも「増発のぞみ」をあと1本運転することは容易だ。先に述べたとおり、東京駅では10分間に3本の列車、つまり最大で18本を運転できるようになっているからである。

 もう1本の「増発のぞみ」を運転するには、大井車両基地行きの回送列車を営業列車に変えればよい。東京駅を出発する回送列車は、営業を終えた車両を車両基地に取り込んで整備や検査、修繕を行う目的のほか、出発する列車よりも到着する列車のほうが多いときにも運転される。現在、18時台や19時台に設定されている回送列車は前者の理由によると考えられるが、東海道新幹線が最も忙しい時間帯であるので、車両基地へは他の時間帯に取り込むことが現実的な解決策であろう。

 という次第で、現行の10分1サイクルを踏襲しながら「のぞみ」を2本増発した場合の出発時刻を予想してみたい。結果は表2のとおりで、18時台は07分発と43分発とに、19時台は07分発と43分発とにそれぞれ「のぞみ」を増発すると考えた。

表2表2

・18時台

 現状で07分発、43分発と2本運転されている大井車両基地行きの回送列車を、「増発のぞみ」へと変更するのではないだろうか。車両のやり繰りとともに、東京駅に6本敷かれた列車の到着・出発用の線路のやり繰りもうまくいくからだ。

 現状では18時07分発の回送列車17時50分着の「のぞみ378号」から17分間の折り返し時間で出発している。新大阪駅方面から到着した列車が車内の清掃を実施し、引き続き新大阪駅方面への列車として出発するまでの時間は少なくとも16分あればよいから問題はない。

 いっぽう、18時43分発の「増発のぞみ」の場合、現状では18時30分に15番線に到着する「のぞみ384号または174号」からの折り返しとなる。これでは清掃に充てる時間が不足してしまう。

 現行の列車ダイヤを手直ししてみた。現状では18時20分に「のぞみ382号」が19番線に到着し、「のぞみ407号」として営業を行うための清掃が行われた後、27分後の18時47分に出発している。この「のぞみ382号」の折り返し時間を23分間に改めて18時43分発の「増発のぞみ」とし、18時30分着の「のぞみ384号または174号」を折り返し18時47分発の「のぞみ407号」へと変えてみた。

同じ線路を同時に2本の列車が通ることはできない……

 折り返しとなる列車の組み合わせを変えることにより、東京駅の15番線では18時47分に「のぞみ407号」が出発するいっぽうで、同じ時刻に「こだま666号」が到着する事態が生じてしまう。言うまでもなく、同じ線路に2本の列車が存在することはできない。

 山陽新幹線の博多駅では、駅構内の一部で同じ線路を使用するために同時に列車が存在できない12番線と13番線とに、なぜか2本の「のぞみ」が同時刻に到着と出発とを行うように設定されている。たとえば、11時10分には12番線に東京駅からの「のぞみ3号」が到着するいっぽう、13番線からは「のぞみ24号」が同じ時刻に東京駅を目指して出発していくことになっているのだ。このような強引なダイヤでは時刻どおりに運転することは不可能だ。筆者の実見では、11時10分に「のぞみ3号」が到着した後、「のぞみ24号」は2分遅れの11時12分に出発していった。

博多駅の13番線と12番線とに同時刻の11時10分に到着・出発する「のぞみ」。実際には13番線に「のぞみ3号」(写真右)が到着したのを待って12番線の「のぞみ24号」(写真奥)が出発していった博多駅の13番線と12番線とに同時刻の11時10分に到着・出発する「のぞみ」。実際には13番線に「のぞみ3号」(写真右)が到着したのを待って12番線の「のぞみ24号」(写真奥)が出発していった

 時刻どおりの運転を半ばあきらめられば、東京駅でも同じ線路に2本の列車を入線させるというダイヤを設定できる。しかし、博多駅と東京駅とでは列車の本数が違う。「無理が通れば道理引っ込む」とのことわざどおり、その後の列車がどんどん遅れていき、東海道新幹線は連日大混乱に陥るに違いない。ところで、2分遅れで出発した「のぞみ24号」には列車ダイヤ上の余裕があり、最初の停車駅となる小倉駅には定刻の11時26分に到着しているケースが大多数であるという点を付け加えておこう。

 話を元に戻し、現実的な解決策としては「こだま666号」を19番線の到着に変えればよい。現状では19番線には18時47分発の「のぞみ407号」が出発を待っているので入線できないが、私案では18時43分発の「増発のぞみ」へと変更となって空いているからだ。

 もちろん「こだま666号」が到着する番線だけを変えれば事が済むというものではない。以降、15番線を到着・出発する列車は19番線に、19番線を到着・出発する列車は15番線にという具合に振り替える必要が生じる。

・19時台

 新大阪駅方面から東京駅に到着した列車を折り返す方法では19時07分発の「増発のぞみ」を運転できない。どの車両も忙しく他の列車へと折り返していて、「増発のぞみ」用の車両が確保できないからだ。そこで、大井車両基地からの回送列車を新たに設定し、「増発のぞみ」に充当させようと考えた。

 この回送列車は19時00分に14番線に到着し、7分後に「増発のぞみ」として出発するのではないだろうか。現状でも回送列車から営業列車への最短の折り返し時間は7分間なので問題はない。

 いっぽう、19時43分発の「増発のぞみ」は現状のままでは19時30分に15番線に到着する「のぞみ392号または178号」の折り返しとなり、18時台と同じく13分間の停車時間では乗降や清掃時間が不足する。そこで、19時20分に14番線に到着する「のぞみ390号」が27分間の停車後に19時47分発の「のぞみ417号」として折り返している点に着目し、折り返しとなる列車の組み合わせを変えてみた。新しい組み合わせは「のぞみ390号」から「増発のぞみ」へ、「のぞみ392号または178号」から「のぞみ417号」へだ。

 18時台とは異なり、折り返しとなる列車の組み合わせを変えても東京駅の到着・出発番線を変える必要はない。いま挙げた列車を除くと、現状で14番線は大井車両基地行きの回送列車が出発した19時17分から19時50分に「のぞみ394号」が到着するまでの間、15番線は「こだま683号」が出発した19時26分から20時13分に「のぞみ42号」が到着するまでの間それぞれ空いていて、同じ線路に2本の列車が存在するという事態は生じないからだ。

 くどい話ながら、18時43分発の「増発のぞみ」のために15番線と19番線とを到着・出発する列車は番線が入れ替えられている。このため、19時30分着の「のぞみ392号または178号」は15番線ではなく19番線に到着し、「のぞみ417号」として折り返すことを念のために記しておこう。

 私案をまとめると18時台は「のぞみ」が12本(うち臨時6本)、「ひかり」2本(同0本)、「こだま」3本(同0本)、回送列車なしの計17本(同6本)が東京駅を出発すると考えられる。いっぽう、19時台の予想は「のぞみ」が12本(同7本)、「ひかり」2本(同0本)、「こだま」3本(同0本)、回送列車1本(同0本)の計18本(同7本)だ。ともあれ、現実のダイヤ改正では列車ダイヤを最初から作成し直すであろうから、折り返しとなる列車の組み合わせは根本的に変えられるであろう。あくまで私案ということでご了承いただきたい。

 

梅原淳鉄道ジャーナリスト

1965(昭和40)年生まれ。大学卒業後、三井銀行(現在の三井住友銀行)に入行し、交友社月刊「鉄道ファン」編集部などを経て2000年に鉄道ジャーナリストとして独立。『JRは生き残れるのか』(洋泉社)、『電車たちの「第二の人生」』(交通新聞社)、『ワクワク!! ローカル鉄道路線』(ゆまに書房)をはじめ多数の著書があり、雑誌やWEB媒体への寄稿のほか、講義・講演やテレビ・ラジオ・新聞等での解説、コメントも行う。

「のぞみ」が毎時最大12本運転へ。東京~新大阪で全列車が2時間30分に

700系は引退へ

1時間あたり12本となります。車両をN700Aに統一し、全列車が東京~新大阪間で2時間30分以内の運転となります。

東海道新幹線「のぞみ」の片道最大運転本

2020年春のダイヤ改正で

東海道新幹線は、現在、東京発着で「のぞみ」を片道最大10本、「ひかり」を2本、「こだま」を3本運転しています。2020年春のダイヤ改正で、「のぞみ」の運転本数を片道最大12本とします。

JR東海によりますと、車両をN700Aに統一し、全列車の最高速度を285km/hにすることにより、ダイヤに余裕ができ、毎時2本の増発を実現するとのことです。

東京~新大阪間の「のぞみ」所要時間は、現行ダイヤでは2時間30分以内が3本、2時間33分~37分が7本ですが、新ダイヤでは12本すべてが2時間30以内となります。

のぞみ毎時12本化画像:JR東海

700系は引退へ

「のぞみ」は1992年に最高速度270km/hで運転を開始しました。2003年には品川駅の開業にあわせて全列車の最高速度を270km/hに統一し、「ひかり」中心から「のぞみ」中心のダイヤに変わっています。

2013年からは、1時間あたり片道最大10本の「のぞみ」を運転する「のぞみ10本ダイヤ」となっています。2020年春には、最大12本となるわけです。

実際に毎時12本の「のぞみ」が運転されるのは混雑時だけですが、最優等列車が平均5分間隔という、首都圏の通勤路線も顔負けのダイヤとなります。

なお、全列車285km/hにともない、東海道新幹線での最高速度が270km/hの700系は、東京~新大阪間から姿を消すとみられます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮で「性売買ビジネス」が活況…金正恩氏「指導」もゆるみ

2019-05-19 00:16:12 | 日記

 

北朝鮮で「性売買ビジネス」が活況…金正恩氏「指導」もゆるみ

金正恩氏(朝鮮中央通信)

金正恩党委員長の号令の下、北朝鮮当局は昨年から「非社会主義現象」の取り締まりキャンペーンを大々的に繰り広げている。これは、当局が考えるところの「社会主義にそぐわない行為」を取り締まるものだが、長期に渡って続いたせいかゆるみが来ているようだ。

取り締まりの対象となっているはずの風俗業が、ここに来て活気づいていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。

両江道(リャンガンド)の情報筋は、最近になって恵山市内にカラオケ、飲み屋、ビリヤード場、宿泊施設などが増えていると伝えた。普通の民家で看板も出さずに営まれるこれらの店。当局の目を逃れて営業しているように見えるが、実は当局の黙認の下に営まれている。おそらくカネが動いているのだろう。

このような店では、女性奉仕員の姿が見られるという

「カラオケや飲み屋では客に求められば若い女性奉仕員を呼んでサービスさせる。彼女らはカネさえ渡せばいかなる行為もいとわないので、これらの店での売春が社会問題になっている」(情報筋)

(参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち

北朝鮮では、このような店ができたり潰されたりを繰り返している。情報筋は、大飢饉「苦難の行軍」のころの1990年代末から2000年代初頭にかけ、地方都市にカラオケ、ビリヤード場、ビデオボックスなどが雨後のたけのこのようにできたが、資本主義の温床になるとして当局の取り締まりに遭い、姿を消していた。

しかし、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)、労働党、内閣系の貿易会社が運営するレストラン、マッサージ、サウナ、飲み屋などは営業を続けてきた。売春が絶えないため、当局は2016年に閉鎖の指示を下したが、未だにヤミで営業を続けている。

例えば、国の機関やトンジュ(金主、新興富裕層)が経営する民間のサウナにある、「夫婦湯」と呼ばれるVIPルームは、ラブホテル代わりに使われ、不倫の温床となっている。

(参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに

「駅前など人が多く集まるところにはビリヤード場、飲み屋、宿泊施設などが集まっており、営業を行っている。保安署(警察署)の機動打撃隊など複数の組織が毎日のように取り締まりを行っているとはいうが、そう言っているだけで実際これらの店は拡散する一方だ」(咸鏡北道<ハムギョンブクト>の情報筋)

駅前を中心に多数存在する「待機宿泊」と呼ばれる民泊でも、売春が行われている。

(参考記事:「夫が軍隊で酷い目に」…北朝鮮「巨大風俗街」で聞かれる悲しい話

脱北者で韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏の著書『平壌資本主義百科全書』には、協力者の平壌市民の体験談として、こんなくだりが登場する。

「仕事を終えた彼は家に帰ろうとポリ車(民間の運送車両)が止まっている駅前広場に突っ立っていた。するとある女性がやってきて「どうせ車は席が全部埋まるまで出発しない、席は取っておくからうちで食事をしていかないか」と服の裾を引っ張られた。こういう場合、大抵は売春だということを噂で聞いていた彼は、興味半分でついていくことにした」

「(食事を注文して待っていたところ)『かわいい女の子がいるんだけど、一緒に食事する気はないか』と聞かれた。そのまま同意したが『その値段が食事代に含まれて10ドル余計に払ってもらうことになるがいいか』と聞かれたので同意した。このように売春は露骨に表に出さず、食事代に含めて料金を取ることもある」

この彼は、ほとんど給料がもらえないという女性を不憫に思い、4万北朝鮮ウォン(約520円)を握らせて、何もせずにそのままその家を出たとのことだ。

(参考記事:美女と「日本製の部屋着」に狂わされた、ある北朝鮮警察官の選択


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする