もりおか暮らし物語 盛岡ブランド日誌

盛岡ブランドは市民一人ひとりの暮らしの活動から生まる物語です。ひとりの盛岡大好き人間の盛岡自慢の情報日誌です。

りんご畑deコンサートⅣ

2006-05-14 18:17:15 | 特産品
 農産物の盛岡ブランドといえば「盛岡りんご」。「盛岡りんご」というのは「フジ」や「ジョナゴールド」「紅玉」のような品種ではない。糖度、食感に優れた多様な品種を揃えている盛岡で育った「美味しいりんご」である。しかし、量を誇る青森りんご、首都圏で最も早く出回る長野のりんご、そして粒ぞろいで高い価格で取引される江刺りんごに比べ、盛岡りんごの知名度は今ひとつである。
 品質の良さと、知名度・価格の低さのアンバランスを解消させるのが、ブランド化だ。消費者に盛岡りんごの良さを伝えることが大切だ。
 盛岡には頑張っているりんご農家が沢山いる。盛岡の黒川地区の松本さんもその一人。5月13日、夜来の雨もあがって、恒例の「りんご畑deコンサート」が開かれた。今年で4回目、満開のりんごの花の下での音楽会だ。今年は、生のピアノを持ち込んでフルートとバイオリンの三重奏・満開(?)のりんごの木の下で生ピアノは、そう経験できるものではない。
ヴァイオリン 河村崇司  フルート 鈴木かなえ  ピアノ 佐々木真弓
 曲目は、クラッシックからゲーム音楽、映画音楽など幅広い。募金箱があって募金は、重症心身障害児施設と地域の小学校に寄付される。音楽のほか、絵本の読み聞かせ、水彩画の展示のほか、りんごワインやジュース、山菜などの地域の方々の臨時マーケットもあり、爽やかな風に暖かい気持ちが触れ合える。人出も沢山。200人は超えていただろう。今年も盛岡の心がこもった美味しいりんごが実るだろう。

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